クラウド

[3] 大学の市民講座にもなった、CloudStack ユーザー会 in 大阪、盛況のうちに幕

市民講座にもなったCloudStackユーザ会 in 大阪

 

第11回CloudStackユーザ会が、3月6日(水)に大阪大学中之島センターで開催されました。大阪での開催は、昨年8月の第8回以来です。

Ustream: http://www.ustream.tv/channel/cloudstackja
twitter: https://yukar.in/note/ckFrxs
CloudStackは、VMWareやOpenStackと同様、クラウドを構築するための基盤ツールで、Citrix版(有償版)とApache版(オープンソース版)の2種類が利用できます。Joe’sでは、Apache版を利用して、KVMのVPSとプライベートクラウドを提供しています。

http://www.joes-vps.com

 

 

CloudStackの書籍が出版されたことを先月号でもお伝えしました。今回、3月7日(木)-8日(金)に大阪・梅田で大規模な商談会があって、東京からクラウド関係者の方が数多く大阪に来ていました。今回は、前回より多い46名の方のご参加、9件の話題を提供していただきました。

 

ユーザ会会長の輿水氏。陽気な方です

 

会長の輿水さん、コミュニティを牽引する北瀬さんのCloudStackユーザ会の説明でキックオフになりました。特に、地元関西周辺からは5件のお話を頂きました。第10回(2012年12月、東京)と同様、◯◯プロバイダー編、大学編、研究室編というように、いくつかの発表がセッションごとにまとめられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Joe's池原の講演

 

Joe’sでは、4月から東京に勤務することが決まっている高橋宏和(仕事ぶりは先月号でもお伝えしました)が司会をつとめ、ツイッターでも高い評価を得ていました。

 

 

 

 

 

 

 

大阪大学柏原先生の講演

 

イベント終了後、福島駅そばの居酒屋で、懇親会を開き、15名ほどの方のご参加をいただきました。
次回東京は3月22日(金) http://atnd.org/events/37498

大阪は5月24(金)に開催の予定です。

 

 

 

 

懇親会 (大阪の福島駅周辺)

[1] 書籍の出版と増刷で盛り上がるCloudStackユーザ会:3/6に大阪での開催

CloudStackにはオープンソースのapache版と、Citrix社が提供する有償版がある

 

日本CloudStackユーザは、「日本語による CloudStack に関する情報発信、情報共有を行い、CloudStack の普及および人材育成に貢献する」ことを目的とした(有志の団体)です。

 

 

 

 

 

 

書籍出版で盛り上がる日本CloudStackユーザ会

 

 

 

1月末に「CloudStack徹底入門」の出版を終えた日本CloudStackユーザー会(JCSUG)。2月の連休明けに東京の秋葉原で開かれた遅めの新年会をのぞいてきました。新年会には、出版社(翔泳社)の書籍編集の方や、JCSUGの運営メンバーが参加しました。売れ行きも好調で、発行後2週間で増刷が決定したということです。

 

 

 

 

 

探してみたら、Joe'sの大阪本社の中だけでも、「CloudStack徹底入門」が6冊もあった

 

書籍は、CloudStackの基本的な概念から、導入の流れと操作、応用的な利用方法、さらには開発プロジェクトへの貢献の仕方までを紹介しています。「徹底入門」という表現がふさわしい(CUPA 荒井氏)かもしれません。コミュニティの拡大が急務ということで、初心者でも読めるような構成にしたということです(Citrix社 島崎氏)。詳しいドキュメントは、CloudStackの関連サイトからいくらでもダウンロードできるので、上級者の方はそちらをご覧頂ければと思います。ユーザ会としての出版という扱いで、剰余金はユーザ会の活動資金にあてるということです。

 

 

 

また、この日の新年会の前の会合で、会長が今までの荒井氏から輿水氏(クリエーションライン)にバトンタッチしました。輿水氏は、CloudStack女子会の会長で、現在の業務(CloudStackの導入など)もそうですが、以前からインフラまわりの業務をされてきたエンジニアの方です。

 

 

2012年8月のCloudStackユーザ会 in 大阪で熱弁をふるう、Joe'sの池原。次回3月6日も同じ大阪大学中之島センターで開催される

今年の3月6日(水)19:00-21:00に大阪大学の中之島センターでCloudStackユーザ会 in 大阪を行うことになっています。昨年8月以来の大阪での開催になります。現在までに、新会長の輿水氏、国内でCloudStackの普及を推進をされている北瀬氏(Citrix社)をはじめ、11人の方のお話があります。Joe’sからは、池原が講演をします。クラウド業界で活躍されている方や「CloudStack徹底入門」の著者など豪華な顔ぶれですが、この会は、初心者の方を歓迎する会ですので、難しい話はされないと思います。特に、関西近辺の方は、気軽な気持ちでご参加いただければ、と思います。前回(2012年8月)は、43名の方が出席されました。大阪での開催は、Joe’sが幹事(local arrangement)をつとめています。

 

 

Joe’sでも、プライベートクラウドとVPSのKVMを、CloudStackで運用しています。3月から、KVMのアカウント発行はCloudStack 4.0 (無償版を除き、従来は2.2)になります。今年もCloudStackを応援して行きたいと思います。CloudStackユーザ会には、Joe’sにとって手強い競合他社が多数含まれています。気を引き締めて頑張っていく所存です。

[1] CloudStackのアキレスの腱、仮想ルータ: バージョン4.0へのアップグレードで対応

仮想化の実現のために、VMware、CloudStack、OpenStackといった種々の仮想化基盤が利用されています。ここで、仮想化とは、サーバー(CPU、メモリ、ストレージ)およびネットワークの資源を有効用するために、物理的なサーバーの上で複数の仮想サーバー仮想ネットワークをソフトウェアで仮想的に実現させる技術をさすものとします。

 

Joe’sでは、VPS、プライベートクラウドのサービスに、仮想化基盤として、CloudStackを利用しています(この他、LXCやVirtuozzoといったコンテナの仮想化によるサービスも提供しています)。

 

KOFとOSC東京クラウドで配布したVPSの無償アカウント

 

 

CloudStackは、国内では、多くのインフラ系クラウド事業者が利用しています。Citrix社は、Cloud.comからCloudStackを権利を継承してから、CloudStackの無償版(サポートの有無以外は有償版と同じ)を提供してきましたが、バージョン3.0以降、無償版はApache財団がオープンソースとして開発することになりました。Joe’sでは、このオープンソース版を提供しています。

 

 

loudStack 4.0での仮想ネットワークの設定(1)

 

 

 

現在、CloudStackを提供しているクラウド事業者では、バージョン2.2を利用しているところがほとんどです。Joe’sでは、11月初旬にリリースされたバージョン4.0の環境で動作するVPSを、昨年の関西オープンフォーラム(KOF)とオープンソースカンファレンス(OSC)東京クラウドで配布したところ、大変好評でした。

 

 

CloudStack 4.0での仮想ネットワークの設定(2)

 

 

バージョン4.0は、GUIが大きく異なります。見やすさだけでなく、仮想ルータの管理などの機能が大きく異なります。個々のユーザが負荷状況を見れるだけでなく、仮想ルータを再起動することができます(従来は管理者のみ)。

 

 

CloudStackは、仮想ルータが重く、たとえば複数の仮想サーバーを生成(OSインストールを含む)させようとすると、1時間程度かかる場合があります。また、仮想ルータは動作しているが、ホストから切断される、もしくは仮想ルータが動作しなくなる場合も(低い確率で)あります。仮想ルータを冗長化するという対処方法もありますが、「落ちても発見できる仕組みを入れる」(第10回CloudStackユーザ会、前原氏)というのが、一般的のようです。最近、CloudStackの仮想ルータの不具合が原因で、1つのホストが長時間アクセスできないという障害が生じ、一部のユーザの方にご迷惑をお掛けしました(原因および対処を特定済み)。

 

Citrix社やapache財団よりも、クラウドの事業者の方が、実際の運用面での問題点や対処を把握しているのように思われます。CloudStackユーザ会などで、ノウハウを共有しながら、最先端のナレッジベースを保持して行きたいと考えています。

 

バージョン4.0には、この他、種々の機能が
1. VPNがCiscoなどのSite-to-Site VPNに対応するようになった
2. クラスタ論理ディスクCLVMに対応するよになり、NFSよりも高速になった
3. 既存のVMで作成されたボリュームをアップロードが可能になった(KVMで動いているデータがCloudStackに移植可能)
4. 負荷分散機能の性能が向上し、セッションが維持できるようになった
などの改善が図られています。

 

2012年年8月に開催された関西CloudStackユーザ会 (演壇は、CloudStackユーザ会会長のの荒井氏)

また、KOFとOSC東京クラウドの無償アカウントの仮想サーバーを運用しているCloudStackの仮想ルータについて、上記のような問題点がまったくない見受けられていないことから、バージョン4.0への全面的な移行の準備を進めています。

 

また、3月6日(水)には、大阪でCloudStack関西ユーザ会が開催されます。CloudStackユーザ会は、東京で開催されることが多く、関西での開催は6ヶ月ぶりです。どなたでも参加出来ます。ご興味のある方は、是非お申し込み下さい。

 

 

 

[4] ハイブリット型のクラウドが、Joe’sですぐに使える

Joe'sのサイト(joes-vps.com)

クラウド業界でも、今年も色々な言葉が出てきました。ついていくのがやっとで、とても流行語大賞というようなレベルではないようです。

 

 

インフラとしてのクラウド(IaaS)は、物理的なリソースを共有するパブリッククラウド、専有するプライベートクラウドに分けられます。数年前から、両者(したがって少なくとも2個のクラウド)を使う、ハイブリットクラウドという形態が出てきました。

 

 

 

クラウドの集まりを管理するScalr (scalr.jp)

 

プライベートクラウドは、パブリッククラウドと比較して、セキュリティ、ネットワーク帯域(インターネットを経由しない)、コスト(常時保有するので割安になる)、使い勝手などの面で有利であるとされています。しかし、固定された量のリソースを保有しているために、大きな負荷の変動に耐えられません。また、プライベートクラウドは、その企業で管理するものなので、災害時に、そのクラウドの外部にバックアップや、コールドスタンバイ(障害時に起動)をもちたいといったニーズがあります。

 

一口にハイブリットクラウドといっても、いくつかのアーキテクチャ(論理的な構成方法)があります。たとえば、

 

1.  プライベートで開発し、パブリックで運用する。その際に両者で同じテンプレート(よく用いるサーバーの設定方法を、テンプレート  として格納しておきます)を用いて サーバーを立ち上げる。
2.プライベートで開発運用し、負荷が大きくなった時点で、同じテンプレートを用いてパブリックで自動的にサーバーを立ちあげる。
3.プライベートで運用するが、災害時にパブリックで自動的にサーバーを立ち上げて、運用する。その際に、ストレージは、通常か  ら同期をとるが、それ以外は、スタンバイ状態にしておく(パブリックだと費用が最低限に抑えられる)。

 

別のクラウドのサーバーを自動的に立ち上げるためには、スクリプトでルール(どのような事象の際にどのテンプレートでどのクラウドにどのようなリソースのサーバーを立ち上げるか)を記述しておかなければなりません。

 

上記の概念は、2個以上のパブリックの場合についても適用できます(アマゾンAWSの場合、リージョンが違えば、違うクラウドとみなします)。

 

Scalr, Rackspace, CloudStack, パブリッククラウド, Joe'sの関係

最近は、複数クラウドがオーケストラなら、その指揮者とも言うべき、ソフトウェアが出現しています。RightScale (2006年-, 米国)、 Scalr(2008年-, 米国)などがそれです。ともにアマゾンAWS, Rackspaceなど、国内ではIDCフロンティアのパブリッククラウドが利用できます。また、ともに、プライベートクラウドでCloudStackが利用できます。

2012年11月30日(金)に開かれたScalrのハンズオンのイベント

 

 

 

 

2012年11月に国内でScalr(オープンソース)のユーザ会ができ、11月30日(金)にハンズオンのイベントがあったので、取材してきました。山添さん(クリエーションライン)と梶川さん(IDCフロンティア)が熱心に説明されていました。RightScaleと比較して、オープンソースであること、SaaS版が低価格であること、スクリプトの記述が難しくない、という利点があるということです(RightScaleにもオープンソース版があるが、時限的とされる)。

 

 

Joe’sのプライベートクラウドとVPS(KVMのみ)は、CloudStackで運用しているので、RightScaleやScalrを利用できます。それらを自分で運用するか、SaaS版のアカウントを取得した上で、Joe’sサーバーのAPIキー、認証キーをScalrに格納する必要があります。プライベートクラウドは、契約者がキーを自分で取得できますが、VPSの場合、サポートで依頼する必要があります(無償)。

 

ハイブリットクラウドについては、RightScaleのホワイトペーパー(2012, 英語のみ)に詳しく記載されています。また、@ITの解説記事なども参考になると思います。
来年は、Joe’sでハイブリットクラウド、始めて見ませんか。

[1] オープンソースカンファレンス初の試み、OSCクラウド

VPSのアカウント1年間無料、今回も

12月16日(日)に、東京・品川のマイクロソフト本社の31階で、オープンソースカンファレンス(OSC)・クラウドが開催され、選挙のさなか、300名ほどの方が参加されました。

 

 

OSCでは、データベースなどで、テーマに特化したイベントは行われていましたが、クラウドに関しては初めてでした。オープンソースでは、CloudStack、OpenStack、CloudFoundry、Chef、Scalrなどが、注目されています。他社でも、インフラ系クラウドの技術の方が来てプレゼンされていたようでした。

 

Joe's 池原のセミナー

 

 

今回、Joe’sでも、ブースとセミナーでプレゼンをしました。CloudStack 4.0で動く、KVMのVPS(20GBディスク、512MBメモリ)アカウントを配布(1年間無償)しました。このVPSのプレゼントは、OSCでも最近は知らない人がいないくらいで、「以前にもらっています」という方もかなりいらっしゃいました。今回は、CloudStackのプレゼンが多かったので、CloudStackにすぐに触れることを喜んでいただきました。

 

 

CloudStack 4.0

 

 

Joe’sでは、技術の責任者(取締役)の池原治がプレゼンを行いました。同じ部屋でその前の2件もCloudStackの話題でした。池原は、デモを中心に説明を行いました。(仮想)ネットワーク、(仮想)サーバーの生成に関しては、プログラミングやスクリプトの記述などはいらないので、誰でもできるようなかたちになっています。(セミナーの様子: http://www.ustream.tv/recorded/27756181)

 

 

今回、CloudStackとScalrとの連携についてお話する予定でしたが、準備が間に合わず、2013年2月のOSC東京と、関西でのCloudStackのイベント(2013年1月に開催の予定)で、

あらためて発表することになりました。

 

OSC懇親会

 

終了後、同じビルの1階の中華料理屋で懇親会が行われました。2013年5月に大阪でOSCクラウドを開催する予定になっているということです。

 

[1] クラウドコンピューティングEXPO@幕張メッセ を終えて

10月24日(水)のイベント開始直前の緊張した場内

10月24日(水)から26日(金)まで、幕張メッセで開催されたクラウドコンピューティングEXPOに出展してきました。2011年秋、2012年春に続き、3度目の出展になります。今回も、本ニューズレター読者の方をはじめ、多数の方にご来訪いただき、大変感謝しております。

 

クラウドEXPOでは、過去2回と同様、プライベートクラウドとVPSのサービスを中心に展示させていただきました。これらは、大きくわけると、

 

1. 自社のサーバーに仮想化を導入したい、コスト削減をはかりたい
(社内業務)
2. 自社のアプリケーションを外部に提供するサービスを構築したい (SaaS)

 

という課題をお持ちのお客様のためのサービスになります。情報収集のためにブースにお越しいただいた方、現在も進行させていただいている方など様々でしたが、3日間はそれぞれの方とJoe’sのスタッフで熱のこもったお話をさせていただきました。

ブースに多くの方にお越しいただき、充実した3日間を送ることができました。

 

社内業務に関しては、クラウド構築ソフトウェアに高額なライセンス費用を支払っている企業の方がかなり多くいらっしゃるようでした。CloudStackはオープンソース版(Apache版)であっても、有償版(Citrix版)とまったく遜色なく使え、Joe’sの専門集団と契約すれば、サポートに関してはまったく問題ないということが、わかっていただけたのではないかと思われます。また、クラウドというよりはBCPに積極的な企業の方も多くいらっしゃるようでした。Joe’sのサービスは、BCPにもまったく問題なく適用できるので、活用事例を整理しておくということも重要であると思われました。

 

Joe'sはその社名からか、外国人に人気がある

SaaS関連のお客様には、インフラだけではなく、開発も含めたワンストップでの商談の進め方が不可欠になることを改めて認識しました。普段から、オープンソースのコミュニティやNCWG(ニッポンクラウドワーキング・グループ)など、懇意にしていただいている開発業者の方は多数いらっしゃいます。いざというときに、案件ごとに一緒に仕事ができるよう、同じ仲間という気持ちを忘れないでお付き合いさせていただくことが重要と思われました。

 

こういう大きなイベントでは、女性が戦力になる

 

 

また、鈴木禎子代表は、「ブースの装飾のインパクトが弱いので、次回はもう少しきらびやかであっても良い」というように言っており、幕張の会場を歩いて、お手本になるようなブースの写真をスマホで何枚も撮っていました。

 

今回のイベントのために作成したパートナー制度の垂れ幕

 

 

 

 

Joe’sは、幕張やビックサイトのイベントに何度も出展しています。大きな費用がかかるので、同業(ホスティング)の大手でも出展しないと決めている企業もあります。Joe’sでは、このようなイベントは、ご契約いただくというだけではなく、お客様と実際に面談して、今までの営業やサポートのやり方が良かったのかどうか、反省する場でもあるという
ようにも考えています。真剣に学び取れば、このようなイベントでも、
かなり授業料の安い学校だとも思えます。

会場全体の様子。昨秋の幕張、今春のビックサイトと比べて、大きなブースは少ないように思えた

 

次回のイベントおよび今後の業務の中で、今回得られた知見を生かして、さらに成果が出るように努力していきたいと考えています。

[1] CloudStackの習得、Joe’sのVPSを使ってみるのが早道 (9月のOSC 東京)

水色の半袖シャツを着たOSC運営関係者の方には、いつも頭が下がる思いだ

今年の秋の東京のオープンソースカンファレンス(OSC)は、9月7日(金)-8日(土)に明星大学で行われました。

 

Joe’sでも、協賛させていただき、ブース、セミナー講演、ビジネスライトニングトークなどで、プレゼンテーションを行ってきました。下記からUstreamの録画を見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/25234935 (鈴木紫央 が含まれている)
http://www.ustream.tv/recorded/25261372 (緒方俊輔)
http://www.ustream.tv/recorded/25261437 (緒方俊輔 続)

 

ライトニングトーク@Business Day (鈴木紫央)

今回もやはり、KVMのVPS(512MBメモリ、20GBディスク)1年間プレゼントに人気が集まり、多数の方からご応募いただきました。また、ブースでCloudstackのデモを交えて、KVMのVPSの動作について説明させていただきました。

 

セミナー(Ustream配信、緒方俊輔)

緒方のセミナーでも説明させていただきましたが、Joe’sのVPS(http://joes-vps.com)、特にKVMのプランは、クラウドのミニチュア版という意味があります。VPSでも、Cloudstackというクラウドサービスでよく使われているソフトウェアのコンパネを使っています。

 

また、仮想サーバ機能以外に仮想ルータといって、NATの機能も提供しています。2個以上の仮想サーバーを契約すれば、ロードバランサやVPNとして動作します。仮想サーバーが1個しかないと、ポート転送を設定する分が若干手間にはなりますが、ファイアーウオールとして機能するので、グローバルIPで直接アクセスするのと比較して、セキュリティ的に安心感があります(2012年3月号)。

Cloudの強豪(Joe'sからみると競合)がひしめいていた、展示205号室

 

CloudStackなどでプライベートクラウドの導入を検討されている場合、まずJoe’sの月額625円のVPSを使ってみて下さい。操作自体は難しくありません。疑問があれば、ご連絡いただければと思います。

 

CloudStackは、バージョン3からCitrix社による有償版とApacheソフトウェア財団によるオープンソース版にわかれます。Citrix社では「独自に開発したものをオープンソース版にも貢献し、乖離がないように開発をすすめていく」という見解を示しています。Joe’sで利用しているのは、Apacheソフトウェア財団によるもので、年内にもバージョン3.02を利用したサービスを提供する予定です(現在はバージョン2)。

大阪大学日比教授の研究グループによる数式処理のCD (当日無償配布)。OSSの文化祭というだけあって、多方面 からの出展があった。

 

今回のブースは明星大学の205号という部屋でしたが、Cloud系の企業やコミュニティが多く集まっていました。10月24日(水)から26日(金)の幕張メッセでのクラウドコンピューティングEXPOに引き続き、11月17日(土)に品川のマイクロソフト本社でOSCのクラウドのイベントがあって、Joe’sでも出展する予定です。

[4] CloudStackのユーザ会が大阪で開催、大学の市民講座に

大阪大学中之島センターの702号室で開催された。講義というよりは学会などで利用される教室なので、プロジェクタやマイクなどの設備も整っている(Ustreamの装置はなかった)

8月3日(金)に大阪大学中之島センターで、CloudStackユーザ会 in 大阪が開催されました。CloudStackは、クラウドの内の仮想サーバーやストレージなどのリソースを管理するソフトウェアです。また、負荷に応じた適応的な管理や、IaaSクラウドのサービス事業者が利用できる課金などのツールを含んでいます。CloudStackは、VMwareなどと異なり、オープンソースですが、国内外に多くの実績があります。同じオープンソースでも、あまりカスタマイズせずにすぐに導入を前提にするのであれば、OpenStackではなく、CloudStackの方が有利であるということでした。Apache Software Foundationが開発を管理し、Citrix社が有償版を契約した人に対してサポートを行なっています。

 

 

CloudStackユーザ会会長で、一般社団法人クラウド利用促進機構の荒井康宏氏の講演でキックオフ

 

 

 

8月3日(金)-4日(土)は京都でオープンソースカンファレンスが開催されるので、Citrix社の北瀬さん(国内でCloudStackの利用を促進している中心的な人)からJoe’sの方に、8月3日(金)の夜に大阪近辺でどこか適当な会場がないか、協力して欲しいという依頼がありました。Joe’sの鈴木禎子代表のツテで、大阪大学中之島センターの教室を借りることになりました。誰でも参加できるオープンな会合なので、大阪大学でもCloudStackユーザ会を市民講座という待遇にして、サイトなどでも宣伝していただきました。

 

 

Atend(http://atnd.org/events/30762)で参加者を募ったところ、45名の方が参加を表明されましたが、当日のキャンセルがなく、45名の方が参加されました。東京で開催するときは、毎回100名前後が参加されるということです。

 

Joe'sからは、池原治が話題を提供した

19:00から日本CloudStackユーザー会 事務局局長の荒井さんが「CloudStackユーザー会の紹介」と題してお話をされ、加納さん、島崎さん、堀田さん、池原さんが順番に話をされました。非常にインフォーマルな会合で、会場を提供していただいた大阪大学の先生が、最後に飛び入りのプレゼンをしていました。参加したJoe’sの池原の話では、CloudStackユーザ会の参加者の技術レベルは、平均的には高いものではないということでした。つまり、詳しく知らなくても、気軽に参加でき、質問できる場であって、敷居が高くはない、したがって、もっと多くの方が参加されて、まったく問題ないということでした。

 

 

翌朝、OSC京都の会場でCloudStackのブースをはる北瀬さん、須田さん

21:30にユーザ会を終えて、有志で大阪の福島駅のそばの串カツ屋で打ち上げをしました。京都のOSCとCloudStackユーザ会の両方を2日間 で、夏休みを利用して遠方から見えられた方が多かったということでした。Joe’sでは、東京のCitrix社の北瀬さんと連携を取りながら、関西での CloudStackのコミュニティの形成に向けて、活動方針を模索しています。ご興味のある方がいらっしゃれば、声をかけて下さい。

 

 

 

大阪の福島駅そばの串カツ屋で懇親会

 

 

ユーザ会の会場でじゃんけんで勝った人に送られたTシャツ

[1] Joe’sの海外向けクラウドサービスが新装開店@シリコンバレーデータセンター

新サイト http://joes-cloud.com

 

7月21日より、海外向けのクラウドのサービスを開始することになりました(http://joes-cloud.com)。日本の http://joes-vps.com の海外版です。英語でサポートすること、100円=1.20ドルの料金になっていること以外に、以下4点が異なります。

IPV6が標準で、IPV4の場合毎月1ドル多く費用がかかる

Joe’sの米国拠点 Hurricane Electric (HE)にサーバーを置いている
回線の使用量の上限を4倍にしている(回線原価が安い)
電話対応が24時間365日 (http://joes-vps.comでは、平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00)

 

IPV4のIPアドレスは、日本でもそうですが米国では非常に不足しています。また、Joe’sが2006年から拠点としているHEのデータセンター(FremontというSan Joseの郊外)は、IPV6の技術について定評があり、その意味もあって、IPV6を推奨しています。

HEは、IPV6で高いレベルの技術力をもっている

以前にも紹介しましたが、HEは、サーバーの設定や整備のためにJoe’sのスタッフが数ヶ月に一度足を運ぶところで、シリコンバレーのSan Joseの北東に位置し(Bayの東側)、FremontとMilpitasの境界にあります。国内で利用しているデータセンターと比べて、ラックの大きさやセキュリティの強固さでは変わりないのですが、久々に会っても”Hi Joe”という感じで挨拶をかわすなど、スタッフがfriendlyな対応をしてきます。

HEのデータセンター@シリコンバレー

 

英語圏のVPSのサービスを概観してみてみると、日本と比べ下記のような特徴があります。

  • 価格が2倍程度以上高い
  • OpenVZ(+cPanel), Virtuozzo(+Plesk)を利用したものが多い
  • 完全仮想は少なく、Cloudstack、LXCを利用したものは皆無

 

 

 

 

Joe’sでは、専属の24時間365日の英語対応のスタッフがいること、HEのラックおよび回線に余裕があること、そして何より、今までの技術およびビジネスの蓄積があることなどから、今回思い切って新装開店ということになりました。もし、米国のサーバーをご希望の場合、サポートページ(http://support.joes-cloud.com/)は日本版と同様、Kayakoを使っていますが、デフォルトは英語でも日本語に切り替えられます。また、電話は英語しかつながりませんが、サーバー管理の責任者は、日本人ですので、http://joes-vps.comの技術直通ダイアルに問い合わせれば、日本語で対応します。よろしかったら、お試しください。

HEの近隣には、ハイテク企業が多い

Joe'sの24時間英語対応スタッフ

 

[1] Joe’sがニッポンクラウドワーキンググループの協賛企業に

NCWGは、小堀会長の熱い思いで始まった会と言っても過言ではない。

 

ニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)は、クラウドのアプリケーション(SaaS)開発業者の情報交換および協業を目的とした団体です。特に、小堀吉伸氏(株式会社北斗システムジャパン https://www.hokuto-system.co.jp/)をはじめとする事務局以外に、クラウドのインフラ(IaaS)提供業者が協賛となって運営をささえていて、SaaSとIaaSの協業のようなことも模索しています。そもそもNCWGの前身は、ニフティクラウドを利用する開発業者で組織する同好会でした。2011年秋に、小堀会長およびホスティング業者数社の呼びかけで現在の組織が発足しました。

 

 

発足当時は、メンバーではなかったのですが、今年の3月5日(金)に大阪で開催れた会合(第4回)に参加させていただきました。その後、Joe’sの方からNCWGに、ぜひ協賛させていただけないかとお願いし、

大阪梅田で開催された第4回会合 (演題は、新メンバーのケルトコーポレーションの西宏和氏)

4月の初旬にJoe’sの鈴木禎子社長が小堀会長、高橋亮人(株式会社日本セパレートシステム http://www.sepa-system.co.jp/)副会長と田町の北斗システムジャパンのオフィスで面会しました。NCWGのメンバーになったわけですが、それなりの(強い)目的があります。
1. NCWGの通常のパッケージ開発業者と比較して、(規模は小さくても)サービス内容、人材などので、将来性、独自性の面で優れた企業が多い( http://ncwg.jp/member )。IaaS業者の立場で応援しながら、かつビジネス的な結びつきができないか。
2. IaaSのメンバー(協賛企業  http://ncwg.jp/sponsor)には、競合する業者が多い。切磋琢磨しながら、協力すべきところは協力し、日本のクラウドをリードする地位を確保できないか。
Joe’sでは、今でもホスティング業者として、オープンソース(OSS)推進プロジェクトといって、各OSSの活動を支援するという使命をもっています。OSSとホスティング業者という関係も、このSaaSとIaaSの業者の関係と似ている部分があると思っています。
早速、5月7日(月)に株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の会議室で開催された第6回の会合に参加させて頂きました。また、5月9日(水)-11日(金)のクラウドコンピューティングEXPOでも、副会長の樋口尚寿氏(株式会社オレンジソフト)に(他社のブースで)セミナー講演に来ていただきました。弊社にも同様のお話がありましたが、直前でしたので次回は是非ということになりました。今後、NCWGのメンバーから多くを学び、さらに成長していきたいと考えています。

5月7日にIIJで開催された第6回会合の懇親会

クラウドコンピューティングEXPOのセミナー講演をする副会長の樋口氏(演台)と、事務局の野元氏(右)。

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