[1]CloudStack最新版 4.3、使ってみましたか?

[1]CloudStack最新版 4.3、使ってみましたか?

 

Apache版のCloudStackは、4.3にバージョンアップされた

Apache版のCloudStackは、4.3にバージョンアップされた

Joe’sでは、KVMのVPSサービスを年間5,000円からという低価格で提供しています。以前は、イベントなどで1年間の無償アカウントを配布していたこともあります。Joe’sのVPSは、CloudStackのアドバンストモードを利用しています。仮想ネットワークの機能も付いているので、どちらかといえば、通常のクラウドに近いサービスであるといえます。ロードバランサやVPNの機能も標準になっています。

 

 

 

 

 

 

Joe'sのVPSはCloudStackを利用していて、VPNが標準になっている

Joe'sのVPSはCloudStackを利用していて、VPNが標準になっている

ところで、CloudStackは無償版であるApache版と有償版であるCitrix版とにわかれます。有償版でも、VMwareなどと比べてかなり安価で利用できます。Joe’sでは、オンプレミスでのプライベートクラウドの設置運営代行のサービス(次号で詳細をお伝えします)では、有償版も利用していますが、VPSやプライベートクラウドに関しては、無償版を利用しています。無償版であるからといって品質が悪いということはなく、Citrix社からのサポートの有無が大きな差異になっています。Joe’sでは、CloudStackを2年以上扱っており、商用のパブリックサービスとして実績があります。

 

 

 

 

さて、2013年3月末にCloudStack 4.3がリリースされました。詳細に関しては、各種サイトで解説されています。

Joe'sのVPSはCloudStackを利用していて、ロードバランサが標準になっている

Joe'sのVPSはCloudStackを利用していて、ロードバランサが標準になっている

http://apache-cloudstack-release-notes.readthedocs.org/en/latest/about.html

従来バージョンとの差異で重要なものとして、Joe’sの技術者(池原)は、以下の5点をあげています。

  1. システムVM(仮想ルータ、コンソールプロキシ、セカンダリストレージ)が64ビットになった。
  2. 仮想ルーターの監視機能(ダウンしても自動的に復旧し、復旧不可の場合、管理者にメールが送信される)
  3. 管理者が、各アカウントのCPU, メモリ, ディスクサイズのリソース制限をかけることができる
  4. ハイパーバイザとして、Hyper-Vが利用可能になった (従来は、KVM, Xen, VMware)
  5. ユーザインターフェイスの向上

このうち、1~3は、管理者側の機能追加・性能改善に相当します。4.は、Joe’sでは現在のところ提供していません。

 

 

 

CloudStack 4.1のインスタンスの状態を示す表示

CloudStack 4.1のインスタンスの状態を示す表示

Joe’sでは、4月20日より、VPSユーザにはCloudStack 4.3を提供しています。5.のユーザインタフェイスに関しては、見た目にはほとんど差異がありません。青色のバックが若干濃い青になったぐらいです。しかし、ユーザのコンソールが最初に出てくる速度が速いなど、動作が安定しています。「機能としては4.1、4.2のリリースのときの方が新しいものが多かったが、今回内部のバグフィックスが行われ、特にCloudStackの泣きどころであった仮想ルータの動作が安定するようになった」というのが、Joe’sの技術陣の認識です。

 

 

 

CloudStack 4.3のインスタンスの状態を示す表示(バックの青色が若干濃い)

CloudStack 4.3のインスタンスの状態を示す表示(バックの青色が若干濃い)


また、CloudStackではファイアーウオールのポートの外から内は、デフォルトで閉まっていますが、4.1からは内から外もデフォルトで閉まっているということです。サポートでよく質問されるポイントでもあるため、マニュアルを改定するということです。今後、CloudStackに関しては最新情報を常に把握し、新しい情報が出てきたらまた発表する予定です。