[3]NetCommonsユーザカンファレンス 2014、バージョン3への期待が膨らむ

[3]NetCommonsユーザカンファレンス 2014、バージョン3への期待が膨らむ

NetCommons新井先生の基調講演

 

8月5日(火)に国立情報学研究所で、NetCommonsユーザカンファレンスが開催されました。午前10時から、NetCommons開発の責任者である、国立情報学研究所の新井紀子先生の講演(一ツ橋講堂)でキックオフされました。

 

NetCommonsについては本誌でも何度かとりあげていますが。サイトを作成するためのいわゆるCMS(content management system)に相当します。

 
 

Joe'sのブース

 
 

WordPress、EC-CUBEMoodleconcrete5など、CMSには種々のものがありますが、NetCommonsには、

 

1. 美しいサイトが簡単に作成できる
2. プライベート、グループ、パブリックのスペースがあり、会員ごとにアクセス領域を指定でき、グループウェアとしての機能が利用できる。
3. オープンソース(OSS)でありながら、国立情報学研究所が中心に開発がすすめられていることもあって、自治体や学校関係で人気が高い

 

などの特徴があります。

 
 

開発者との質疑応答

 
 

Joe’sでも、NetCommons標準サーバーの入門プランというサービスで、NetCommonsがインストールされたサーバーを1年間無償で提供しています。また、NetCommons Readyといって、ユーザ会であるコモンズネットから、NetCommonsが動作するサーバーである認証を受けています。さらに、NetCommons関西(大阪・梅田)のように、NetCommonsのイベントに会場を提供しています。また、今回のユーザカンファレンスもそうですが、毎年協賛として参加しています。

 

情報交換会

 

今年のイベントは、講演以外に、NetCommonsの開発事例のポスターによるプレゼンテーション、協賛企業による展示、そして最後に開発者と一般ユーザの間での質疑応答のセッションが行われました。

 

今年は、参加者数でいくと、若干少なめでした。バージョン3の開発が若干遅れていて、話題がなく参加者が減ったのではないかという見方もできるように思われます。バージョン3は、2015年3月末までにα版が完成する(新井先生)ということでした。

 

スイカのカービング

 

バージョン2ではベースとなるフレームワークとして、Smartyを使っていたが、バージョン3ではCakePHPになるので、信頼性、性能面で向上が期待できるということです。Xoopの開発者で、NetCommonsのバージョン3に興味をもっている人も多い、ということでした(参加者の声)。

 

昨年と同様、ブース会場(中会議室)でオムレツカレーのランチが販売された他、懇親会で、新井先生の元秘書の方(小林さん)のスイカのカービング(「NetCommons」と彫られたもの)が披露されました。昨年も作品を披露していただきましたが、今年から、スイカのカービングを本業にされているということです。

 

NetCommons行きつけの店、百人亭

懇親会(情報交換会)は中会議室で(80人程度)、終わってからの2次会は百人亭(竹橋にあるNetCommons関係の人の行きつけの居酒屋)に行きました(20人程度)。

 

NetCommonsの場合、何か一つのモジュールのソースを読めば、フォルダの構成などが各モジュールで似ているので、全モジュールを理解したことにほぼ匹敵します。したがって、新しいモジュールを作成することは難しくないように思われます。是非とも、多くの方にバージョン3の開発にコミットいただければ、と思われます。皆様、よろしくお願いします。