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[2] EC-CUBE 2.12、プラグインとのインターフェイスが標準化、Joe’sですぐに(無料で)使ってみよう

ネットショップを運営する場合、楽天やアマゾンを利用することもありますが、レンタルサーバーなどのサーバーを用意し、ショッピングカートをインストールして、サイトを構築して運営するという本格的なやり方もあります。後者の場合、サイトの開発に費用がかかり、サイトの運営も面倒ですが、システム利用料(売上の10-20%にもなる)がかからないため、トータルでは費用の軽減になります。

EC-CUBE 2.12は、5月31日にリリースされた

EC-CUBEは、そのようなシステム構築のための国産のオープンソースツールです。他の対抗馬となるショッピングカートが出てきても、依然として根強い人気があります。先月の31日に、EC-CUBEのバージョン2.12がリリースされました。Joe’sが参加した北海道OSCで、EC-CUBEの担当者の方がいらしたので、聞いてみました。2.11がリリースされたときほど、大きなアップデートはありません。

EC-CUBEのブースで説明していた、ロックオンの担当者・金陽信さん

一言で言えば、プラグイン機能を利用するための標準的なインターフェイスが確立したということです。従来は、プラグイン(EC-CUBEの本体にはない機能をもつプログラム)を入れるたびにEC-CUBEのソースプログラムを修正する必要がありました。標準化されたということは、プラグインを開発する業者がそのフォーマットにあわせてプラグインを開発すれば、その都度、EC-CUBEのソースプログラムを修正する必要がないということです。そのため、今後プラグインの開発と利用する側も設定がともに容易になり、EC-CUBEがプラットフォームとして発展する可能性が出てきました(ECオープンプラットフォーム)。つまり、コアとなるEC-CUBE本体の機能を増強しなくても、ニーズのある機能はサードパーティの開発業者がプラグインを開発することで実現できるということです。わかりやすいコンセプトだと思います。

Joe'sのEC-CUBE標準サーバーなら、EC-CUBEとサーバーが無料ですぐに使える

Joe’sでは、EC-CUBE標準サーバー(http://ec-cube.org)というEC-CUBEに特化したサービスを提供しています。EC-CUBEの最新版を提供するということと、入門コースと言って、http://サブドメイン.ec-cube.orgというURLで、EC-CUBEはもちろんのこと、サーバーも無償でお使いになれます。1年後に有償のプラン(月額1,575円で独自SSL証明書設置可)に移られる際には、同じ環境でご利用になれます。このサービスがリリースされてから1年になりますが、大変ご好評をいただいています。EC-CUBE 2.12を使ってみたいという方は、http://ec-cube.orgからお申し込みください。初めての方は、無償の入門プランで、まずお試しいただいてもよいかと思います。

[3] NetCommonsでJoe’s クラウドのサイトがリニューアル

オールクリエイター橋本俊秀氏によるNetCommonsの勉強会(Joe'sビジネスセンター銀座店、2011年11月)

NetCommons (http://www.netcommons.org, NC)というオープンソースをご存じでしょうか。国立情報学研究所で開発され、自治体や学校を中心に普及しているCMS(Content Management System)です。以前に、Joe’sニューズレターでも紹介したことがあります(2011年7月号)。サイト(http://www.netcommons.org)を見るより、オープンソースカンファレンス(2012年3月)で撮影したビデオ(http://www.ustream.tv/recorded/21137940)を見るほうが、理解が早いかも知れません。

 

 

 

仲のよいコモンズネットのコミュニティ。研究会の後の懇親会で(国立情報学研究所、2011年6月)。

 

Joe’sでは、NetCommons標準サーバーLMS標準サーバーJoe’sクラウドコンピューティングの3サイトがNCで構築されています。このうち、Joe’sクラウドコンピューティング のサイトについて、NCを専門にしているオールクリエイター株式会社(http://allcreator.net/, 代表: 橋本俊秀氏)に、リニューアルをお願いしました。昨年12月に最初の打ち合わせをして、1月にプラニング、2月初旬から3月中旬まで1ヶ月半作業をしていただきました。今年の3月12日より、リニューアルされたサイトを公開しています。

 

Joe'sの新サイト(http://www.joes-vps.com)

 

 

一般に、HTMLではなく、CMSの方がサイト運営側で手直しがしやすいという利点があります。これまで、Joe’sウェブホスティングJoe’s SSL市場Joe’sビジネスセンターEC-CUBE標準サーバーなどJoe’sの主要なサイトがWordPress(WP)で構築されてきました。また、当初のJoe’sクラウドのサイトは、社内で作成したもので、正直なところ見栄えのよいものではありませんでした。そこで、フルモデルチェンジではNCではなくWPで構築する案もありました。

 

 

Joe'sの新サイトでは、サービスのメリットがわかりやすく紹介されている

ただ、オールクリエイターの藤原りかさんがNCのデザインの講師をされていることや、橋本俊秀さんにNCのユーザ会であるコモンズネットに入会することを誘っていただいたり(2011年6月から)、銀座でのNCの勉強会(2011年11月)などでお世話になった関係もあって、今回オールクリエイター様にNCで構築をお願いすることになりました。また、仮想化サービスやホスティングについて知識をお持ちでしたので、作業が首尾よく運び、非常に満足のいくサイトが完成しました。

リニューアルされたサイト(http://www.joes-vps.com)は、デザイン的に優れているというだけでなく、サービスのメリットがわかりやすく構成されています。ぜひ一度サイトにお越しください。

[1] 社内研修に、Moodleを使ってみてはいかがでしょうか

Joe'sのブース(鈴木禎子代表と池原治)。Joe'sの既存契約者や無料アカウントを受け取りに来た参加者で賑わっていた。

 

Moodleというオープンソースを聞いたことがあるでしょうか。主に大学で利用されている教育用CMS(Content Management Systemの略)で、学生に教材をあたえたり、課題の採点・成績管理などをするためのものです。Joe’sでも、LMS標準サーバー(http://www.lms.ac)というMoodle専門ホスティングサービスを行なっています。Joe’sニューズレターでも何度か取り上げています。

 

懇親会。地元の美味しい料理がよかった。

 

 

 

 

2月22日-23日に三重県津市にある三重大学で開催されたムードルムート(年に1度行われるMoodleの国内最大研究会)に参加してきました。Joe’sは、日本ムードル協会の賛助会員になっていて、国内のMoodleの活動を支援しています。日本ムードル協会については、ustreamのビデオ http://www.ustream.tv/recorded/21137599 が参考になると思います。

 

Joe's池原治。大学の先生を前にしての講演なので、最初は緊張したという。

 

ムードルムート 2012でも、Moodleの設定や導入について、ブースで参加者から質問を受けたり、講演(Joe’s池原治)を行いました。このムードルムートは、単なる成果発表会というだけではなく、初級ワークショップ(ハンズオンの勉強会)や達人による質問コーナーなどもあって、これからMoodleを始める人も楽しめるイベントになっています。また、オーストラリアのパースからマーチンダグラス(http://www.moodle.org) 氏の講演(衛星中継)が行われました。

 

オーストラリアのパースから、Moodleの創始者マーチン・ダグラス氏の衛星中継。

 

初級ワークショップに出席するだけでも、ムードルムートに参加する意味はある。講演は、日本ムードル協会の原島会長。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のムードルムートを通して、LMS標準サーバー(http://www.lms.ac)を多くの方に知っていただき、多くのお申込みをいただきました(LMSはLearning management systemの略)。Moodleがすぐに使える環境を、初年度無料(入門プラン)で提供するものです。大学やホスティングの共用サーバーだと、他の利用者がいるため、いくらMoodle 2.2がリリースされたからといって、phpやmysqlのバージョンをすぐに上げてもらえないケースが多いと聞きました。LMS標準サーバーでは、Moodle利用者のための専門サービスですので、そのような要望に答えることができます。

 

Joe'sの研修で使っているMoodleのサイト

ところで、Joe’sでも、社内研修でMoodleを使っています。Linux初級というコースを作って、課題を提出してもらっています。勤務が始まる前に全員が集まるのではなく、オンラインで自分のペースで学習をすすめることができます。また、提出した課題について、教師側からコメントがついて返却されます。教師の側からは、学生のMoodleへのアクセス状況も見れ、それも成績をつける際の参考にできます。また、熱心な学生が多いと、教師は提出課題のチェックなどがかなり大変になります。Joe’sでは、4月からは、Moodleで新人研修を始める他、営業代理店の教育用(クラウドなど理解に時間がかかる、営業のツボを教えたい)に活用していく予定です。御社でも、社内研修にMoodleはいかがでしょうか。

Joe’s オープンソース推進プロジェクト

使いたいオープンソースが無料ですぐに使える

レンタルサーバーというサービスは、オープンソース(無償で利用できるソフトウェア)を利用して、これまで発展してきたと言って、過言ではありません。Joe’sウェブホスティングでは、オープンソースのイベントや、EC-CUBEなどのコミュニティの発展に寄与してきました。

現在、

  1. EC-CUBE (http://www.ec-cube.org)
  2. Moodle (http://lms.ac/)
  3. NetCommons (http://netcommons.ac/)

がインストールされたサーバーを、無料で提供しています(初年度のみ)。

EC-CUBE標準サーバー(http://ec-cube.org)

例えば、EC-CUBEであれば、http://サブドメイン名.ec-cube.org のようにサブドメインでご利用いただいています。
そのため、ドメインを取得する必要もありません。多くの方にご利用いただいて、それぞれのオープンソースのコミュニティを盛り上げていきたいと考えています。

この実現のために、Joe’s SSL市場Joe’sビジネスセンターなどの弊社のサイトの剰余金の一部が、推進プロジェクトの予算に充当されています。

Joe's SSL市場(http://www.joes-ssl.com)

Joe's ビジネスセンター(http://www.joes-office.com)

無料のサービスは、標準サーバーの入門プランという名称で、提供させていただいています。
同じ、標準サーバーの標準プランでは、有償で独自ドメインでご利用いただけるようになっています。

[3]Joe’sのサーバーがEC-CUBE No.1に ?!

会場の下北沢オープンソースカフェ。Joe'sビジネスセンター銀座、梅田の会議室の1/4くらいの広さ。ただ、熱気でいっぱいになる。

Facebookと下北沢オープンソースカフェを中心に活動している、EC-CUBE東京ユーザグループの方々から、EC-CUBEの公式ホスティングパートナー各社にプレゼンと質疑応答をしてもらって、投票でNo.1ホスティングパートナーを決めるから、出席して欲しいという依頼をいただきました。EC-CUBE東京ユーザグループは、株式会社クロスキューブの佐々木多生さんを中心として発足された、東京近辺のEC-CUBEコミュニティのグループで、株式会社フルブライトの河野貴伸さん、株式会社スピリット・オブの川口歩(EC-CUBE公式エバンジェリスト)さんもFacebookページの管理人として幹事をされています。

 

 

人気のEC-CUBE標準サーバー(ec-cube.org)

 

 

 

EC-CUBE公式パートナーには、現在8社ありますが、今回は各社の担当者の都合などもあって、Joe’sとニフティクラウド、ウェブアリーナ、ファーストサーバの4社が参加することになりました。

当日のスライドの一部。Joe'sでは、1年間無償でサーバーを提供して、EC-CUBEのコミュニティの拡大に寄与している。プロ野球の球団がが少年野球ファンに無料入場券を配布するイメージに近い。

 

 

 

 

 

2月6日の午後3時から、「2/6 第3回勉強会 – No1ホスティングパートナーはどこだ?!」が始まりました。各社それぞれ、ホスティングのユーザ層の違いが大きいので、どこが一番ということは決めにくいと思われましたが、プレゼンと質疑応答で、今後のサービスの向上に向けて何をすべきかのヒントが得られると思い、入念に準備してのぞみました。当日のスライドは、以下のようになります。

http://www.slideshare.net/taosasaki/eccube-11452815

 

当日の投票結果。Joe'sは、多くのEC-CUBEファンに支持されていることがわかる。

 

 

プレゼンでは、EC-CUBE公式ホスティングパートナーの中で、Joe’sしかもっていない強みとして、特に以下の点を強調しました。

 

・Joe’sでは、技術の問題は、上級の技術者が直接電話に出る(平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00)。他社では、解決しない問題を放置する場合が多く、そういう場合でも、技術者が電話に出ず、契約者は文句が言えないことが多い。
・共用サーバーでも専用SSL証明書を設置できる。しかも、共用サーバーと専用SSL証明書(インストール+IPアドレス代金も含む)の合計で一番安い
・一番使いやすいとされるcPanelをコンパネに使っている。他社では、独自開発のものが多い。また、cPanelつきのVPSを安価(ドメイン数無制限で月額6,000円から)で提供している
EC-CUBE標準サーバーの入門プランは1年間無料(1年間で解約してもよい)。Joe’sファンだけでなく、EC-CUBEファンを増やし、コミュニティに貢献している。

 

他社でも、部分的にJoe’sにない優れた機能や性能をもっているサービスが多数ありました。今回のイベントで、反省すべきところは反省し、学んでいきたいと思いました。

ロックオンの梶原さんは、中立を意識してか、下北沢のバトルにその姿は無かった。写真は、2012年1月21日のEC-CUBEパートナー新年会でのもの。

その後の投票で、予期していなかったのですが、4社の中でJoe’sが最多の票を集めました。
http://tokyo.eccube-usergroup.org/blog/3-ec-cube/
投票いただいた皆様には感謝しています。ただ、ウェブ上の投票ですので、今回は参考程度と受け止めています。また、投票が1番だったということで自社で満足するのではなく、お客さんの方で真に満足していただけるよう、サービスの品質向上に努力を続けていきたいと考えています。

 

Ustreamで観戦された方もいらっしゃると思いますが、今回のバトルは、非常に盛が上り、EC-CUBEのコミュニティの方は楽しい時間を過ごされたと思います。佐々木さん、河野さん、川口さんに感謝したいと思います。

[2]社内のコスト削減は、プライベートクラウドの導入から

表1に、社内業務で利用するサーバーについて、よくある問題とプライベートクラウドによる改善策をあげました。プライベートクラウドとは、物理的なサーバーを自社のみで利用する形態で、セキュリティ的にも安全なクラウドです。

表1: プライベートクラウドによる問題解決
あなた(の会社)のおかれた状況 Joe’sのプライベートクラウドだと Joe’sからのアドバイス
毎月データセンターに28万円を支払っている。ハーフラック12万円, 回線10Mbps 12万円, サーバー10台の減価償却4万円。 月額49,350円に データセンターは解約しよう
毎月レンタルサーバー代30万円を支払っている。以前から専用サーバーを8台(Cerelonばかり)借りていて、どれも古くて処理能力が低い。
月額49,350円に 専用サーバーは、全部解約しよう
社内に古いサーバーがたくさんあって、電気代がかかるだけでなく、スペースが無駄に使われている。しかし、そうは言いながらも、新しいサーバーが必要という部署もある。
仮想サーバーを発行すればよく、サーバーの購入と廃棄、電気代、スペースの問題も解決
古いサーバーは、全部廃棄しよう
部長から「クラウドはセキュリティが危ないからやめろ」と言われた。
契約した物理的なサーバーの中に、他社の仮想サーバーがおかれていないのでセキュリティ的に安全
パブリッククラウドよりは、プライベートクラウド
表2: プライベートクラウドのメリット
物理的なサーバーには、社内の仮想サーバーしかないのでセキュリティ的に安全
定められた資源の中で仮想サーバーを何個でも発行してよい
既存の物理的なサーバーは、仮想サーバーに置き換えればよい
今後、新規にサーバーを購入する必要がない
仮想サーバーの間はLANで結ばれていて、データセンターとしての機能をもつ

2月13日(月)のイベントは、Zusaar募集開始直後に定員に達した。

2月13日(月)に、Joe’sオープンソースJellyの一環で開催された「CloudStackを使って、プライベートクラウドを導入してみよう: 初級者向け」というイベント(講師: Joe’sウェブホスティング 山本政秀)に、約20名の方に出席いただきました。CloudStackは、OpenStackなどと並んで、国内で最も実績のあるオープンソースのクラウド環境提供ソフトウェアです。Joe’sだけでなく、商用のクラウドサービスとしても多く利用されています。

 

 

会場は、質疑応答で全員がわかるような勉強会となった。

 

 

 

 

 

当日の実習では、Joe’sがプライベートクラウドとして提供しているIntel Xeon X5650 (6コア12スレッド, 2.67GHz)の物理サーバーの上で、KVMの仮想サーバー(Joe’s VPSのプラン3Aでメモリを2GBに拡張したもの)を生成して、参加した方に生成した仮想サーバー上でCloudStackをインストールしていただきました。

CloudStackの画面 (Joe'sで提供しているものには、Joe's クラウドのロゴが入る)

CloudStackは、本来は大規模なハードウェアで動作するものですが、ノードが1個しか無く、ストレージも含めて1サーバーでまかなわれるという想定でインストールをしていただきました。インストールの詳細に興味のある方は、Citrix社が提供しているマニュアルを参照して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

IDCF代表の真藤豊氏と弊社代表の鈴木禎子。六本木ヒルズの51階のヒルズクラブで。

ところで、イベントと同じ日の昼に、CloudStackによるクラウドの商用サービスを提供している株式会社IDCフロンティアの真藤豊社長と、六本木ヒルズの51階で、ランチをご一緒させていただきました。真藤氏は、今年の正月に自社の新年会で、ライトスケールのマイケル・クランデル氏とシトリックス・システムズのシェン・リャン氏を招待して講演会を開いています。Joe’sでも創業時から10年近く、IDCフロンティア(契約時はケーブルアンドワイアレス社)のデータセンターを利用しています。IDCフロンティアでは、将来のクラウド時代を予期して、データセンターの事業だけでなく、2008年にクラウドの事業に着手した、ということでした。デジカメ化が進んでもフィルム事業にこだわって倒産した企業もあるくらいだから、その選択は間違っていない、とおっしゃっていました。
CloudStackはオープンソースとしても、商用としても魅力があると思い、Joe’sでも力強く推進しています。今回、東京でイベントに参加できなかった方も多くいらっしゃいました。関西でもやってくれないかという声もいただきました。3月は下記の日程(東京、大阪)で開催する予定です(2月の東京と同一内容)。終わってから、交流も深めたいと思いますので、お時間のある方は懇親会にもご参加下さい。

 

 

 

 

「CloudStackを使って、プライベートクラウドを導入してみよう: 初級者向け」
講師: 山本政秀 (Joe’sウェブホスティング)

3/13(火)18:30-21:30 銀座 21:30-23:00 懇親会
http://www.zusaar.com/event/222001

3/14(水)18:30-21:30 梅田 21:30-23:00 懇親会
http://www.zusaar.com/event/222002

12月号[3] パスワードは、どのようにして盗まれるのか

9月にインドのIT技術者の前で、英語で3時間のサーバー管理のレクチャーをした池原


Joe’sのエンジニアの池原によると、今年の10月頃から、Joe’sだけでなく他社クラウドサービスでも、同じ手口でメールアカウントが不正に利用されているということです。しかし、その多くは単純な注意で防げるものであるということです。以下によくある原因をあげます。

cPanelだと、新しく設定するために入力したパスワードがどれだけ解読しやすいかが、数値で表示される


原因その1.わかりやすいパスワード
「password12345」のようにわかりやすいものにしていると、機械的に解析されます。
原因その2. パスワードの使いまわし
メールのアカウントのパスワードをユーザ権限のパスワードと同じにしていて被害にあうケースをよく見かけます。例えば、不要なメールアカウントは、管理画面から削除した方がよいでしょう。テストのためにtest@domain.comというメールアカウントを作成しそのパスワードとして「test」を設定したまま放置して不正利用されてしまったというケースもあります。また、WordpressやXoopsなど、データベースに接続するソフトウェアをサーバーにインストールしていて、それらに脆弱性があった場合、データベースとは別の設定ファイルが読まれたり、パスワードが類推される危険があります。加えて、同じパスワードを使い回ししていると、どこからパスワードが流出したかの経路がわからなくなります。データベース、FTP、メール、cPanelなどでそれぞれ別のパスワードを設定しましょう。

50のオープンソース、特にCMSがワンタッチでインストールされるFantastico (Joe'sの共用サーバーおよび専用サーバーJoe'sの素で提供)

原因その3.ウイルスに感染したPCからサーバーへの接続
スパイウェアが仕込まれたPCやスマホからサーバーにアクセスして、パスワードを盗まれたというケースはよくあります。パスワードだけならむしろいいほうで、アクセスしたサーバーに不正なプログラムを設置(バックドア)して、別のサーバーを攻撃する場合もあります(トロイの木馬)。濡れ衣を着せられたではすまない事態になります。特に共用サーバーで、サーバーが重いときに調査してみると、ユーザ権限レベルで不正利用されていることがよくあります。その場合、他のユーザの処理に影響をあたえるので、やむをえず該当アカウントを停止させていただくことがあります。皆さんで、セキュリティを守っていき、お互いに気持ちの良いサーバーの環境を作って行きたいと考えています。何卒、ご協力をお願いしたいと思います。

平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00に上級エンジニアが直接電話に出るので安心だ

12月号[2] いいね!でEC-CUBEつきサーバーが無料で使える(ec-cube.org)

人気のEC-CUBE標準サーバー(ec-cube.org)のサイト


EC-CUBE標準サーバー (http://ec-cube.org)では、ショッピングカート EC-CUBEがプレインストールされたサーバーを1年間無償で提供しています(入門プラン)。独自ドメインではなく、http://サブドメイン名.ec-cube.orgのURLで、EC-CUBEだけが利用できるようになっています。お陰様で、入門プランだけで300のec-cubeサイトのご利用をいただいています。このたび、無償提供である入門プランに限り、12/13(火)のアカウント発行分から、規約改定で、Joe’sウェブホスティングのfacebookページ (http://www.facebook.com/JoesWebHosting)で「いいね」を押していただくことになりました。

Joe'sウェブホスティングのFacebookページ


これまで、1個人1法人上限各1アカウントの原則で、本人であると確認できる場合のみ、アカウントを発行してきました。しかし、審査に手間がかかってアカウント発行が遅れがちでした(Facebookは本名登録が原則です)。

また、EC-CUBEの無償提供は、Joe’sオープンソース推進プロジェクトの一環で、EC-CUBEのコミュニティを大きくすることを目的としたものです。利用されている皆さんと、Facebookを通じて、少しでも交流ができればと思っています。他社のITのサービスで、サポートにFacebookのウォールウォールを利用しているところもあるようです。ユーザの方と一緒になって盛り上げて行きたいと思います。もちろん、有償のプランの方も遠慮無くご参加いただきたいと思っています。

EC-CUBEだけでなくFacebookによるマーケティングでも成功しているアラタナさん(銀座Appleで行なわれたFacebookのセミナーで、佐藤氏、クワイ氏、宮松氏)

年末の挨拶におこしいただいたロックオンの梶原さん(EC-CUBEの責任者)。2012年もEC-CUBEを盛り上げて行こうということで今年を締めた。


もしかしたら、中にはFacebookのアカウントなど持つ必要がないとか、思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし日本国内でも既に1000万人以上のFacebookユーザがおり、EC-CUBEの開発コミュニティでも、成功している事業者の方はFacebookを非常にうまくビジネスに活用しています。また、開発案件の受注にしても、日頃の交流が大きくものを言います。Facebookは、EC業界で成功するために必須の道具であると言っても過言ではないと思います。Joe’sでは、皆さんと協力しながら、2012年もEC-CUBEを盛り上げて行きたいと思っています。

ロックオン10周年の記念品「感謝状: Joe'sウェブホスティング殿」というお手紙がつけてあった

12月号[1] コワーキング: Joe’sが探りをいれてきました

Juso CoworkingでのJellyの様子。仕事をしても交流してもよい。

コワーキングは、シリコンバレーでも1-2年前に流行し、国内のマスコミでも大きく取り上げられました。特に、この1ヶ月で、コワーキングを盛り上げるイベントが頻繁に開かれていました。バーチャルオフィスとも近いサービスなので、東京の恵比寿と大阪の十三(JUSO CoWorking)にあるコワーキングを見学に行ってきました。
Joe’sビジネスセンターのようなバーチャルオフィスとは、雰囲気がまったく違っていました。1つのコワーキングに月極で契約している人もいましたが、多くの方がノマド的に複数のコワーキングを渡り歩いておられるようでした。

Joe’sビジネスセンターで開催されたセミナー

バーチャルオフィスと違って、交流を求める個人事業主の方が多いように思われました。Web関係の仕事だと、自宅にこもって仕事をしても、サイト開発に仕事がとれない、ということです。名刺交換させていただくと、来られている方の住所は、書いてないか、自宅の住所になっていました。

 

そこで思わず、「だったら、銀座、青山、梅田のオフィスが月額4200円で借りられるJoe’sビジネスセンターがおすすめですよ」(http://www.joes-office.com )という言葉(営業の下心?)が出てしまいました。そのとき、オーナーさんが振り向いて、「そんな便利なものがあるんですか」と話しかけてきました。運営側に商売っ気があまりないというのも、特徴としてあげられます。1日単位でくる人は料金が1000円から2000円程度で、しかも1日5-10人程度しか利用していないところが多いと聞きます。

コワーキング期待の星、オオサカン(大阪 本町)。Joe

現在では、東京でも地方でも、ビルの空室が増え、賃料を下げざるを得ない状況になっていると思います。実は、こうしたビルのオーナーさんがコワーキングに期待を寄せているようで、我々と同じようにコワーキングに探りをいれてきているのです。しかし、コワーキングを普通に運営したのでは、ビジネスで収益をあげるのは難しいように思われました。

 

右から、EC Studio代表 山本敏行さん(右)、山口勝幸さん(中)、弊社坂本(左)。大阪IT飲み会で

しかし、そのような中、Joe’sと同じ大阪に本社をもち、創業以来10年もの間励まし合ってきた、EC Studio (http://www.ecstudio.jp, 代表: 山本敏行さん)さんがこのコワーキングの事業に乗り出していることに気がつきました。その子会社であるEC Studio Spaceという会社の大崎弘子さんが、オオサカンというコワーキング(http://www.osakan-space.com)を大阪の本町で始めるということです。翌年1/14開業ですが、すでに先行予約で月極会員13件の申込みがあったということです(12/16現在)。
ECスタジオさんで大阪だけでなく各都市でIT飲み会(http://www.it-nomikai.jp)という交流会を毎月開いています。大阪IT飲み会でコミュニティがある程度できていて、大崎さんのコワーキングのコアメンバーになっているそうです。コワーキングでコミュニティをつくるのではなく、コミュニティでコワーキングをつくる。さすが、交流のプロであるECスタジオさんらしい運営方法だと思いました。
今回のコワーキングの視察で、Joesビジネスセンターでも、今後バーチャルオフィスの会員同士の交流を深めるような企画をとりいれ、会員の皆様の満足度を高めて行く必要があると、実感しました。2012年はそんなとしにしたいと思います。

 

 

10月号[3] ITビジネスの国際交流のすすめ: Joe’s技術者がこの秋シンガポールとテキサスに出張して得てきたもの

Parallels Summit 2011の会場

Joe’sの技術者は、海外出張によく行きます。飛行機代+ホテル代+イベント参加費など、安くはないのですが、行った人はそれなりの成果をあげてきます。今年は、9/23-25にシンガポール、10/11-12でテキサスに行って、parallelsとcPanelのイベントに参加してきました。

チームビルディングと言って、全員で親睦を深める時間がある

まず、2011年9/23(金)-25(日)にシンガポールで開催されたParalells APAC Summitに参加してきました。2年前に参加した時よりも参加者が多くなっていました。昼間は、セミナーと交流会、夜は飲み会、またはレース観戦(毎年同じ時期に、F1レースが開催されています)といったところでしょうか。セミナーは宣伝的要素も含まれていますが、生で(英語ですが)話を聞くと、印象深く心に残ります。技術者、経営者というような分科会ごとのセミナーもあって、込み入った話も聞けました。

この他、Certification(認定証)という制度があって、Joe’sのエンジニア(池原)も参加しました。300ドルと金額は安かったのですが、シンガポールに出発前に12時間(Webセミナー)、現地で8時間の講義があって、大変ハードだったということです。特に仮想化技術のコースは、レベルが非常に高く、また、帰国後も、10月中に試験を受けて点数を取らないと、認定書がもらえないということでした。

今回はF1レースを見ずに、その後インドに移動して、ITを視察してきました。現地(ケララ州)の技術者は、生活が貧しく、大卒でも月給200ドル程度の報酬しかなく、アパート代(250ドル)も払えないということでした。英語が話せ、米国と時差的に反対なので、派遣会社で、サポートやコールセンターなどの業務をしているということでした。池原が、2時間程度技術の話をし、インドの技術者たちは、をするとインドの技術者たちは、その話に聞き入っていました。話題が技術の話で専門が近いと、英語でもまったく苦にならないということでした。

Joe'sの池原が3時間にわたるレクチャー。インドの技術者たちが最後まで真剣に聞いていた。

他方、Joe’sのもう一人の技術者(山本)は、10/11(火)-12(水)にテキサス州オースチンで開催された、cPanel Boot Campに参加して来ました。やはり、2年前にも同じイベントに参加しました(そのときはヒューストン)。cPanelとは付き合いも長く、Joe’sが国内でライセンスを最も多く保有していることもあって、参加した山本は、大事にされたということです。オースティンは、昨年HostingConが開催されたところで、議事堂がシンボルとされています。昔テキサスが独立国で、その首都がオースティンであったことから、その議事堂はキャピトルと呼ばれています。cPanelでも、Parallelsの認定証のような制度が今年からできたということです。

Joe'sの山本とcPanel CEO John Koston氏

山本は、cPanelのイベントが終わってから、Joe’sのふるさと、シリコンバレーによって、サーバーの整備をしてきました。データセンターの人もJoe’sの技術者のことはよく知っています。今回は、過去1年に2回おきた電源事故に対応するためでした。責任がJoe’sになくて(データセンターにあって)も、すぐに復旧できるような体制ができていないといけません。設定を再度確認してきました。シリコンバレーは、何度行っても楽しい所です。湿気が少なく、一年中寒くも暑くもなく、行けば帰りたくなくなってきます。

Joe’sの技術者が海外に出張に行く理由は他にもあります。レンタルサーバーの業務は、非常にハードです。精神的に厳しい状況に追い込まれることもあります。サーバーのメインテナンスも重要ですが、技術者のメインテナンスも重要だと考えています。