[3]Joe’sの春は、Moodleで始まる

[3]Joe’sの春は、Moodleで始まる

研修といえば、全員が会議室に集まるというようなイメージがあるが


Joe’sの春は、Moodleで始まると言っても過言ではありません。新入社員が、サーバーやSSL証明書について、大学の講義のようなコースを受講して、知識を習得します(マナーや電話応対など、オンザジョブの研修もありますが)。
 
Moodleを使うと、教師が教材を配布したり、課題を集めたり、採点したり、成績をつけたりするところを、インターネットを利用して管理できます。 Joe’sでも新人研修で、Moodleでスライドとそれに対応した音声を聞いて、基礎知識を得ます。各学生(新人)が何度でも聞いてよく、また、課題もサイト内におかれていてオンラインで提出します。教師(研修担当)もその課題をオンラインで採点します。
 

Moodleでできない研修は、オフィスでのオン・ザ・ジョブになる


教師も学生も、早起きして業務開始前に会議室に集まって研修をするよりは、この方がずっと効率的だと感じています。ただ、個別指導ですから、教師は課題で提出された回答を読んでチェックし、最後のテストも(オンラインで)採点しないといけません。Moodleによる研修は原則自宅で行っていますが、教師からはアクセス状況が見え、学生の頑張っている様子が想像できます。
 
 

オーストラリアにあるMoodleの本部に訪れた、Joe's鈴木禎子代表


 
現在は、SSL証明書の単元に取り組んでいます。昨年までは2010年問題に関する内容が含まれていましたが、今年は脆弱性問題で有名になった OpenSSLの内容に変更しています。毎年同じで使いまわすというのではなく、改定がなされてよいものへと進化していきます。
 
Joe’sのMoodleの教材は、至って簡単なものです。以前に使っていたスライドに音声をつけたものと、それに対しての課題10問程度、模擬試験問題集からなります。教材を新規に作成するには時間がかかりますが、研修の教材の蓄積があれば、それをファイルの形にすれば何とか始められます。そして、社内に熱意のある教師がいることが必須となります。
 

現在行われているSSL証明書の単元。2010年問題は、OpenSSLに改定される予定だ。


Joe’sでは、社外向けのサービスとしても、Moodleがインストールされたサーバーを1年間無償で提供したり(LMS標準サーバ 入門プラン)、Moodleの勉強会に会場を無償で提供したり、Moodleのイベントに協賛するなど、Moodleの普及に努めています。

Joe’sのLMS標準サーバでは、現在お申込みになりますと、最新版の2.6.2がご利用になれます。2.5と2.6で機能的に大きな差異はありません。パスワードのリセット、テキストエディタ、 モバイル機器での操作性などの利便性の向上、Microsoft Onedrive(オンラインストレージ)との連携。教師の側では、コース作成エディタの改良、ダウンロードせずにPDFに注釈がつけられる、提出手続きの自動化、採点者名の割当、フォーラム・クイズ・SCORMの改良と、項目は多いですが、いずれもインターフェイスを中心とした小幅な改良にとどまってい ます。
 

Moodleがすぐに使える、LMS標準サーバー。入門プラン(無料)は、人気が高い。


Joe’sでは、読者の皆さんにMoodleの導入をおすすめします。LMS標準サーバ のうち1年間無料の入門プランで準備を進め、次回の研修ではLMS標準サーバ 標準プラン(月額1,575円)でかっこよくデビューして下さい。読者の皆さんの職場でも、Moodleで優れた人材を育てることを祈ってやみません。