クラウドコンピューティングと経営革新

[2]OSC東京:CloudStack 4.2がリリース。LXC機能は動作不可

今回も賑わったJoe'sのブース


オープンソースカンファレンス(OSC) 2013 Tokyo/Fallが、10月19日(日)・20日(月)に、東京の明星大学で開催されました。Joe’sでは、東京、京都、名古屋などの開催で協賛企業として参加しています。
 
今回も、ブース、ビジネスライトニングトーク、セミナーで発表を行いました。ブースでは、前回のOSC京都同様、スタンプラリーに参加しました。OSCに参加して、指定されたすべてのブースでスタンプを押してもらうと、プレゼントをもらえるようになっています。

展示会場(明星大学 205室)


今回は、Joe’sのブースで、スタンプを押していただきました。
ブースでの目玉は、何と言っても、CloudStackで動作するKVMのVPSの1年間無償のプレゼントで、今回も多数お申込みいただきました。
 
セミナーに関しては、10月6日に新しくリリースされた、CloudStack 4.2のLXC(Linux Container)機能に関して、
池原が発表しました。

明星大学の学食で行われた懇親会


 
LXCは、物理サーバーの上で複数台の仮想サーバーを動作させる、いわゆる仮想化の技術の一つです。ハイパーバイザーによって、仮想サーバーをいったんエミュレートするのではなく、共通のカーネルにあるグループ(仮想サーバに相当し、コンテナとよばれる)に属するプロセスで構成されます。各プロセスが別のコンテナの領域をアクセスしないような仕組みになっています。OpenVZなどもこの範疇に属しますが、LXCはKVMと同様、Linuxカーネルの一部に組み込まれていて、今後ユーザ数の増加が見込まれています。Joe’sでもLXCのVPSを世界に先駆けて発表し、現在も多くの方にご利用いただいています。

Joe's 池原のセミナー


 
CloudStackは、KVMやXenなどのハイパーバイザーの仮想サーバーを発行して管理するソフトウェアです。同様の機能がコンテナのLXCについても付与されるということがロードマップにも掲載されていて、Joe’sでも今年の5月頃から注目してきました。今年8月のCloudStackユーザ会 in 大阪でも同様のテーマで、池原が発表しています。

ハイパーバイザー型の仮想化


 
 
今回は、結論からいいますと、時間をかけて検証しましたが、10月19日(金)の発表までに動作確認が間に合いませんでした。Joe’sの池原の話では、「バージョン4.2のバグなのか作り込みが甘いのか、前提条件の不足から追証が必要」ということでした。基本的に、libvirtという仮想化管理システムのAPIを、CloudStackのインターフェイスから呼び出すだけですので、特に難しい問題を含んでいるわけではないと考えられる、ということです。

コンテナ型の仮想化


 
CloudStackをサービスの基盤として使用する以上、社内でソースコードレベルで把握(細部は難しいとしても、モジュール単位での動作を把握)し、使う側ではなく、開発する側に立つ必要があると考えています。LXCを商用サービスとして提供している数少ない企業と言えるJoe’sが、率先して最先端の情報を正しく把握し、開発者の立場として情報発信していく必要があると反省しています。

CloudStack


 
次回、11月8日(金)、9日(土)の関西オープンフォーラム(KOF)で同様の発表をすることになっています。さらに情報を収集してのぞみたいと考えています。

[1]EC-CUBE標準サーバーなら、消費税が何%でも大丈夫です

消費税率8%が、10月1日の閣議決定されたという公式発表があった


消費税が来年4月から8%、近い将来には10%に上がるということで、消費が冷え込んで、景気が悪くなるのではないか、という懸念をされている方も多いかと思います。ただ、それにもまして、消費税の変化にシステムがついていけるかどうかも重要と思われます。
 
EC-CUBEという国産のオープンソースのショッピングカートに関しては、本ニューズレターでも、何度か取り上げています。
 
 
 
EC-CUBE 2013、夢は世界へ: パートナー新年会@銀座 (2013年1月号)
EC-CUBE 2.12、プラグインとのインターフェイスが標準化、Joe’sですぐに(無料で)使ってみよう(2012年6月号)
Joe’sのサーバーがEC-CUBE No.1に ?! (2012年2月号)
いいね!でEC-CUBEつきサーバーが無料で使える(ec-cube.org) (2011年11月号)
無料のEC-CUBE プレインストールのサーバーに、人気が殺到 (2011年9月号)
サポートを重視した、EC-CUBE標準サーバー(ec-cube.org)、Joe’sから新登場 (2011年5月号)
 
アマゾンや楽天などのショッピングモールでネットショップを運営されている方も、売上の何割かをシステム利用料として支払う必要がある、ショッピングモールの他の店舗との差別化ができないなどの理由から、独自ECサイトをもつ方が増えています。オープンソースで無料であり、カスタマイズがさほど難しくないなどの理由から、EC-CUBEを最初に検討される方が多いようです。
 

9月19日に、EC-CUBE 2.13.0がリリース


EC-CUBEでは、9月19日に、新しい消費税率に対応したバージョン2.13.0がリリースされました。
 
 
1.変更前の取引には変更前の、変更後の取引には変更後の税率が適用される
2.8%から10%というような段階的な税率変更にも対応
3.生活必需品などの消費税率を低くするなどの、いわゆる軽減税率にも対応
 

1年間無料で利用できるEC-CUBE標準サーバー


すでに、旧バージョンで運用している人は、
 
a. 2.13.xにバージョンアップ
b. 2.13.xではなく、新消費税率対応用のプラグインを利用する
 
のいずれかの方法をとらざるを得ないと思われます。
EC-CUBEの場合、サイト開発の際に、通常はカスタマイズしますので、そのサイトを開発した業者に依頼する必要がでてくるでしょう。後者のプラグインは、弊社が確認する限りでは下記のページに存在しているようです。
 
http://www.ec-cube.net/products/detail.php?product_id=539
 

EC-CUBEサイトで根強い人気、Joe's SSL市場


もし、今からEC-CUBEを始めようという場合、Joe’sの無料のサーバー(EC-CUBE標準サーバー、入門プラン)を利用されてはいかがでしょうか。1年間無料ですが、1年経過後に有償プラン(標準プラン)に移行することを強制されません、また、「http://お好きなサブドメイン名.ec-cube.org」の形のURLで利用でき、標準プランに移行の場合、移行先の独自ドメインへのリダイレクトサービスも提供されます。

10月から株式会社ロックオンで、EC-CUBEの担当責任者になった金氏 (2012年6月のOSC北海道で)。


 


Joe’sでは、2008年1月に、ホスティングパートナーになって以来、EC-CUBEを応援しています。是非ご利用いただければと、考えています。

心に響く言葉を持っているか?! -東京五輪招致でのプレゼン力-

まず(1)番目は、前回落選の反省を踏まえ、事前のロビー活動やプレゼンテーション法など専門家のアドバイスを受けていたこと。多くの世界的スポーツイベントを成功させた、イギリスのスポーツ・コンサルタント会社がバックアップしています。⇒ 失敗を繰り返さない真摯な学習能力と効果的な対応策。
 
(2)番目が、プレゼンター(皇室・首相・都知事・担当JOC役員・アスリートなど)と内容が適材適所で選ばれていて、プレゼンバランスが良かった点。⇒プレゼン対象であるIOC委員たちに、何を、如何に、誰が、アピールしなければいけないか。イベントのコンセプトを的確に把握。
 
(3)番目は、各プレゼンターが、IOCの公用語であるフランス語と英語を駆使して、プレゼン内容の深い理解を計った。⇒同時通訳をできるだけ使わず、プレゼン対象へ深く強くメッセージを伝える。
 
(4)番目は、話すときの表情、身振り手振りなどのジェスチャーを加え、視線もしっかり前を向き、自信にあふれている自己主張になった。⇒伝統的に日本人の美徳とされてきた、「謙虚」「謙遜」文化からの脱却。
 
(5)番目は、プレゼンターに、笑顔があり、明るさがあり、そして夢と希望があった。⇒近代五輪の最大のテーマを五感で表現・理解。
 
(6)番目は、要所要所で、具体的かつ印象的なエピソードを挿入し、プレゼンテーション全体がひとつの物語のように見事に構成されていた。例えば、滝川クリステル氏は流暢なフランス語で、「何か落し物をしたら、日本では必ず戻ってくる」と、日本が世界一安全な国であることをアピールし、日本の「おもてなし文化」=ホスピタリティ精神を説明しました。⇒プレゼンテーション・シナリオの完成度が高い。
 
そして最後の(7)番目のポイントは、プレゼンテーション冒頭で、いかにIOC役員たちのハートを掴むか。⇒これ以上ないという素晴らしいキャスティングに成功。
 
冒頭に登壇したのが、高円宮妃久子さまでした。洗練されたフランス語と英語を織り交ぜ、東日本大震災に対する世界の方々からの援助へのお礼を述べ、日本が世界に対して感謝している姿勢がとても印象深く、心に響いてきました。
 
まさに、これから始まるプレゼン全体に大きな期待と感動を予感させるものでした。そして、その結果は、みなさんがご存知の如くです。心に響くメッセージを届けるのが、如何に至難の業か。そしてそれが相手に届いた時の感動と達成感。そんなことを改めて痛感させてくれた、プレゼンテーションでした。
 
東京五輪まで、あと7年。如何です? 7年後とは言わず、3年後のあなたを、あなたの会社を、あなたの仕事の未来予想図を、試しに一度、プレゼンテーションしてみては・・・。かく言うJoe’sの7年後のビジョンはというと、自信を持ってみなさまに披露できるものがあります!! と言いたいところなんですが・・・。
 
文責:高橋 正敏(Joe’sビジネスセンター スーパーバイザー)

[4]イベントでもらったJoe’sのVPSを、ずっと無償でご利用いただく方法

Joe’sがオープンソースカンファレンス(OSC)などのイベントで配布しているKVMのVPSの1年間無償アカウントのプレゼントは、2年以上前から実施しているので、よく知られるようになってきました。

イベントで配布しているJoe's VPS


他社のKVMのVPSと比較して、
 
1. 単なるVPSではなく、仮想サーバー+仮想ルーターのLANの形で提供され、インターネットとはNAT(Network Address Translation)を介して接続される。(仮想ルーターのポート変換を設定する必要がある)
2. CloudStack (Apache版)という信頼できるソフトウェアを利用していてる(最新の技術動向に呼応してバージョンアップがなされている)。

joes-vps.comのサイト


という2点が異なります。他社のKVMのVPSは、すべてグローバルIPアドレスが最初から割り当てられています。そのため、複数台契約の場合でもインターネットを介して通信する必要があり、ファイアウォールやロードバランサーなどの機能が使えません。また、CloudStackを採用しているのは、国内ではJoe’sのサービスだけです。
 
最近「昨年のOSCで無償アカウントをいただいたのですが、今年も申し込んでよいですか」という質問が多くなっています。ご利用いただいていることはありがたいのですが、それなりに費用がかかっていますので、無償でずっとご利用いただくのは難しいところです。しかしJoe’sではこの度、別の方法で無償でご利用いただくためのプログラムを開始することとしました。

仮想サーバーだけでなく、仮想ルータも管理できる


2013年10月1日より、イベントのプレゼントで発行したKVMのVPS (メモリ512MB, ディスク20GB)は、1年間の期限がすぎる前に有償ユーザーを紹介して、被紹介者が料金を支払った場合、被紹介者が解約するまで無料で使えるようになりました。被紹介者が自分自身であっても問題ありません。つまり、自分が有償のプランを契約した場合、仮想サーバーが2台になります。Joe’sのVPSは仮想ルーター付きですから、仮想サーバーが2台以上になると、もっと威力を発揮します。

人気のCloudStackが使えるので安心だ


 
 
すでにご利用いただいている無償サーバーで、1年を経過していないものも対象になります。プレゼントでもらった仮想サーバーを、ずっと無償でご利用いただければ、と思います。

[3]広告プラットフォームとしてのFacebookの活用

Joe's SSL市場の広告バナー


リスティング広告とは若干異なりますが、あるサイトAに訪問すると、別のサイトBでもサイトAの広告(テキストやバナー)が表示されるという経験をされたことはありますか。この機能をリマーケティングといいます。たとえば、Joe’s SSL市場にクリックすると、他のサイトでJoe’s SSL市場のバナーを何度も見ることになります(宣伝収入を増やすために、Google AdSenseの広告の枠をおいているサイトなど)。
 

Googleのリマーケティングの機能は、2年以上前からありました。Googleの営業が広告主にリマーケティングの使い方を積極的に説明するようになってから、広まってきたように思われます。Joe’sでも、「リスティング広告(検索)のクリック費用を有効に使えます」という説明を受けました。サイト訪問者から「しつこい」という印象を受ける場合もありますが、広告主からしてみると、有効なWeb広告であると言えます。

リマーケティングの最初の段階: 訪問客情報を取得する

日本ではまだ知られていませんが、Facebookでも、同様の機能が使えるサービスが出てきました。米国San Franciscoにあるベンチャー企業Ad Roll社の提供するサービスです。Googleの場合と同様、サイト内にタグを貼って、そのサイトの訪問者情報を習得し、その訪問者に対して、Facebookの右側もしくは本文に広告が表示されます。検索ではなくリマーケティングのみを提供しているサービスなので、コンパネがいたってシンプルです

Facebookで表示されているJoe'sの広告


 
(逆に、Googleのリマーケティングの設定はかなり複雑です)。英語のみの表示ですが、機能が限られているので、さほど英語力を必要としません。広告主が世界で10,000未満(主として米国)しかなく、サポートも英語のみですが、Joe’sで利用している範囲では、迅速で的確です。

Ad Rollのコントロールパネル


 
日本語の広告(テキスト)も文字化けせず、正しく表示されます。Ad Rollは、Googleのリマーケッティングと比較して、コストパフォーマンスで優れています。リスティングやリマーケティングは、ある程度大きな企業が使うというような印象がありますが、Ad Rollでは、広告の規模によっては、月額1万円未満の低予算でも効果が得られます。したがって、個人事業主や広告にお金がかけられない方でも、ご利用になれると思います。

Ad Rollのサイト


 
共用・専用サーバー: http://www.joeswebhosting.net/
VPS: http://www.joes-vps.com/
プライベートクラウド: http://joes-vps.com/service/private_cloud/
Joe’s SSL市場: http://www.joes-ssl.com/
バーチャルオフィス: http://www.joes-office.com/
EC-CUBE標準サーバー: http://www.ec-cube.org/
 
などにアクセスしていただきますと、Facebookでそれらの広告を90日にわたってご覧になれます。広告作成の参考にしていただきますと幸いです。

[2]あなたの会社の強みはなんですか

9月12日(木)に開催されたニッポンクラウドワーキンググループの全体会合で発表したJoe’sの強みについて、まとめてみました。
 

1. 世界的に最も人気のあるコンパネcPanelを、国内で唯一提供している
2. 仮想化技術 Linux Container (LXC)をVPSとして、世界で初めて商用化した
3. IDCF(大阪・吹田)以外に、シリコンバレーのデータセンターでサーバーを運用している
4. 複数ブランドの証明書を低価格で販売するJoe’s SSL市場 (国内最大級)
5. DellやHPではなく、Supermicroのサーバーを輸入して利用している
6. OSSイベントに寄付、OSSセミナーに会議室を無償提供、OSSがインストールされたサーバーを無償で1年間提供、Joe’sオープンソース推進プロジェクト
7. 24時間365日英語サポート(電話、チャット、メール)の海外向けサービス
8. 国内1000社が利用する銀座、青山、梅田の低価格 バーチャルオフィス
9. Joe’s 10周年記念マンガ「ごきげんにゃん」
10. Joe’sニューズレター(本紙)
 
NCWGのセミナー講演は、時間の制限があって、Joe’sのサービスの強みは、上記10個のみを発表しましたが、下記の10個なども他社にはない強みのように思われます。
 
11. 全ユーザーが、365日電話で技術者と話ができる
12. CloudStackを用いたKVMの仮想ルータつきVPS
13. cPanelとPleskの両方を販売する Joe’sコンパネ市場
14. SSL証明書の審査の一部を代行する登録局に(Comodo)
15. 月額788円の共用サーバーでも専用SSL証明書が設置可能
16. 各種OSSがワンタッチでインストールできる(Fantastico)
17. モジュール版と同程度に高速、CGI版と同程度に安全なFastCGIの採用
18. 管理者が不要で格安なフルマネージド仮想専用サーバー
19. 月額4万円台のCloudStackのプライベートクラウド
20. 申込後入金前にサーバーが利用可、30日以内なら無条件キャンセル可(共用サーバー)
 
Joe’sは今年12年目になりましたが、多くの会社は、創業後1~3年で消滅してしまいます。10年以上というと、1割も生き残っていないかもしれません。会社の強みや特徴がなければ、いくら努力して営業しても、長くは続かないように思われます(会社として、オーソドックスな意味でやらないといけないことはあるとは思いますが)。
 
Joe’sでは「勇気をもって、他社でやっていないことをやりなさい」ということが、会社の経営方針の一つ(Joe’sのおきてとも言うべきもの)になっています。皆さんの会社でも、強みをお持ちだと思います。是非、強みを10個、20個リストアップしてみてください。何か問題があって、状況が打開できないときなどに、それらを見ると、自信が湧いてくると思います。

[1]ニッポンクラウドワーキンググループ

ニッポンクラウドワーキンググループのロゴ


Joe’sは、2012年6月から、「ニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)」というグループの協賛をつとめています。NCWGは、クラウド上でのアプリケーションの評価、連携のための技術的、ビジネス的な交流を行うことを目的としています。現会長の小堀吉伸(北斗システムジャパン)氏の呼びかけで2011年11月に発足し、パッケージ開発業者、システムインテグレータが主な構成メンバーになっています。

東京・四谷の株式会社IDCフロンティア東京本社

Joe’sでは、9月12日(木)に、第17回の全体会合を主催させていただきました。全体会合の会場は、通常は自社の会議室で行うことが多いのですが、50名以上が参加者されるので、Joe’sビジネス・センター銀座ではまかないきれず、11年間データセンターのサービスを利用している株式会社IDCフロンティア(東京・四谷)の会議室をお借りしました。

小堀会長から、テーマ「クラウドビジネスの潮目」の説明


会合は、17:00に小堀会長の挨拶で始まりました。今回は「クラウドビジネスの潮目」というテーマでした。メンバーの中から、株式会社北斗システムジャパン、株式会社エスプリ、ターボシステムズ株式会社株式会社トランスウェアの4社からお話をしていただきました。その後、部会からの報告の後、Joe’sから緒方を含む2名でサービスの説明をさせていただきました。

Joe's 緒方の講演

 
引続き、Joe’sの専用サーバー「Joe’sの素」をご利用いただいているメンバーの方から、事例としてご紹介いただきました。また、その後の懇親会(19:30-21:00)には、30名ほどの方が参加されました。お手伝いいただいた皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。

懇親会

[4]NetCommonsユーザカンファレンス:今年も大盛況。キャラクタ名も決定

国立情報学研究所の新井先生の基調講演

 

2013年8月21日(水)に国立情報学研究所(NII)で開かれた、NetCommonsユーザカンファレンスに出展してきました。Joe’sのサーバーは、NetCommons Ready Goldといって、NetCommons (NC)がすぐに利用できる環境をもっているレンタルサーバーに認定されています。このユーザカンファレンスは、NCコミュニティが一堂に会するイベントで、毎年夏休みに開催されています。NCは、全国の学校と地方公共団体で普及が進んでいて、このイベントはIT業者はもちろんですが、毎年、全国の教員・公務員の方が数多く出席されています。

 

国内唯一のNC専門のホスティングサービス、NetCommons標準サーバー

朝10:00から、NCの開発の代表者であるNIIの新井紀子先生の講演が大会議室(一橋講堂)で始まり、午後からはブース展示とセミナーが中会議室と特設会場で行われました。

 

中会議室の入り口付近にはったJoe'sのブース

今年はブースを、NIIの中会議室の出入口に近い位置におかせていただきました。Joe’sのNetCommons標準サーバーをご利用いただいているユーザーの方にお立ち寄りいただき、感想や質問をいただきました。Joe’sで提供している、NetCommons標準サーバーは、国内唯一のNC専門のホスティングサービスで、1年間無料の入門プランと、独自ドメインで年額18,900円の標準プランがあります。セミナーでは、Joe’sからは高橋宏和が、NetCommonsなどのオープンソースを推進する取り組みに関して講演しました。

 

Joe's 高橋宏和のセミナー「NetCommonsなどのオープンソースを推進する取り組み」

今年のユーザカンファレンスでは、会場内(中会議室の一角)でオムライスが販売されていて、長蛇の列ができていました。

 

NCは、すでにバージョン3.Xに関しての開発スケジュールが発表されていて(現在はバージョン2.X)、そのキャラクタのデザインもできています。6月の総会の際に、そのキャラクタの名前を投票などを経て決定し、今回のユーザカンファレンスで発表するということになっていました(ニューズレター6月号)。開発者会議という質疑応答の時間(1時間半程度)の後、新井先生から3系のキャラクタ名は「ミカエル」に決定したというアナウンスがありました。夕方から、同じ中会議室で、情報交換会(懇親会)があり、参加者同士さらに親睦を深めました。

中会議室で一杯500円で販売されていたオムライス。煮込んだソースを、上からかける。

 

Joe’sでは、ユーザカンファレンスに3年連続で参加しています。新井先生やユーザ会であるコモンズネットの努力もあって、特に学校関係(教育委員会などの都道府県単位)で普及がすすんだ、ということが言えます。その結果、開発案件が増え、コモンズネットに所属する開発業者が収益を伸ばしているということです。NCは、オープンソースでありながら、国がイニシアティブをとっているので、経費を抑えながらしかも安心感があるのかもしれません。

 

NCのバージョン3系の新キャラクタは「ミカエル」

 
 
 

2014年のユーザカンファレンスは8月5日に開催されるということです。NetCommonsユーザカンファレンスの開催のために何日も前から準備されてきたコモンズネットの皆様、お疲れ様でした。

情報交換会で出されたスイカにNetCommonと彫刻(新井先生の秘書の小林さんが3時間かけて作成された)

[3]Joe’sのサイトを見ていてたら、突然チャット画面が出てきた

Joe’sのサイトを見ていて、いきなり「サイトにお越しいただきありがとうございます」というチャット画面が出てくることを経験したことがありますでしょうか。

 

Joe'sのサポート窓口Kayako (チケット+チャット)


インターネットのサービスでは、相手の顔が見えないだけに、サポートの良し悪しがサービスの品質を決めるといっても過言ではありません。Joe’sでは、現在レンタルサーバークラウドのサイトで、15秒以上滞在していると、チャット画面がでてくるように設定しています。「うざい」という感情をもたれる方がいらっしゃるかもしれませんが、サポートで問い合わせがしやすくなったという、喜びの声を数多く頂いています。

電話のサポートがあれば、十分というわけではない

 



既存のKayako(チケットとチャット)に加えて、2010年から技術専用ダイアルが利用可能になりました。これは、平日8:00~22:00、土日祝日9:00~18:00に技術者と電話で直接話ができるというサポートです。Joe’sのサーバーのどのサービス(無償でご利用の方も含む)をご利用の方も、問い合わせが可能です。

 

ひっきりなしに電話がかかってくるJoe'sの大阪本社


そもそも、レンタルサーバー、特に共用サーバーでは、どのような処理をされているかわからないユーザーの方が混在して利用されているため、不具合(サーバーが重いなど)の原因が明確にならず、問い合わせに回答ができない場合があります。そのため、レンタルサーバー他社でも、料金の高いプラン以外は、電話での問い合わせを制限したり、技術のわからないスタッフにマニュアル通りの受け答えをさせているところが大半でした(現在でもそのような場合が多いように思われます)。大切なデータを預けているのに納得のできる回答がもらえない、という不満を解消すべく生まれたのが、この技術専用ダイアルです。メールでの応答、素人とのやりとりではストレスがたまります。電話で、上級技術者とのやりとりなら、言いたいことが言えて、納得できます。しかも、土日や夜遅い時間も対応しています。

 

Joe'sのサイトを見ていると出てくるチャットのウインドウ


今回導入した、突然チャット画面が出てくる仕組みは、Snapengageという海外のASPをそのまま設定したものです。クラウドのベンチャーであるScalrのサイトで導入されていて、サポートの窓口を広くするのに良いのではないか、という判断になり、2013年2月から導入しています。

 

メールと電話があれば、チャットはいらないという考えもできます。ただ、電話というのは敷居が高いものです。インターネットの発達とともに、通話の機会は減ってきました。LINEでも通話ではなく、チャットしか使っていない人が多いということです。電話が苦手な人もいますし、電話で会話すると、大きな声で短い時間で相手に伝えなければならず、エネルギーを要します。また、サイトを見ていて、問い合わせの電話番号は何番だろうと探すだけで時間がかかる場合があります。そこで、サイトに長く滞在している人に対して、「お気軽にご質問ください」とチャット画面が出てくれば、その方が些細なことでも聞きやすい状況になります。もちろん、サポートで電話を必要としている方は、従来通り電話が利用できます。

 

米国サンフランシスコに本社をおくクラウドのベンチャー企業Scalr (左 は Joe's 増本、中央がCEOのSebastian氏)


このSnapengageは、2013年9月1日より、Joe’s SSL市場やJoe’sビジネスセンターなど、Joe’sの全サービスで導入する予定です。Joe’sのサービスをご利用の方が満足のいくサポートを受けられるよう、スタッフ一同、今後とも、最適な環境を模索していく所存でございます。

[2]OSC京都:スタンプラリーで多くの方にブースにお越しいただきました

アトリウムの展示会場

2013年8月2日から3日にかけて、京都リサーチパークで開催されたオープンソースカンファレンス(OSC)に、協賛企業として参加してきました。京都でのOSCは、2011年7月以来、3年連続の参加となります。

 

ビジネスライトニングトークでは、Joe’sの緒方がJoe’sのオープンソース推進への取り組みについて、説明しました。Joe’sでは現在、EC-CUBEMoodleNetCommonsについて、それらが最初からインストールされている1年間無料のアカウントを配布しています。また、東京・銀座や大阪・梅田の好立地の会議室を、OSSのイベントや勉強会のために無償で提供しています。

4階の展示会場

 

セミナーでは、Joe’sの増本と緒方がLXC(Linux Container)について講演しました。様々な仮想化の技術がありますが、LXCはコンテナといって、ハイパーバイザーとはまったく異なる原理に基づきます。OpenVZ等と同様、同じLinuxのカーネルに複数の仮想サーバー(コンテナ)に対応したプロセスがアクセスします。そのため処理効率が高く、また、VirtuozzoやOpenVZと異なりLinuxの標準として組み込まれています。

Joe's緒方のビジネスライトニングトークでの講演




増本の話は、ホスティングなどのサービスとして提供する場合のセキュリティ(他のコンテナからアクセスされないようにする技術)に関する話題でした。LXCのVPSは国内外で、Joe’sだけがサービスを提供しているものです。

 

Joe's増本のLXCに関するセミナー講演


今回は、Joe’sでは、初めての試みとして、スタンプラリーに参加してみました。スタンプラリーは、OSCの名物ともいえるもので、特定のブースに立ち寄ってスタンプを押してもらい、指定されたすべてのブースでスタンプをもらうと景品がもらえます。初めてというのは、スタンプを押すブースになるということです。開催責任者の宮原氏(びぎねっと)の話では、東京や京都の開催では参加者の50%、1日開催の場合はもっと多くの方がスタンプラリーに参加されるということです。実際、Joe’sのブースには、2日間で800名前後の方が見えられました。

 

スタンプラリーで押すスタンプ(Joe'sのブース)


また、6月の名古屋OSCと同様、ブースの位置がNetCommons (NC)のコミュニティの隣でした。Joe’sは、NCのユーザ団体であるコモンズネットの協賛団体であり、NCがインストールされたサーバーを1年間無料で提供しているので、NCのブースに訪れた参加者の多くの方がJoe’sのブースにもお立寄りいただきました。

展示ブースでJoe'sのブースに来ていただいた開催責任者のびぎねっとの宮原氏(右)

 





10月19日(土)、20日(日)に東京・日野の明星大学で開催されるOSC東京にも、協賛企業として参加する予定です。皆さんのご来場をお待ちしています。もしお越しいただければ、スタンプラリーにもどうぞご参加ください。

 

NetCommonsのコミュニティ(コモンズネット)のブース(Joe'sの隣)

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