Joe’s ニューズレター

[3]2014年こそ、ベリサイン(->シマンテック)でサイトにオーラを

Joe' SSL市場のサイト


先日、芥川賞・直木賞(第150回)の発表があり、今回も女性の方の活躍が強く印象づけられました。昨年出版された直木賞(第94回)作家の林真理子さんの「野心のすすめ」という新書(売上部数: 36万部)中に、「ユニクロの服を着て、松屋で食べていてはオーラは出てこない」「三流の人は三流の人で固まりやすい」という一節があります。多少誇張された表現かもしれませんが、読者からするとインパクトがあります。
 
SSL証明書についても、賛否はあるかもしれませんが、林真理子流に言えば、「安い証明書を掲げていては、サイトの売上は伸びていかない」ということになります(失礼な表現であればお許し下さい)。

人気のベリサイン証明書


 
現状が仮にそうであったとしても、2014年こそは、若干高くても、SSL証明書をベリサインにして、あなたのサイトにオーラを持たせてはいかがでしょうか。仕事で成功させて、(消費税改訂前に)ベンツを購入したい、(女性であれば)バーキーのバッグをもって銀座や青山を歩きたい、そのような決心をされた、あるいはそのような初夢を見たという方もいらっしゃると思います。同じことを、あなたの大事なサイトにもさせてみてはいかがでしょうか。コンバージョン率が高まること間違いありません。

林真理子著「野心のすすめ」


 
最近は、SSL証明書の規格が2048ビットに統一され(2013年11月号)、どの証明書が携帯電話(ガラケー)に対応しているか否かの差異がなくなりました。したがって、実在認証、ドメイン認証といった発行に際しての審査の仕方の違いはありますが、SSL証明書をブランド価値で選ばれる方が増えています。シャネルにするか、エルメスにするか、ユニクロにするかといった選択です。
 

初夢で、バーキーのバックをもって歩く自分の姿を思い浮かべましたでしょうか


また、レンタルサーバーをご利用で、専用SSL証明書を設置されていない方は、まず証明書を設置できるサーバーに移転させる必要があります。Joe’sでは、月額1,575円の共用サーバーでも専用SSL証明書が設置できます。

今年こそベンツを買いたいとか、新年の決意をされましたでしょうか


 
ベリサイン証明書は、4月15日より“powered by VeriSign”のノートンセキュアドシールは“powered by Symantec”に表示をが自動的に切り替わります。証明書そのものは変更がなく、お客様の方でも作業をする必要はありません。デザインというよりは、テキストの一部のみが変更になります。
 

Joe’s SSL市場では、2014年も皆様のサイトのセキュリティ向上、売上向上のため、皆様からのお問い合わせをお待ちしています。本年もよろしくお願いします。

[2]バーチャルオフィスでは、仕事始めの日が、1年で最も忙しい日です

Joe'sビジネスセンター のサイトにあるおなじみの動画

Joe’sビジネスセンターのスタッフが一番忙しいのは、仕事始めの日です。会員の方々への膨大な数の年賀状が来ているからです。
 
Joe’sビジネスセンターは、バーチャルオフィスといって、普段は自宅や他の事業所で業務をしている方に対して、郵便や電話を転送するサービスを行っています。Joe’sの場合もそうですが、銀座や青山などの一等地におかれているのが普通です。名刺やサイトの連絡先にもその住所を記載できます。ただ、Joe’sの場合、それだけではなく、商談室、会議室が一定時間無料で利用でき、専属スタッフが常駐しているなど、来客された契約者のお客さんに「ここが自分のオフィスです」と胸を張って言えるような環境作りをしています。

年賀状


 
皆さんの職場でも、仕事始めの日には、会社に年賀状が届いていると思いますが、Joe’sの場合、契約している会員が、1000社にもおよびます。整理する年賀状の数も、青山で2,000前後、銀座と梅田でそれぞれ1,000前後届いていて、1会員あたり4通程度ということになります。郵便物は、契約者の方にお渡しするだけでなく、どこからどのような郵便が来たかをお伝えし、必要か不要か(DMなど)、こちらで転送するのか取りに来られるのか否かなどを確認しています。

年賀状の整理で大忙しの銀座オフィス


年賀状がそれだけの数届くということは、バーチャルオフィスをそれだけ活用されていることになるので、大変喜ばしいことと思っています。
 
郵便物の整理としては、この他に、お歳暮・お中元のシーズンになると、大きな荷物がたくさん届くので、オフィスのスペースが狭くなります。最近、アベノミクスで景気が回復してきたと言われますが、鈴木禎子代表の話では、Joe’sの銀座、青山、梅田の3オフィスとも、昨年末に届いたお歳暮の数が大きく減っていたということです。

梅田オフィスの会議室


商談室・会議室(一定時間無料)は、オンラインで予約できる

輸出企業や大企業では、会社の収益、従業員の収入アップが見えてきたかも知れないが、中小企業やフリーランスにまでその恩恵が来ているとは、まだ言えないのではないかということです。
 
Joe’sビジネスセンターも、年賀状の整理で2014年も無事にスタートを切りました。今年も皆様のご期待に答えられるよう、皆様のビジネスを支援していく所存でございます。本年もよろしくお願いします。

本格的な景気回復は、まだ遠いのかもしれないですね。

[1]レンタルサーバーは、コントロールパネルが命

Joe'sのレンタルサーバーのサイト


レンタルサーバーでは、Linuxの知識がなくてもサイト管理ができるようなコントロールパネル(コンパネ)が提供されるのが普通です。価格、ディスク容量、設置場所(国内/海外)、信頼性などの差異はありましたが、このコンパネの機能が、レンタルサーバーの良し悪しをを決めると言っても過言ではありません。
 

cPanelのHome (上部)

Joe’sでは、独自に開発したコンパネではなく、cPanelという有償ライセンスのもの(当初は若干のカスタマイズを実施)を創業時から提供してきました。cPanelは、現在も国際的に最も人気のある、デファクトとも言われているコンパネで、日本国内の(中規模以上の)レンタルサーバーではJoe’sだけが提供しています。また、専用サーバーのサービスには、cPanelの他に、WHM(Web Hosting Manager)という管理機能があって、プラン(ディスク容量、転送量、制限する機能)を複数定義して、それらのプランのcPanelのアカウントを無数に発行できる機能をもっています。Joe’sでも、マネージドの機能をつけて、Joe’sの素という名前のサービスを提供しています(Joe’sと同じ共用サーバーのビジネスができます)。
 

15種類のテーマから選べる

特に、最近のcPanel(バージョン11)は、使いやすい、機能が豊富で美しい、など高いレベルで満足をいただいています。現在、新規でご契約いただくと、共用、専用、VPS(コンパネ付プランのみ)のいずれでも、11.40というバージョンになります(2013年12月3日リリース, 既存の契約者の方は、11.26前後のバージョンのサーバーが多いですが、順次更新しています)。バージョン11の主な特徴を以下の表のように要約してみました。
 
セキュリティ rootのSSH鍵の管理(WHM)、cPHulk(パスワードのBrute Force攻撃を防ぐ機能, WHM)、セキュリティポリシーの設定(利用していないポートをふさぐ、WHM)、XSS保護 (cPanel/WHM)。
パフォーマンス EasyApache(Apache 2/2.2のコンパネ, WHM)、10.xxと比較し、ページロードが格段に速い(キャッシュ無でも1.5秒以内)、SpamAssassinを利用時のメールの処理速度が大幅に改善された
デザイン 15種類のテーマからデザインを選べる(cPanel)
言語 cPanel (Joe’sで翻訳)以外に、WHMでも日本語が利用できるようになった
ブランド設定 再販業者のために、WHMでご自身の会社名、ロゴの設定などのデザインがカズタマイズでき、各cPanelアカウントの中で表示されるようになった
カスタマイズ cPanel/WHMのプラグイン機能、cPanelのテーマのCSSによる変更、PHPのアドバンストな設定を行うコンパネ (cPanel)
 

Fantasticoの後継として有望なサイトソフトウェア


上記の他に、11.40からは、サイトソフトウェアという機能ができました。Joe’sでは、FantasticoというOSSをインストールできるサードパーティのツールを提供してきましたが、基本的にそれと同じです。ただ、cPanel純正なので動作が安定していること、カスタマイズ(ソフトウェアの追加)が可能である点が魅力です。今後Joe’sでは、この機能を利用して、EC-CUBE、NetCommons、concrete5といった日本で人気のあるOSSを含めた独自のインストーラーを提供する予定です。
 

ClamAVで、ファイルのウイルスチェックが行える


この他、ClamAVというウイスルスキャンで、メールだけでなく、サーバー内にアップロードされているファイルのウイルスを検知する機能があります(cPanelで、高度な設定から、ホームデレクトリ全体をスキャン, 公開ウェブスペースをスキャン, 公開FTPスペースをスキャンなどを選ぶ)。
 

cPanelのアカウントを発行する WHM (Web Hosting Manager)

ご興味を持たれた方は、ぜひ下記のデモでお試しいただければと思います。
https://cpanel-demo.instantssl.co.jp:2083/
ユーザー名:cpdemo
パスワード:password

創業時(2002年)から、国内で唯一cPanelを提供しているレンタルサーバーということが、Joe’sの特色の一つになっています。2014年も、このcPanelをより多くの方にご利用いただけたら、と考えています。本年もよろしくお願いします。

[4]共用のSSL証明書だとなぜ不十分なのか

SSL証明書の国内最大級のショッピングモール、Joe's SSL市場


インターネットで個人情報の入力やカード決済を扱う場合、入力されたデータを暗号化する必要があります。よく、サイトのURLがhttp://ではなくhttps://や緑色の表示になっていることがありますが、これはSSL証明書が設置されていて、安全な通信が行われていることを意味しています。

 
SSL証明書には、データを暗号化するだけではなく、インターネット上の「オレオレ詐欺」(フィッシング)を防止する役割があります。たとえば、違う会社になりすましてそれらしいサイトを作成し、クレジットカードの情報を収集することなど、難しいことではありません。
 
そのために、認証局とよばれる中立な機関に本人であることの認証をしてもらいます。その承認を意味した偽造のできないテキストがSSL証明書です。ベリサインやグローバルサインといったメジャーな認証局の情報は、IEやChromeといったメジャーなブラウザに登録されていて、各サイトのSSL証明書に記載された認証情報を識別できるようになっています。自分で認証局を設置して証明書を発行しても、メジャーなブラウザに登録されていないと本人確認の機能は動作しません。また、認証局の秘密鍵を知らないと、認証局になりすましてSSL証明書を偽造することはできません。サイト訪問者に本人であることを伝え、安心感を与えることが実質的な機能であるといえます。

ベリサインなど実在認証を受けたSSL証明書では、クリックするとそのサイ トの所有者の名称・所在地が表示される


 
Joe’sのレンタルサーバーでは、月額1,575円の共用サーバーでも、独自ドメインに対応SSL証明書(専用SSL証明書の購入のため別途費用がかかる)が設置できるようになっています(「https://ドメイン名」の形式)。ただ、同時に、無料で利用できる共用SSL証明書を提供しています「https://サーバー名/~ユーザー名」の形式)。
Joe’sに限らず、レンタルサーバーのサービスでは、この共用SSL証明書が利用できるところが多いようです。
 
専用SSL証明書では、そのドメインの所有者が、認証局に本人確認の申請を行い(Joe’sのレンタルサーバーJoe’s SSL市場では、Joe’sが代行します)、そのサイトが認証されることになります。これに対して、共用SSL証明書は、1サーバーに設置された証明書を、そのサーバー内のユーザーが共同で利用するもので、各ユーザーのサイトが認証を受けるわけではありません。そのサーバーを所有しているレンタルサーバー会社が、認証を受けます。つまり、SSL証明書をクリックしても、そのサイトを保有している会社の情報ではなく、そのサイトが利用しているレンタルサーバーの情報が表示されます。

ブラウザには、メジャーな認証局の証明書の情報が格納されている


 
つまり、共用SSL証明書では、サイトが意図された相手のものかの確認ができないので、サイト訪問者からすると、自分の個人情報を入力してよいかどうか不安になります。ECサイトであれば、そのために購買意欲がなくなり、(サイト訪問者ではなく)サイト運営者にデメリットが出じるということです。共用SSL証明書の利用は不可という決済会社も多いですし、有名なショッピングカートのEC-CUBEでも、共用のSSL証明書の機能は動作しないようになっています。
 
逆に、ベリサインやセコムのロゴがあって、それをクリックしたらその会社の情報が出てくるのであれば、サイト訪問者は間違いなくその会社であるというだけではなく、セキュリティ意識の高い安心できる会社であるという判断をすることでしょう。
 

インターネット上のオレオレ詐欺であるフィッシングには、くれぐれもご用心を


他社サービスでも、専用SSL証明書(独自IPアドレス)が設置できる共用レンタルサーバーは、サーバー利用料が月額5,000円以上、またはベリサイン証明書が年額85,050円というところが多いようです。Joe’sでは、サーバー代金(18,900円)、SSL証明書購入代金(6,300円)、IPアドレス利用料(3,150円)を合計しても年額3万円以内におさまります。Joe’sでは、12年前の創業時から利用者の方にSSL証明書の設置を推奨していて、レンタルサーバーの利用者の方でも専用SSL証明書を設置されている方の比率が高くなっています。
 
Joe’s SSL市場でも共用SSL証明書ではなぜ不十分なのですかという質問は、従来から多くいただいてきました。インターネットを検索しても正確な情報が少ない内容ですので、まとめてみました。Joe’s SSL市場では、SSL証明書に関するどのようなご相談も承っています。皆様のご利用をお待ちしています。

[3]concrete5標準サーバーが登場

Joe'sオープンソース推進プロジェクト


concrete5というCMS(Content Management System)をご存知の方は、多いかと思われます。デザインの自由度が高い(サイトマップ、ページタイプ、ブロック)、各ページに更新の権限を細かく指定できる、高度な技術力を要求しない、などの特徴があります(日本語サイトに2分でまとめた動画があります)。
 

勉強会で熱っぽく語る菱川氏 (於 Joe'sビジネスセンター梅田)


Joe’sでは、2011年に、EC-CUBE標準サーバーLMS標準サーバー(Moodle)NetCommons標準サーバーという特定のオープンソース(OSS)に特化した3個の共用サーバーのサービスを開始しました。いずれも、標準プランと入門プランからなっています。標準プランは独自ドメインで、そのOSSに特化したサポートを受けられます。入門プランは、プリインストールされたサーバー(サブドメイン形式)が1年間無料になっています。契約者は、1年後に料金を支払って標準ドメインに移行(独自ドメインにリダイレクトされる)するか、その時点で解約するかのいずれかを選択することになります。ただ、Joe’では、コミュニティの拡大のために、勉強会やお試しのためにその無料のサーバーを利用することを奨励しています。OSSに限らず、使ってみないと、話を聞いたり本を読んだだけでは、ソフトウェアの良さはわからないと思われます。
 
関西オープンソースフォーラムEC-CUBEはホスティングパートナー、MoodleNetCommonsは、それぞれユーザー会である日本ムードル協会、コモンズネットの賛助会員になっています。各コミュニティのイベントに積極的に参加し、最新情報を得ながら、逆にコミュニティの発展のために貢献しています。標準サーバー入門プラン以外では、イベントの協賛・寄付、大会議室(銀座・梅田)の無償提供などを行っています(オープンソース推進プロジェクト)。
 
ただ、これらの活動は、この3つのOSSに限ったことではありません。ご要望があれば提供したいと考えています。たとえば、concrete5やPerl入学式をはじめとするコミュニティにイベントの会場を、最近ではImpressCMSというXoops系のCMSにそのサイトの運用のためにサーバーを提供しています。

 

コンクリートファイブ株式会社のロゴ


concrete5について、同様の標準サーバーを開始するということは、コンクリートファイブジャパン株式会社が設立された頃(1年以上前)から、そういう話をいただいてまいりました。2013年11月に関西オープンフォーラムで代表の菱川拓郎氏と合意に達し、現在は詳細を詰めているところです。菱川氏らは、concrete5(英語)およびそのドキュメントを翻訳し、東京、大阪、名古屋を中心にコミュニティの勉強会を開催(主催)し、その普及につとめてきました。そうした、concrete5のノウハウを知り尽くしたコンクリートファイブジャパン株式会社の協力を得て、共同でサービスを開発しています。
 

米国のconcrete5本部の面々


サービスの提供は2月初旬の予定で、現在は、安全、確実な運用支援のために、
・バックアップ
・アップデート
・WAF(Web Application Firewall)
などの機能を開発中です。ハードウェア・ソフトウェアのスペックも最新のものを中心に、
・Xeon 6コア
・データセンターグレードのSSD
・cPanel 11.40
・PHP 5.5
・MySQL 5.6
を検証中です。Joe’sの場合、土日祝日でも技術者と直接電話がつながりますから、商用サイトの利用に向いています。
 
Joe’sでは、無償サーバー、勉強会の会場の提供など、concrete5のコミュニティ拡大という点でも、最大限の協力をしたいと考えています。

[2]10周年記念電子コミック「ごきげんにゃん」が最終回

創刊号の表紙


株式会社Joe’sウェブホスティング(現 株式会社Joe’sクラウドコンピューティング)10周年を記念して2012年7月に創刊された、Joe’sと鈴木禎子社長のこれまでの経緯をつづった10周年記念電子コミック「ごきげんにゃん」は、第9話(2013年12月発行)で最終回を迎えました。
 
創業時から共用、専用のレンタルサーバーのみを提供していた頃まで、Joe’sは「わかりにくい会社だ」と言われていたように思われます。サポートや営業が、お客様とオンラインでしか接触する機会がなかったことが原因であったと分析し、
・毎月のニューズレター(本誌)の発行

オープンソース推進プロジェクト
・上級技術者と電話で直接話ができる技術サポート
などで、Joe’sの会社のことをもっと理解していただき、お客様とのコミュニケーションを充実させることができれば、と考えていました。

9話の全表紙


 
「ごきげんにゃん」をお読みになられた方も多いかと思いますが、同じ内容を活字で小説風に書いたとしても、インパクトも限定的であったのではないでしょうか。インターネットの時代ですから、ビジュアルで、テキストは短めに(twitterやfacebookなどもそうですが)した情報が受け入れられるように思われました。また銀座オフィスの支配人の高橋の知人からのすすめもあって、Joe’s 10周年の経緯をマンガで製作して発表してみようということになりました。
 

最終回(第9話)の表紙


制作を担当した銀杏社は、大手の漫画製作プロダクションで、日本の有名漫画雑誌の編集部へ、 スタッフを多数派遣しているということでした。2ヶ月に1回程度、銀杏社の阿部さん、本間さん、Joe’sの鈴木禎子社長、銀座オフィスの高橋支配人の4名で打ち合わせをして、シナリオを作成し、最終的に大阪在住のフジヤマヒロノブという漫画家に依頼して、マンガに仕上げていました。
 
第1話 アメリカで起業
アメリカでなにかビジネスを立ち上げようと思ったきっかけ、鈴木禎子のそれまでの生い立ち。
 
第2話 アメリカで起業2
レンタルサーバーのサービスを始めたきっかけ。サイトから、対面を経ずにオンラインで契約するやりかたは、当時(12年前)としては珍しかった。
 
第3話 大阪でビジネス開始
日本に帰国後、ビジネスは順調に伸びていった。Google検索で年間3,000万円支払っていた。また、2chのスレッドがたくさん立ち、これが、強力な宣伝にもなっていった。
 
第4話 思わぬ大惨事
ハッキングにあって、顧客の全サーバーの全データを消失する。しかし、その後立ち直り、ビジネスは回復していった。そんなある日、買収話がもちあがった。
 
第5話 バーチャルオフィス誕生
本社は大阪にあったが、東京近辺に顧客が多く、営業拠点が必要なので、東京の外資系のバーチャルオフィスを契約していたが、受付女性の愛想が悪く、青山でJoe’sでビジネスを開始することになった。
 
第6話 主婦として、社長として
バーチャルオフィスのビジネスは順調に伸びていった。本社は、北浜から高麗橋に移った。鈴木禎子の息子、娘が海外に留学することになった。
 
第7話 新規事業スタート
本社を梅田の現在のビルに移転した。従業員数も増え、充実した会社となっていった。サーバー、オフィスにつぐビジネスとして、SSL証明書を販売するJoe’s SSL市場を始めた。
 
第8話 ついに銀座進出
銀座で、青山、大阪につぐバーチャルオフィスの新しい支店を開設した。現在も、Joe’sの全サービスの東京での営業拠点になっている。銀座オフィスの宣伝の動画を制作した。
 
第9話 世界へはばたく
大阪の吹田以外に、シリコンバレーのデータセンターを利用していること、国内で唯一コンパネとしてcPanelを提供していること、インドのIT企業と共同でサーバー管理をしていることなど、国際的なパートナー関係を確立していった。
 

第8話「ついに銀座進出」で実際に制作した動画


Joe’sのサービスを利用されていない方でも、「マンガは全部読んでいます」という方はかなりいらっしゃいます。鈴木禎子社長が、オープンソースカンファレンスでブースにいても、「マンガ見てるよ」と声を掛けてくださる方が多くいらっしゃいます。
 

制作のために打ち合わせをしている鈴木禎子社長


マンガの連載が終わっても、皆様とのコミュニケーションを大切にして、さらに努力していく所存でございます。今後とも、よろしくお願いいたします。

 

[1]インフラはインフレではない:月額5ドルのVPSが出現

「今年もAWSの一人勝ちで終わりましたね」と苦笑いの忘年会 (12月4日、ニッポンクラウドワーキング・グループ)

今年は、アマゾンAWSの一極集中が進み、インフラまわりのサービスでは、国産クラウドが苦戦している感が否めないように思われます。具体的に各社の収益の数値を調査したわけではありませんが、忘年会や年末の挨拶回りなどで、そのようにおっしゃる担当者の方が多くいらっしゃることがわかります。

 

価格を下げれば利益が薄くなり、価格を上げれば新規顧客をつかめず、結局どのようにも価格を決められず、またサーバーだけを提供するので、サービス面で差別化をすることが難しくなっています。レンタルサーバーであれば、各社でいろいろ特徴があるので、共存共栄というしくみが働きます。ただ、パブリッククラウドとなると、価格競争でお互いに自滅していくという状況がありえます。

Joe'sのVPS(海外向けサービス、http://joes-cloud.com)

 

Joe’sではパブリッククラウドは提供していませんが、年明けの新サービス提供の準備をすすめています。その試験的な意味もあって、最近、Joe’s VPS海外向けサービスのラインナップを改定しました。ミニマムプランの月額料金を5ドル(KVMのプラン)とし、プラン数を8に増やしましたが、オプションを減らして簡素にしました。今までは、国内と海外でメニューを共通化していましたが、海外と客層が違うのと、将来の実験的な意味もあって思い切って改定してみました。

Joe'sのVPS(海外向けサービス、KVM)


 
KVMのプランでは、1から8のプランがあります。それぞれの数字を押すとスペックが表示されます。
1. CloudStackか、CloudStack+cPanel
2. バックアップありかなしか
3. OSは何か
4. セルフマネージドかフルマネージドか
を選択することになります。KVMですから、OSは自由に入れられますが、最初からインストールして渡す(契約者が後でマニュアルで変更可能)ことになります。

Joe'sのVPS(国内向けサービス、http://joes-vps.com)


 
海外では、競争がすすみ、VPSも月額5ドルからというのが当たり前になっています。日本でも近い将来、そういう状況はあり得るでしょう。
 

Joe'sではCloudStackのアドバンスモードを使っていて、VPNの機能が使える。


 
Joe’sで提供しているのは、VPSですから通常のクラウドとは違います。ただ、CloudStackを利用していて、アドバンストモードと言って、複数台仮想マシンのローカル通信、VPN、ロードバランサ、ファイアウォールが使えるので、通常のパブリッククラウドと同等の機能をもっています。
 

Joe'sではCloudStackのアドバンスモードを使っていて、ロードバランサの機能が使える。


 
本誌2013年11月号でもお伝えしましたが、インフラ系であっても、独自のサービスを目指すのがJoe’sです(現在は、海外のホスティング・クラウドサービスのトレンドを分析しています)。2014年はさらに踏み込んで、AWS一極集中を阻止するようなサービスを提供していきたいと考えています。そのための要素技術を、次号で紹介したいと思います。

[4]今年2度目のインド研修合宿、アブノーマルな事態が勃発

Joe’s では、2013年4月に引き続き、11月2日から6日まで、インドに研修旅行に行って来ました。ベンガルール(バンガロール)というIT産業の中心地に、海外サービス向けのサーバー管理やマーケッティングの業務に携わるスタッフがいて、技術研修や相互理解を深めるためディスカッションを行ってきました。一度に全員は行けないので、数人ずつ何回かにわけて現地に派遣しています。
 
Joe’sの新拠点ベンガルール:インドのシリコンバレー (2013年5月号)

インドの一般的な都市では、徒歩、自転車、バイク、リクシャ、自動車が 入り乱れている。路肩や中央分離帯には牛がいて、道が空いていれば命がけで追い越しをする。


米国のシリコンバレーの多くのIT企業が、ソフトウェアのオフショア開発(人件費が低い)や24時間体制(時差が12時間前後)の英語にサポートのため に、ベンガルールにスタッフをおいています。Joe’sでは、契約データセンターのあるシリコンバレーにも定期的に(1年に1回程度)人材を派遣しています。そのような、表と裏のシリコンバレーに行き来する他、海外他社との取引のために、たとえば定期的に団体でTOEICを受験するなど、スタッフの英語力を伸ばすことに力を入れています。

ガンジス河を船で渡るスタッフ


 
 
 
 
インド人の英語は、インド人同士では聞き取れても、アクセントや言い回しの速さが違うので、英語ができる人でも苦労します。ブレインストーミングや真っ向からの議論では、一度日本語で考えたものを英語にしていたのでは会話についていけません。ホテルに帰って、そこはそういう風に言えばよかったと思い起こし、英語で口を動かしていて、そのまま寝ていると、夢が全部英語になっていたりします。毎日チャットで会話していて、相手の性格や技術レベルを把握していても、顔を見ながら話をしていると、思い込みや誤解が解けたりします。

現地スタッフの指導(Joe's 増本)


今回参加したスタッフは、インドが初めての人が多く、前回同様、タージマハールやガンジス河に視察に行きました。同じインドでも、ベンガルールとはかなりギャップがありました。インドの普通の都市では、道路に牛が寝そべっていたり、2車線の道で対向車が来ても追い越しをやめず、車が4台横に並んだりします。今回、何人かのスタッフが腹痛になりましたが、丁度、最終日にアユルベーダに行く機会があり、マッサージではなく、ひたいにオイルを落とす技術(シローダラー)をしてもらったら、完全に回復しました。インドでは、アユルベーダは医学であって、そのパーラーは、エステではなく、病院と書いてありました。

現地スタッフが用意してくれたウェルカムパーティー


今回は、アカウントの即時発行などを含むシステムの改善、2015年1月から開始する新サービス、サイトの改善になど関する検討などが検討課題でした。サービスとして提供するものは、かなりインパクトのあるもので、近い将来公表する予定です。今回得られた成果から、サービスでの品質向上、性能向上について、皆様に還元していきたいと考えています。

シローダラーといって、ひたいにオイルを落とすアユルベーダの技術

[3]2010年問題から3年、1024ビットのSSL証明書が消えて何が残ったのか

SSL証明書の国内最大級のショッピングモール Joe's SSL市場


2005年に、米国のNISTが、米政府系システムで使用するRSA暗号は、2011年以降は2048ビット以上のでなければならない、と発表しました。しかし、当時、それに対応できない端末やサーバ・ネットワーク機が数多くあったことから、「暗号2010年問題」と言われました。
 
Joe’s SSL市場でも、多くのお客様からこの問題について問い合わせをいただきました。スマホであれば、ブラウザの更新できますが、ガラケーの場合更新ができず、1024ビットでないとSSL証明書が動作しないため、2048ビットへの移行が遅れがちでした。
 

ブラウザにルート証明書が格納していないと、そのSSL証明書は機能しない。


2011年が目前に迫った2010年後半、NISTでは、ある条件を満たしていれば、1024ビットの使用を2013年末まで認めるルールを発表しました。その期限が、今年末になります。この間、グローバルサインが国内の発行枚数を伸ばしたのも、設立当初から2048ビットの証明書しか販売しておらず、1024ビットのSSL証明書(ベリサインなど)は安全ではない、という営業戦略をとったからであるという説もあります。

この3年間で、セキュリティの不備をつかれ、廃業した認証局もある。この一連の事件で、SSL証明書発行の審査が厳しくなったと言われる。


 
 
ちなみに、Joe’s SSL市場で2013年1月1日から今日までに発行されたSSL証明書のうち、1024ビットのものは1枚もありませんでした。
 
結果として、SSL証明書を選択する基準として従来考慮されていた、携帯(ガラケー)で使えるか否かという条件が検討の対象ではなくなった、と言えます。ドメイン認証か、実在認証かという基準を除けば、製品として本質的な差異はなく、ブランド品を選ぶような基準でSSL証明書を選ぶ傾向が顕著になってきた、といえます。実際、Joe’sで扱っている8種類の証明書は、どの証明書ももすばらしく、甲乙つけがたいというのが本音です。

ベリサイン(現シマンテック)証明書も、現在は1024ビットの証明書は、発行していない。


ところで、この1024ビット、2048ビットの「ビット数」とは何でしょうか。この問題は、Joe’sのスタッフの新人研修でもよく出題されます。そもそも、RSA暗号は、2個の素数の掛け算は時間がかからない、掛けたものを素因数分解するには計算時間がかかる、という原理に基づいています。7×13=91の計算は数秒でできても、91を素因数分解しようとすると、普通の人は1分以上かかります。1024ビットの数は10進数で300桁程度になります。その数を素因数分解できれば、RSA暗号は解読できます。それを2048ビットにしたことで、解読に要する時間が、2倍よりずっと大きくなると言われています。

 
Joe’s SSL市場では、難しい問題でも回答できるように、日頃から準備をしています。SSL証明書について、お気軽にお問い合わせください。皆様のご利用をお待ちしています。

[2]関西オープンフォーラムの懇親会で純米大吟醸「獺祭」が登場

大阪市営地下鉄のコスモスクエアから乗り換えて、ニュートラムでKOFの 会場へ


11月8日(金)、9日(土)に、大阪南港のアジアトレードセンター(ATC)で、恒例の関西オープンフォーラム(KOF)が開催されました。KOFは、中野秀男氏(現大阪市立大学名誉教授)のよびかけで2002年からはじまったイベントで、当時は景気状況がよくなく、大阪にあった大企業の多くが本社を東京に移転するなど、大阪で開催されていたイベントがなくなっていった時代であったということです(実行委員 安田豊氏)。
現在開催されているオープンソースカンファレンス(OSC)も、その第1回のKOFを協賛したびぎねっと(代表: 宮原徹氏)がその精神を引き継いで、オープンソース(OSS)のイベントを全国に広めていったということです。その意味でKOFは、大阪発のOSSイベントの元祖と言っても過言ではありません。Joe’sでも、Joe’sオープンソース推進プロジェクトといって、日頃からOSSのイベントを支援していて、2011年11月から今回まで3回連続で協賛企業として参加しています。

実行委員長の中野先生とJoe's代表の鈴木禎子


 
 
関西オープンフォーラム、ニュートラムに乗れないくらいの盛況ぶり (2012年11月)
 
「悲しい色やね」の大阪南港で、第10回 関西オープンフォーラム (2011年11月)
 
 
 

Joe's 池原による、「CloudStack 4.2でLinux Containerを動かす」の発表


最近は、Joe’sのブースはNetCommons (NC)の隣になることが多いようです。Joe’sは、ユーザ会であるコモンズネットで賛助会員になっていて、NCがすぐに動作する、NetCommonsReady Goldの認証を受けています。また、Netcommons標準サーバーというサービスの中でNCがプレインストールされたサーバーを1年間無償で提供しています。隣のブースでNCの説明を受けた方に「OSSは、使ってみるのが一番」ということをお伝えして、無償サーバーを利用することをおすすめしています。また、今回もKVMのVPSのアカウントを1年間無償で提供していて、多数のお申し込みをいただきました。セミナーでは、Joe’sの池原がOSC東京に引き続き、CloudStack 4.2のLinuxContainer(LXC)が動作する機能に関して、発表しました。
 

ブースの様子。今回も無料VPSで、多くの方がブースに訪れた


KOFには、ブース出展、セミナー(ユーザ企画)の他に、発表者の横からスタッフが補足の質問や(厳しくない)ツッコミを入れるというなにわ流のショー形式の発表(ステージ企画)があります。今年は間に合いませんでしたが、Joe’sでは、将来ステージ企画などにも、チャレンジする計画を立てています。
 
KOFの懇親会は、今年は同じATCの中でも、KOFの会場と同じエリアの中の6階で行われました。ビールをサーバーごと提供する協賛企業の方も毎年いらっしゃいますが、それ以外に日本酒やワインなどがテーブルの上に用意されていました。中野先生が前日購入された、純米大吟醸の獺祭(だっさい)が目立っていました(1本がすぐになくなりました)。

今年の懇親会は、中野先生が純米大吟醸「獺祭」を準備されていた


2014年のKOFは、11月7日(金)、8日(土)にATCで開催されるということです。黄緑のTシャツを着て会場を走り回られたKOFのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

ユーザ企画(セミナー)やブース以外に、ステージ企画と言って、発表者の 横でKOFスタッフが(打合わせなしで)ツッコミを入れるという、なにわ流のプレ ゼンがある。発表は、Wordbenchの森川琢磨さん

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