[2]OSC東京:CloudStack 4.2がリリース。LXC機能は動作不可

[2]OSC東京:CloudStack 4.2がリリース。LXC機能は動作不可

今回も賑わったJoe'sのブース


オープンソースカンファレンス(OSC) 2013 Tokyo/Fallが、10月19日(日)・20日(月)に、東京の明星大学で開催されました。Joe’sでは、東京、京都、名古屋などの開催で協賛企業として参加しています。
 
今回も、ブース、ビジネスライトニングトーク、セミナーで発表を行いました。ブースでは、前回のOSC京都同様、スタンプラリーに参加しました。OSCに参加して、指定されたすべてのブースでスタンプを押してもらうと、プレゼントをもらえるようになっています。

展示会場(明星大学 205室)


今回は、Joe’sのブースで、スタンプを押していただきました。
ブースでの目玉は、何と言っても、CloudStackで動作するKVMのVPSの1年間無償のプレゼントで、今回も多数お申込みいただきました。
 
セミナーに関しては、10月6日に新しくリリースされた、CloudStack 4.2のLXC(Linux Container)機能に関して、
池原が発表しました。

明星大学の学食で行われた懇親会


 
LXCは、物理サーバーの上で複数台の仮想サーバーを動作させる、いわゆる仮想化の技術の一つです。ハイパーバイザーによって、仮想サーバーをいったんエミュレートするのではなく、共通のカーネルにあるグループ(仮想サーバに相当し、コンテナとよばれる)に属するプロセスで構成されます。各プロセスが別のコンテナの領域をアクセスしないような仕組みになっています。OpenVZなどもこの範疇に属しますが、LXCはKVMと同様、Linuxカーネルの一部に組み込まれていて、今後ユーザ数の増加が見込まれています。Joe’sでもLXCのVPSを世界に先駆けて発表し、現在も多くの方にご利用いただいています。

Joe's 池原のセミナー


 
CloudStackは、KVMやXenなどのハイパーバイザーの仮想サーバーを発行して管理するソフトウェアです。同様の機能がコンテナのLXCについても付与されるということがロードマップにも掲載されていて、Joe’sでも今年の5月頃から注目してきました。今年8月のCloudStackユーザ会 in 大阪でも同様のテーマで、池原が発表しています。

ハイパーバイザー型の仮想化


 
 
今回は、結論からいいますと、時間をかけて検証しましたが、10月19日(金)の発表までに動作確認が間に合いませんでした。Joe’sの池原の話では、「バージョン4.2のバグなのか作り込みが甘いのか、前提条件の不足から追証が必要」ということでした。基本的に、libvirtという仮想化管理システムのAPIを、CloudStackのインターフェイスから呼び出すだけですので、特に難しい問題を含んでいるわけではないと考えられる、ということです。

コンテナ型の仮想化


 
CloudStackをサービスの基盤として使用する以上、社内でソースコードレベルで把握(細部は難しいとしても、モジュール単位での動作を把握)し、使う側ではなく、開発する側に立つ必要があると考えています。LXCを商用サービスとして提供している数少ない企業と言えるJoe’sが、率先して最先端の情報を正しく把握し、開発者の立場として情報発信していく必要があると反省しています。

CloudStack


 
次回、11月8日(金)、9日(土)の関西オープンフォーラム(KOF)で同様の発表をすることになっています。さらに情報を収集してのぞみたいと考えています。