Joe’s ニューズレター

5月号 [1] 業界初、Intel Xeon 6コア搭載の専用サーバーのサービスを開始

Joe’sでは、専用サーバーの新プラン(プラン19,20)として、Xeon 6コア12スレッド(Supermicro社製)搭載の専用サーバーのサービスを開始しました。http://www.joeswebhosting.net/service/dedicated/

シリコンバレーにあるIntelの本社

Xeonは、CeleronやPentiumなどを受け継いだIntelのサーバ向けマイクロプロセッサのシリーズです。CPUは、コアという独立に駆動する回路を複数もっています。2コア、4コア、6コアというように、コアの数が多ければ並列に計算が進むので、(無駄が生じるので比例はしませんが)CPUの処理が速くなります。この他、ハイパースレッディングと言って、CPUの1サイクルの1/2や1/4の処理が終了した時点で次の処理に入る仕組みがあります(カエルの合唱をイメージしてください)。今回リリースしたサーバーのCPUは、6コア12スレッド(各コアで2個のスレッドに分かれる)になっています。Intelの他にAMDが、コア数6以上のプロセッサを提供しています。しかし、ハイパースレッディングの機能がなく、他の性能項目を総合すると、Intel Xeon 6 コア12スレッドが総合的に良い性能を示しています。http://hardware-navi.com/cpu.php



また、Joe’sでは、2006年から、米国のSupermicro社(経営陣は台湾出身が多い)のサーバーを利用しています。Supermicroは、カリフォルニア州San Joseの本社があり、地元シリコンバレーでは、DellやHPより人気があるとされています。新しい技術が搭載されることが多いので、Joe’sではSupermicroのサーバーを米国の代理店から輸入して利用しています。直輸入のため、仕入れが安価で、お客様にも安価に提供することができています。


Joe’sでは、このようなハイパワーのサーバーの用途として、仮想化のホストとしての利用を想定しています。今まで複数台のマシンで動いていた処理を、1台のマシンに集約させると、サーバー資源(CPU, メモリ, I/O)を有効に配分することができます。新しいマシンでは、それまでの物理的な各マシンを仮想的なマシン1台に対応させて、それぞれをホストプロセスとして実行させます。この場合の仮想化は、LXCなどのコンテナ型(OS仮想化)ではなく、完全仮想化になります(マシンごとにOSが異なってもよい)。また、そのような仮想マシンを資源の許す限り何台でも生成できるので、原理的に完全仮想化のVPSのサービスも提供できます。



ところで、Joe’sでは、共用サーバーのアカウントを発行する専用サーバーを「Joe’sの素」と呼んでいます。Joe’sと同じビジネスができるので、そのようなネーミングになっています。他方、仮想的なマシンは、それ単体ではVPSになるので、仮想的なマシンを生成できる専用サーバーをJoe’sのエンジニアの間では、「VPSの素」と呼んでいます。VPSの素の提供は、6月を予定しています。現時点で契約する場合、仮想化のためのご相談(コンサルティング)に応じています。特に、設計・開発を伴わない場合、無償とさせていただいています。

4月号 [4] 私書箱や住所貸しというよりは、自分のオフィスであると自覚のもてるサービスを

おかげさまで、Joe’sビジネスセンター(銀座、青山、梅田)は、会員数(1000社)でもサービス品質でも日本を代表するバーチャルオフィスと言えるまでに成長しています。バーチャルオフィスは、郵便や電話を自宅まで転送し、商談や会議のときだけオフィスに来るというオフィスの利用形態です。オフィスに常駐はできませんが、名刺や特定商取引の表示にも記載できます。銀座や青山など一等地にあるのが普通です。コスト削減やイメージアップに使われます。

しかし、残念なことに、このバーチャルオフィス(というよりは住所貸し)のサービスを住所を隠すために利用し、いかがわしい商売や犯罪の目的で利用される場合があります。

3月14日(月)に行われる予定だった警察の研修の資料によると、マネーロンダリングといって、偽名口座や匿名口座、複雑な送金経路を経るなどにより、おもに不正な手段(麻薬売買・違法ギャンブル・贈収賄・その他犯罪行為など)で得たカネの出所を分からなくする行為が急激に増えているということです。また、住所貸しの業者が、振り込め詐欺に利用されるケースも増えてきているそうです。

Joe’sでは、契約に際して、本人確認のための資料および事業内容を提出していただくことになっています。そして、契約後に事業内容で問題が発覚した場合、契約を打ち切るという手立てを踏んでいます。住所貸しとは根本的に異なるサービスであると考えています。

Joe’sでは、ご契約者様自身が、商談でオフィスに訪れたお客様に「自分のオフィスです」と胸をはって言っていただける様なサービスを目指しています。会議室が一定時間まで無料、秘書が常駐しているなども、他社のサービスには無いものです。そのお客様も、バーチャルオフィスであることを知って失望するというのではなく、そのメリットを知って感心し、ご自身も契約するというケースが増えています。

4月号 [3] シリコンバレーのサーバーが、計画停電対策で人気急上昇

データセンターの玄関

Joe’sでは、国内では大阪府吹田市、海外ではシリコンバレーのデータセンター(DC)にサーバーをおいています。そのため、現在のところ、計画停電の対象となる可能性はありません。しかし、3月の震災以降安全のために、首都圏周辺のホスティングやコロケーションを解約して、関西のサービスに移転するというケースが多くなっています。そのため、現在ではサーバーのラックの充足率が高くなっていて、関西のラックの提供価格が上昇していると言われています。

Napa Valleyのワイナリー

そういう状況の中でクローズアップされているのが、コストパフォーマンスの高い米国のDCです。インターネットで遠隔地までアクセスするので、国内であれば、ping(アクセスポイントまでのネットワークの応答時間)が20ms未満であることが多いですが、米国では100ms以上かかります。しかし、その中でも日本に近い西海岸のレスポンスが良好であるとされています。pingだけでアクセスの品質が決まるわけではなく、用途によってはむしろその分、他のメリットが得られる可能性があります。

San Joseにある Intel 本社

Joe’sでは、4月初旬にシリコンバレーのDCにサーバーなどの機器の整備に行ってきました。国内サーバーと比較して、ネットワークやラックの原価が安く、結果的にお客様に低価格で提供させていただいています。また、米国向けのコンテンツなどでもご利用いただいています。Joe’sでは、サポートや利用ソフトウェアは、国内サーバーと同様、日本語になっています。

シリコンバレーの司令塔 Stanford大学

シリコンバレーは、観光としても、見るべきところがたくさんあります。有名なハイテク企業が集中しているので、刺激を受けて来てもよいでしょう。Intel 博物館などは観光もできます。Stanfordショッピングセンター、Milpitasモール、Fry’sのパソコンショップ、Santana Rowの夜のにぎわいなど、レンタカーで効率よく見られます。また、アスレチックス(Oakland)の松井選手のプレー、San Francisco周辺(Alcatraz島、ケーブルカー、Fisherman’s Wharf)、Napa Valleyでのワイナリーめぐり、Monterey/Carmelでのアザラシとの遭遇、Yosemite国立公園など、行けば行くほど好きになります。

松井選手がプレーするアスレチックス球場

読者の方の中には、シリコンバレーで起業したいという方もいらっしゃると思います。まず、サーバーだけでも、海外進出してみてはいかがでしょうか。 http://www.joeswebhosting.net

4月号 [2] 世界最速の仮想専用サーバー(VPS)のサービスがJoe’sから新登場

専用サーバーそのものではなく、実際に動作している物理的なサーバーの上で、複数の仮想的なサーバーを動作させ、その個々の仮想サーバーを提供するサービスのことを仮想専用サーバー(VPS)サービスといいます。

同じマシンで、処理速度を上げるには、オーバーヘッド(間接コスト)を最小にする必要があります。例えば、各仮想サーバーにハードウェアをソフトウェアで模擬的に実行(エミュレート)させ、それに対してOSやアプリを実行させる(完全仮想化)などの方法があります。この場合、仮想化のための無駄な処理が含まれますが、Linux以外のいろいろなOSが実行出来るので、使い勝手がよいという利点があります。

Joe'sウェブホスティング鈴木禎子代表取締役と山本政秀CTO

Joe’sでは、2010年7月にParallelsのVirtuozzoによるVPSを提供しています。Virtuozzoは米国Paralells社がその前身であるSW Softの時代(2001年)に開発したもので、現在はそのオープンソース版であるOpenVZもよく利用されています。

Joe’sでは、さらに2011年4月7日に、Linux Container (LXC)によるVPSの提供を開始しています。LXCもVirtuozzoもコンテナ化(OS仮想化)とよばれる方式をとっています。一般に、サーバーでは複数のプロセス(プログラムの実行)が同時に実行されます。コンテナ化では、各仮想サーバーに属するプロセスを同時に実行させ、しかも別の仮想サーバーのディスクの領域を侵さない仕組みが施されています。Linuxしか利用できないという欠点はありますが、完全仮想化よりも、処理効率は高いとされています。

http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000030685

VirtuozzoはLinuxにパッチをあてる(プログラムを部分的に修正する)ことによって提供されますが、LXCは、Linuxの標準的な機能の一部として提供されています。したがって、Linuxカーネルのバージョンアップと同時にLXCの機能も更新されるので、VirtuozzoやOpenVZと異なり、古いカーネルで実行しなければならないということはありません。他方、カーネルのバージョンの新旧で処理効率が大きく異なってきます。

理論上優れていて評価が高く、しかも技術的な問題もないにも関わらず、今回のJoe’sのリリースまで、LXCのVPSのサービスが提供されませんでした。過去に商用の実績がないこと、技術資料が少ないことなどが理由であったものと思われます。今回のリリースは、Joe’sの山本政秀CTOの強いリーダーシップのもとで実現されました。cPanelが安価で提供されるというのも、新サービスの強みです。 月額750円のサービスも、Unixbenchとして2200という、専用サーバーと比較して遜色ない数値が出ています(http://www.cpanel-plesk.net)。

LXCのVPSを使ってみたい、cPanelをVPSで使ってみたいという要望は数多くありました。皆様のご要望に答えられたものと自負しています。

4月号 [1] SSL証明書の申請って、面倒臭くないですか

URLがhttps://で始まっている、または、グリーンで表示されている場合、正当な当事者であることを示す証明書がサイトに備え付けられています(SSL通信という名前の手順なので、SSL証明書と言われます)。この証明書は、ベリサインやグローバルサインなどの信頼のできる認証機関が発行するもので、偽造できないテキストデータからなっています。SSL証明書の発行を申請するには、認証局に、申請者が該当サイトの所有者であることと、表示される会社の名称や住所が正しいことを示す証拠となるものを見せなければなりません。

認証局が、ドメインのwhois情報にあるメールアドレスに確認のメールを送り、申請者がURLをクリックという方法(ドメイン認証)があります。ただ、その場合、申請者がそのドメインの持ち主であることは保証されますが、会社名や住所などを偽って証明書を発行することもできてしまいます(whois情報が自己申告に基づくため)。

審査が厳しい証明書だと、DUNS番号(全世界の多くの企業、政府が、データベース上で企業を識別する手段として採用している、 世界標準の企業識別コード)に登録されていないと、本人確認のために、認証局が申請者に登記謄本の提出を依頼します。そして、記載されている電話番号、もしくはNTTの電話帳に記載されている電話番号に電話して本人確認を行い、そのような不正を防ぎます。NTTの電話帳に記載がない場合、その電話番号の請求書の提出が要求されます。

一般に、低価格の証明書では前者の手順で 即日、高価格の証明書では後者の手順で数日間で証明書が発行されます。ベリサイン、セコム、サイバートラストなどは、後者に属します。審査にコストがかかるのと、信用性が高いので、高価になります。

通常は、サイト所有者ではなく、サイト開発者が代行して申請することが多いようです。ここで、もし審査に時間がかかると、サイト所有者から何度も進捗を聞かれたり、発行先に連絡しても認証局から連絡がないとい言われるということを繰り返します。両者の間に入ると、時間やお金というよりは、気苦労でエネルギーを消費します。

そのため、Joe’sでは2011年3月28日から、ベリサイン、ジオトラスト、ComodoEVSSLの登記謄本に関しては、申請者(お客様)に依頼しないで、(実費も含めて)無料で代行して申請し、認証局に提出することになりました。結果的に、発行までの日数が短縮され、お客様の負担を和らげることができたものと自負しています。

3月号 [4] 計画停電、あなたのサーバー動いてますか

通常、データセンターには自家発電用の設備(UPS)があり、長時間の停電しても電力がサーバに供給されます。ただ、そのエンジンを稼働させるための燃料を確保する必要があります。今回の東日本大震災では、大規模な電力供給不足が生じ、また、重油・ガソリン供給の首都圏供給が少なくなっていることから、データセンターが重油を確保できないという事態に直面しつつあります。

計画停電のスケジュール

現在の備蓄燃料でどれだけの連続稼働ができるかはデータセンターによってまちまちですが、多くのデータセンターでは、最大48時間程度以内しか確保できていないものと思われます。1日数時間の計画停電が1ヶ月以上続き、かつその間で燃料の確保ができないという状況になると、データセンター業務が停止になる可能性が出てきます。

Joe'sのサービスは、計画停電の影響を受けません

Joe’sでは、計画停電にともない稼働を停止するデータセンター契約者、およびレンタルサーバーサービス(他社)の契約者に対して、専用サーバー、VPS、共用サーバーのアカウントを即座に設定しています。その際に、初期設定費用は無料、30日間支払いを猶予しています(専用サーバー、VPSは通常、初期設定費用がかかります。共用サーバーは通常申込後7日以内の支払いとなります)。

 

3月号 [3] SSL証明書の2010年問題、ベリサインで大丈夫でしょうか

SSL市場はベイサインの認証を受けている(EV証明書)

SSL証明書には、サイトに入力情報を暗号化して送る機能の他に、そのサイトの所有者が正当であることを認識する機能があります。その様な機能が無い場合、外部の第三者がjoes-joes.netやjoes-virtual.jpのようなドメイン名を取得して、サーバー代金支払い窓口になったり、カード番号を盗むなどの不正を働く事が可能となります。これは、ネットワーク上におけるオレオレ詐欺に相当します。それを防ぐのが、SSL証明書です。http://ではなくhttps://で始まるURL(https://www.joes-ssl.com のようにグリーンで表示されるものもあります)を見たことがあるでしょう。このSSL証明書は、ベリサインやグローバルサインといった認証局に登記簿などを提出して発行してもらいます(ドメインのwhois情報だけで確認する場合もあります)。
ブラウザは、メジャーな認証局の情報は抑えていて、サイトの証明書が本物の認証局によって署名されたものかどうかチェックします(認証局をでっち上げる詐欺もあるからです)。認証局の情報が、ブラウザにないと、上のような表示がなされます。
新しい証明書であれば、古いブラウザにはまだその情報が入っていないかもしれません。その場合でもユーザがブラウザをバージョンアップする事で問題は解消されます。しかしながら、携帯サイトにおいては問題はそう単純ではありません。携帯電話に搭載されているブラウザは利用者側で簡単にはバージョンアップができないからです。そのため、SSL証明書は携帯サイトへの対応率がどの程度あるかということが重要になってきます。
2010年問題とは、米国政府から暗号の強度に関する通達で、特にRSAという公開鍵暗号は従来の1024ビットから2048ビットに強化すべしということになっています。忠実に守られると、1024ビットの証明書を主に販売していたベリサインは認証局のレベルからの変更が必要で、携帯サイトへの対応が難しくなります。ただ、交渉の結果、2013年までに2048ビットに変更すればよくなりました。ベリサインの3年物は、2012年1月からは2年物の1024ビットが、2013年1月からは2048ビットが廃止になります。しかし、携帯電話は買替えに、通常3-5年程度かかります。
ベリサインが対応できなくても、ご安心ください。Joe’s SSL市場は、以前からベリサインと並んで携帯サイトへの高い対応率を誇る(2048ビットも)サイバートラスト、セコムトラスト、この他グローバルサイン、ジオトラスト、コモド、アルファSSLの全部で7ブランドを揃えています。それも国内で最もお安く販売しています。コンサルティング的なご相談にも対応しています。

3月号 [2] Joe’s ビジネスセンター1000社が契約:バーチャルなオフィスが大人気

24名まで利用出来る銀座オフィスの会議室

自宅に居ながら、郵便と電話(03または06)を転送してもらい、商談や会議のときだけオフィスに行く。名刺にその住所や電話番号を記載できるだけではなく、特定商取引に基づく記載として表示したり、会社の登記ができる。オフィスは、銀座や青山など一等地にあり、月額4,200円で契約できる。それがバーチャルオフィスです。

以下のようにご利用いただいています。

  1. 交通の便利な場所で、お客様と商談したい
  2. 法人ではない(SOHO、個人事業主)が、最初の拠点がほしい 。
  3. 会社は東京以外(地方、海外)だが、東京に拠点がほしい。
  4. 会社は東京だが、関西にも拠点がほしい。
  5. HPの特定商取引表示で、自宅住所は公開したくない。
  6. お稽古教室やイベントで、交通の便利な場所にセミナー室がほしい。
  7. 現在のオフィスは高額で、月1回の会議室と郵便物の受取だけでよい。
  8. 現在のオフィスは地方なので、銀座や青山などに住所を移したい。
  9. 女性起業家で、自宅が住所の名刺を渡したり、インターネットで自宅住所を表示するのは、抵抗がある。

梅田の会議室も24名まで利用でき、プロジェクタも無料です

Joe’sでも2006年10月からバーチャルオフィス Joe’sビジネスセンターの営業を始めました。最近、他社でも住所貸しや私書箱というサービスも出てきています。Joe’sの場合、銀座、青山、梅田のいずれでも、

  • 会議室が一定時間無料で利用でき、
  • 秘書が常駐しています。

つまり、お客さんと商談しても、これが「私のオフィスです」と、自信を持っていえます。ご自身の仕事の拠点として、安心してご利用いただけます。詳しくは、Joe’sビジネスセンター http://www.joes-office.com のサイトで。

 

3月号 [1] 仮想専用サーバー(VPS)で知っておきたい、完全仮想とコンテナの2タイプ

仮想化技術は、新しい概念ではなく、Windowsの上でMacを動かすなど、従来は、物理サーバーのOSの上に仮想化ソフトをおいてその上に別のOSを乗せる方法として、とらえられていました。3重になっていて効率はよくありませんでした。現在の主流は、この仮想化ソフトに相当するものがハードウェアの上に直接あるものです。仮想化ソフトが、複数のサーバーのハードウェア(x86)を模擬的に動作(エミュレート)させ、その上で任意の)OSを動作させる方法(完全仮想化)と、仮想化ソフトというよりはプロセスの集まりとして、仮想サーバーを実現する方法があります(コンテナ化)。

1.完全仮想化
最下部の仮想化ソフトでハードウェアを一旦エミュレートし、その上で任意のゲストのOSを動作させます。またカーネルの更新などもそれぞれ独立にできます。したがって、使い勝手がよく、異なるOSでの動作を検証する場合
や、カーネルを自分でチューニングしたり、決めの細かい管理をしたい場合などに有効です。しかし、一旦ハードウェアの動作をエミュレートした上で、別の独立したOSを動かすので、コンテナ化と比較してオーバーヘッドが大きくなります。

2.コンテナ化(OS仮想化)

サーバーには、複数のプロセスが同時に動作しています。コンテナ化では、異なる仮想サーバー(ゲスト環境とよばれる)に属する複数のプロセスが同じOSの支配下で実行されます。そのため、OSが自由に選べません(FreeBSDやWindowsが使えないなど)。ただ、ハードウェアをエミュレートする必要ないので、完全仮想化と比較すると、仮想化のためのオーバーヘッドが少なくなります。サーバー資源を効率的に使う方法であると言えます。

弊社VPSサービスはParallelsのコンテナ化(Virtuozzo)を採用しています。以下が各プランのUnixBenchの値です。

プラン1, 1A 3400
プラン2, 2A 2800
プラン3, 3A 2200
プラン4, 4A 1600
(他社でも、価格の高いプランでないと、UnixBenchで、1500以上の数値は出ていないものと思われます。上記は、90%の時間での保証値で、実際にはもっと大きな数値になっています)。詳細は、http://www.joes-vps.com を御覧ください。

 


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