Joe’s ニューズレター

10月号 [1] データセンターは、すぐに解約してください

シリコンバレーにあるJoe’sのデータセンター

サーバーを数台購入して、毎月データセンターにラックと回線の使用料を支払って、現地に行ってサーバーを設定しにいく。これって、コスト的にも時間的にもかなり損をしているように思えませんか。レンタルサーバーでも、専用サーバーというサービスがあって、そのようなことをしなくても、安価な料金でサーバーをまるまる一台利用できるサービスがあります。

CloudStackのスナップショット

しかし、それでもまだ非効率です。実際には、サーバーの資源(CPU, メモリ, ディスク)が十分利用されていない場合がほとんどです(せいぜい25%程度でしょう)。そこで、レンタルサーバーの事業者は、物理的なサーバーの上で、複数の仮想的なサーバーを運用し、それぞれの仮想サーバーを利用者に提供するようになりました。そのようなサービス(VPS, virtual private server)、資源の使用効率が多少なりともよくなっています。また、仮想サーバーの資源の利用状況を監視し、その利用量によって従量的に課金するサービスも出てきています。利用者から見ると、使わないのに定額の課金をされるより、費用の節約になります。

しかし、このような仮想サーバーを複数もった場合には、それらはインターネット上に分散されていて、関連性がありません。これは、パブリッククラウドで同じ業者(アマゾンEC2など)の仮想サーバーをもっても、同じことです。そうなると、やはりデータセンターのラックにサーバーをまとめておかないといけないのかな、と考えてしまいます。

クラウドとひとくちに言っても、上位にあるアプリケーションから下位にあるインフラまで様々

そこで、考えだされたのが、プライベートクラウドのサービスです。契約している複数の仮想サーバーで同じネットワークを構成します。セキュリティ的に安全というメリットが大きく、また、料金が従量制ではなく定額制になります。また、パブリッククラウドのVPSを複数契約するより経費が安くなるのが普通です。Joe’sでも、プライベートクラウドのサービスを開始しました。CloudStackというクラウド管理ソフトウェアを用いて、仮想サーバーを無数に生成できます。それぞれの仮想サーバーへの資源配分も任意に設定できます。現在は、6コア12スレッドのサーバーを利用しています(月額49,350円)。少し前の世代のサーバーなら、10台分のサーバー以上のパワーがあります。新規に新しい部署でサーバーが必要なら、その日に新しい仮想サーバーを追加できます。(http://www.joes-vps.com)

同じ6コアでも、Intel XeonとAMDではパワーが違う

CloudStackには、仮想サーバを仮想データセンターとよばれる、複数のグループに分割して管理する機能があります。異なる仮想データセンター間で通信ができないように設定したり、NATで各仮想データセンターのネットワーク構成をマスクしたりすることもできます。現在、データーセンターの費用が高いと思われているのであれば、このプライベートクラウドや、仮想データセンターは、まさにうってつけです。

9月号 [4] あなたも、今日からJoe’sビジネスセンターのパートナーに

あなたもJoe'sビジネスセンターのパートナーに

青山オフィスの商談スペース

早いもので、Joe’sビジネスセンターも、2006年10月に開業して5年になります。ご契約いただいている会員の方の数も1,000に達しています。私書箱や住所貸しというのではなく、常駐スタッフがいて、会議室が(一定時間)無料という、あなたのオフィスとして、契約者の方々のお仕事を支援しています。

10月のセミナーでお話いただく、弁護士の十時(ととき)先生

最近、Joe’sビジネスセンターの現会員の方の紹介で入会される方が増えています。非常にありがたいことで、大変感謝しています。このたびご紹介いただいた方々に御礼の意味で、1回のご紹介につき1万円をキャッシュバックする(お渡しする)キャンペーンを実施させていただくことになりました。

また、何度もご紹介いただきました場合、その頻度に応じて、キャッシュバックを増額させていただく場合がございます。1万円以上をお支払いさせていただくこともあります。

また、会員以外の方でも、本ニューズレターをご購読の方で、仕事がら紹介できる人が沢山いるとか、サイトを作って本格的にアフィリエイトしたいとか、外回りの営業中に一緒に売りたいという方もいらっしゃるかもしれません。そのような方が居らっしゃれば、是非お声がけください。

また、広い意味でのパートナーも募集しています。Joe’sビジネスセンターの会員の方を対象とした共同のセミナーなどが該当します。契約者の方のビジネスを支援していくという面からも、検討していきたいと考えています。会員でなくても、ニューズレター購読者の方で、興味のある方はご連絡を頂きたいと思います。

9月号 [3] 徹底分析: グローバルサインは本当に安全か

DigiNotarのサイト(https://www.diginotar.nl)

2011年9月5日に、ComodoHackerと名乗る人物がグローバルサインの認証局にアクセスしたという声明文を発表したことにより、グローバルサインのサーバー証明書の発行が一時停止となりました。単なる嫌がらせやデマで声明が出されることもありますが、グローバルサインと同時に名前の上がったStarCom, DigiNotar では実際のアクセスが確認されました。

ルート認証局の秘密鍵(公開鍵暗号では、秘密鍵と公開鍵からなる)が漏洩した場合、それはビジネスの破綻につながる可能性が出てきます。
一般に、認証局の秘密鍵によって、サーバーで発行したCSR(Certificate Signing Request)に署名されたものが証明書になるので、秘密鍵が漏れることで認証局でない人が、認証局になりすまして証明書を発行できてしまうからです。

ComodoHackerとなのる人物が、Globalsignの不正アクセスをした声明文

ComodoHackerが不正にアクセスしたというDigiNotarでは、不正な認証局から不正な証明書(Google.comなど)が531枚発行され、その証明書を信じたインターネット利用者が実害にあっています。これに対処しインターネット利用者を保護するために、ブラウザ提供業者や携帯電話各社はブラウザからDigiNotarのルート証明書を外す措置を取りました。

GoogleのブラウザChromeで閲覧できる信頼されない発行元

DigiNotarは、日本ではまだ知名度は高くありませんが、オランダの認証局で、ヨーロッパでは広範に利用されています。グローバルサインの認証局はベルギーにあり、DigiNotarとも交流がありますので9月5日の事件以降、同じくヨーロッパで著名なComodo(認証局は英国)を加えて3社で対応を協議しているとのことです。

https://www.joes-ssl.com

現在グローバルサインからは、再三の監査を行ない安全性が確認できたので、証明書の発行を再開する旨の発表がありました。
Joe’s SSL市場(https://www.joes-ssl.com)は、客観的な正しい情報を皆様にご提供し安心してSSL証明書をご利用いただくことを最優先に考えています。次号以降、進展などがあれば引き続いてご紹介していきます。

 

9月号 [2] 無料のEC-CUBE プレインストールのサーバーに、人気が殺到

EC-CUBE標準サーバー(http://www.ec-cube.org)

Joe’sでは、2008年1月より、国産のオープンソースのショッピングカート、EC-CUBEのオフィシャルパートナーとなり、その発展を支援すると共に、レンタルサーバー契約者の方に、ワンタッチインストールの機能を提供してきました。そして、今年の4月28日より、EC-CUBEを専門に扱うサービス、EC-CUBE標準サーバー(http://www.ec-cube.org)の提供を開始しました。

しかし、一般のイーコマースの事業者にとって、レンタルサーバーを契約して、その上でサイトを構築して、運営するというのは、現在でも、敷居が高いようです。特に、ドメインの取得、ショッピングカートのインストール、サイトのカスタマイズなど、専門知識が必要で、面倒という意見が多いようです。実際、楽天などのできあいのASPのサービスがよく使われています。

それでは、料金を支払う必要も、ドメインを取得する必要もなく、EC-CUBEが最初からインストールされているという状況ではどうでしょうか。デジカメでとった商品を入力すればよいので、ぐっと手の届く範囲に近づいてきます。少し使ってみて、自分でサイトを修正しながら、最適なサイトに近づけていけばよいのです。

このような発想で生まれたのが、EC-CUBE標準サーバーの入門プランです。最初からEC-CUBEがインストールされていて、http://サブドメイン名.ec-cube.org の形式で、1年間無料でご利用になれます。レンタルサーバーの機能はなく、この管理ページへのアクセスとFTPだけが使えます。したがって、むしろASPに近いイメージです。

(株)ロックオンの福田氏とJoe'sの鈴木禎子社長(2011年のEC-CUBEの新年会で)

とりあえず、EC-CUBEを入門プランで使ってみて、物足りなければ、独自ドメインの標準プラン(月額1,575円)に移行すれば良いと思います。ただ、入門プランでも、標準プランと同様に土日祝日に電話サポートが受けられ、サーバーもXeon 6コアのものを使っています。したがって、入門プランに満足していただけるものと思われます。有効期限の1年が経過して標準プランに移行する際には、リダイレクションで標準プランに転送されるようにURLを設定します。

他方、Joe’sでは、2011年8月より、Joe’sオープンソース推進プロジェクトといって、ニーズが高く、将来性のあるオープンソースを無償でご利用いただくサービスを提供しています。Joe’sでは、Joe’s SSL市場(https://www.joes-ssl.com )およびJoe’sビジネスセンター(http://www.joes-office.com )からの剰余金の一部を、プロジェクトのサーバーの無償提供の予算にあてています。

2009年のEC-CUBEカンファレンスでは、セミナー講演をさせていただいた

Moodle(http://www.moodle.tc)とNetCommons (http://www.netcommons.ac)については、すでに無償提供を開始しています。

Joe’sでは、この入門プランの導入によって、EC-CUBEを利用される方がますます増え、コミュニティが反映されることを期待しています。

今年の10月21日(金)に開催されるEC-CUBEカンファレンスでは、シルバーパートナーとしてとして協賛させていただいています。よろしければ、こちらの方もご出席ください。

9月号 [1] Joe’sオープンソース推進プロジェクト第3弾: Moodle も無料に

ムードル標準サーバー(http://www.moodle.tc)

Moodle(Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment)は、大学や企業研修で最もよく用いられている学習管理システムです。「どこかをのんびりとぶらぶら散歩する」という動詞になっています(カップヌードルのヌードルや、検索のGoogleとは関係がないようです)。

おしゃれなムードルのロゴ (http://www.moodle.org)

最近は、大学というよりは、企業研修のニーズが増えています。たとえば、アドビシステムズのコールセンターの研修や、消防士の訓練などでも利用されています。Moodleをベースにした開発業者も増えてきて、開発案件の件数、規模とも大きくなっています。教育もそうですが、ビジネスという側面も見逃せません。

Joe’sでも、4年前からMoodleをワンタッチでインストールできるホスティングのサービスを提供しています。バージョン2以降は、PHP5.3以上が必須で、インストールが容易ではなかったのですが、2011年8月からワンタッチインストールの機能を導入しています。

2011年7月のオープンソースカンファレンスで配られたMoodleのチョコ

そして、9月16日から、ムードル標準サーバー(http://www.moodle.tc)というサービスを開始しました。http://サブドメイン名.moodle.tc の形式で1年無償でMoodleを利用いただく入門プランと、独自ドメインが利用可能でカスタマイズが容易な標準プランを用意しました。Xeon 6コアのハイスペックのマシンを利用していて、無償のプランであっても、土日祝日に電話でサポートが受けられます。

他方、Joe’sでは、2011年8月より、Joe’sオープンソース推進プロジェクトといって、ニーズが高く、将来性のあるオープンソースを無償でご利用いただくサービスを提供しています。Joe’sでは、Joe’s SSL市場 (https://www.joes-ssl.com )およびJoe’sビジネスセンター
(http://www.joes-office.com )からの剰余金の一部を、プロジェクトのサーバーの無償提供の予算にあてています。すでに、EC-CUBE(http://www.ec-cube.org )とNetCommons (http://www.netcommons.ac)については、無償提供を開始しています。

Joe’sは、9月14日から日本ムードル協会の賛助会員にもなっています。7月のOSC(オープンソースカンファレンス)京都、8月のOSC名古屋で、Moodleのブース展示(京都では講演も)にいらしていて、お話を伺い、協会への入会および、今回の無償提供(ムードル標準サーバー入門プラン)という流れになりました。

無償であって、インストールも、ドメイン取得もせずにすぐに利用できるのであれば、より多くの方がスムーズに始められ、Moodleのコミュニティが拡大していくものと、期待しています。Joe’sオープンソース推進プロジェクトでは、Moodle, EC-CUBE, NetCommonsに限らず、さらに多くのオープンソースについて同様のサービスを展開していく所存です。

2012年2月22日、23日に三重大学で、Moodleの国内最大のイベントともいえる、Moodle Moot Japan (Moodleの教育者と開発者による研修会)が、三重大学で開催されます。発表をご希望の方は、10月31日が締め切りになっています。ふるってご参加いただければと思います。

 

8月号 [4] クラウドツール、EvernoteとNozbeの両方を使うと、業務が効率的になります

シリコンバレーにあるEvernote本社 (Joe'sで今年4月に訪問)

最近、Evernote (エバーノート)といって、「すべてを記憶する」というキャッチフレーズのもと、ファイルを記憶し、検索するクラウドのシステムが多く利用されています(会員数: 全世界で1000万、国内で200万)。PCのフォルダに入るファイルや受信ボックスに入るメールを自動的にセンターのサーバーにアップロードし、異なるPCやスマートフォンからもアクセスができるようなサービスです。

Evernoteでは、ポケットの一元化といって、すべての情報がそこに集積されるような仕組みになっています。記憶はEvernoteに任せ、脳は思考に専念させなさい、ということです。原理は至って簡単ですが、職場に導入しただけでは何の変化も生じません。現状の情報・作業の流れに対して、どのように適用すべきかを検討する必要があります(情報・作業の流れを再設計するといってもよいでしょう)。

Joe’sでは、例えば、

1. 受信したFAXは、着信時に自動的にPDFに変換され、Evernoteに入力される
2. 注文が自動的にEvernoteに入力され、1個のノート(Evernoteの最小単位)になる。納品までの各段階でそのノートを担当者が閲覧し、注意事項を記入する。発注から納品に至るまで、ノートが、ノートブック(ノートのカテゴリ)の間を移動する(報告としての役割)。
3. 名刺、紙ベースの書類(パンフレットなど)はスキャンして、ファイルとしてEvernoteのノートに保存することで、いつでも検索出来るようになっている。

などの設定で、効率アップをはかっています。

しかし、Evernoteの導入だけでは不十分であるように思われました。Evernoteの機能として、進捗管理の実現が難しいため、先延ばしの多い部門では、問題が解決しませんでした。そこで、Joe’sでは、最近になって、Nozbe(ノズビー)というスケジュール管理のクラウドツールを導入しました(Evernoteと同期がとれる)。現在、両者の導入(併用)によって、グループウェアとして、かなり威力を発揮しています(EvernoteのPremium会員は月額3.75ドル、Nozbeは20人で月額37.5ドル)。Nozbeは、Googleカレンダーとも同期がとれます。

EvernoteやNozbeは、David Allen氏の著作に見られる「Getting Things Done」(仕事を成し遂げる技術)という概念に裏付けられている、と言われています。「ストレスフリーの仕事術」という日本語訳(翻訳: 田口元氏)の書籍も出版されています。

Joe'sの社員に配布された夏休みの宿題「Nozbe: クリエイティブ仕事術」とEvernoteやNozbeをささえる概念「Getting Things Done」(仕事を成し遂げる技術)

EvernoteやNozbeにもまして、Facebook(これもクラウド)の威力についても特記すべきでしょう。実は、EvernoteはJoe’sで長年サーバーをご利用いただいているI氏、Nozbeは大手レンタルサーバーの代表のY氏が、Facebookで発言されていたことがきっかけで、導入に至りました。二人とも、Joe’sと近いビジネスの分野の方で、それなりの実績をあげています。Joe’sでは、信頼のできる情報と信じ、試行錯誤を繰り返しながらも、最終的に効果をあげるまでに至りました。Facebookの友達の口コミは、誰だかわからない人の掲示板への書き込みなどと違って、信頼性の高い情報とみなせるものであるという知見を得ました。

8月号 [3] ベリサインのSSL証明書が、世界共通の仕様になった

SSL証明書には、ブラウザからウェブサイトのあるサーバーへ暗号化してファイルを送信する機能の他に、そのサーバーが本物(正当な受信者)であることを証明する機能があります。ネットワークでは、オレオレ詐欺に相当する犯罪(フィッシング)があり得えます。たとえば、偽装サイトで、クレジットカードの番号を入力してしまうといった状況です。

そのために、普通、ある認証局に依頼して本物のサイトであると認定してもらい、証明書(サーバー証明書)を発行してもらいます。しかし、悪意のあるサーバーが、証明書自体を偽造するという状況もありえます。そこで、その認証局はさらに上位の認証局から証明書をもらいます。このように上位の認証局をたどっていくと、どこかで最上位の認証局(ルート認証局)に到達します。その証明書(ルート証明書)がアクセスしたブラウザの中にあれば、最下位にあったサーバーの正当性が証明されたことになります。つまり、SSL証明書は有名なもので、ブラウザ開発各社が知っているものでないと、意味をなさないことになります。携帯の場合、ブラウザのアップグレードが難しいので、古い携帯と新しい証明書は、相性が悪いのが普通です。

Joe's SSL市場で取得したEV証明書

サーバー証明書を発行するのは、すぐ上位の認証局(中間認証局)ですが、あるブラウザとサーバー証明書が対応するか否かは、そのルート証明書がブラウザの中にあるか否かによって決まります。ベリサインの場合、クロスルートがある場合を除いて、認証局は3層です(いずれも米国に設置)。つまり、サーバーの上位に中間認証局が、そしてさらに上位にルート認証局があります。つまり、サーバー証明書、中間証明書、ルート証明書の3種類のSSL証明書があります。

並行輸入とよばれながらも安く提供した業者のおかげで、この水はかなり安くなった

ベリサインで発行されるSSL証明書で、ルート証明書は、以前から世界共通でした。したがって、特殊な状況を除いて、携帯サイトへの対応率も同じでした。さらに、2010年10月10日の仕様変更以降は、ベリサインで発行されるSSL証明書は、中間証明書も世界共通になっています。secure site (旧セキュアサーバーID)、secure site pro (旧グローバルサーバーID)ともに、クロスルートがあってもなくても、すべて共通(米国標準)です。

これは、ごく自然なことと思われます。ベリサインのSSL証明書は、米国のシマンティック社で発行されるので、権威があります。また、国内のベリサイン証明書を販売する業者は例外なくすべて、米国で発行するベリサイン証明書の再販業者ということにができます。

ところで、コントレックスという水(図)をご存知の方は多いと思います(昔から人気がありました)。以前は、正規代理店の権利を取得して、販売を独占している業者から購入する必要があり、かなり高価でした。しかし、どの購入ルートから購入しても本質的に同じ商品(キャップの色などを除いて)であることが知られるようになってからは、広く飲まれるようになりました。もしかしたら、それと同じ公式がベリサインのSSL証明書についてもあてはまるかもしれません。

Joe’sでは、ベリサインのSSL証明書に関しては、主力製品であることを踏まえて、発行の迅速さ、サポート、支払い条件(前払いか、後払いか)などについて、皆様に満足いただけるよう、最善の努力をしています。そして、ベリサインのSSL証明書を多くの方に使っていただけるよう、今後とも努力していく所存でございます。

8月号 [2] Joe’sから、NetCommonsが無償ですぐに使えるサーバーが誕生

Netcommons標準サーバー(http://www.netcommons.ac)

WordPressやEC-CUBEなら知ってるけど、NetCommonsって聞いたことがない、とおっしゃる方もいるかもしれません。学校 や公共団体で、最近よく利用されるようになったCMS(contents management system: 作成更新したHTMLファイルをアップロードするのでなく、Webにログインしてファイルを作成更新)のひとつで、Webの知識が十分でなくても、容易に 操作ができるということ、気軽にポータルが構築できることなどが特徴の無償で使える、つまりオープンソースとして利用されています。

仲のよいNetCommonsのコミュニティ (懇親会)

6月号でも、お話ししましたが、Joe’sでは、2011年6月から、Netcommons のユーザ会に相当するコモンズネットの賛助会員となり、同時にNetCommons Readyの 認定 (インストールまで責任をもってサポートするサービスであることの認定)を受けています。

NetCommonsの司令塔、国立情報学研究所

Joe’sでは、このたび、8月18日から、NetCommons標準サーバーというサービスを開始しました。 サフドメイン形式(http://サブドメイン名.netcommons.ac)ではありますが、1年間無償で、NetCommonsがインストー ルされたサーバーを即時に(簡単な審査があります)ご利用いただけるようになっています。2年目以降は、ドメイン付きで月額1,575円 (http://www.ドメイン名, ディスク10GB)となります。該当ドメインのサブドメインが何個でも生成でき、NetCommons以外の用途にもご利用になれます。初年度に利用した サブドメインでアクセスした場合、2年目以降は該当ドメインにリダイレクト(転送)されるように設定致します。

NetCommons.acのacは、アカデミックという意味です。NetCommonsは、学校、公共団体などで多く利用されていますが、一般企業や商 用サイトでは、利用実績が今一歩といったところです。Joe’sでは、ユーザ層を広げ、ニーズに応えるべく機能拡張をすすめ、グループウェアやソーシャル ネットの構築ツールとして発展していくよう、貢献したいと考えています。

NetCommonsをすぐに使ってみよう

Joe’sでは、将来性のあるオープン ソースを支援していくために、Joe’sオープンソース推進プロジェクトを発足させました。今後、NetCommonsに限らず、特定のオープンソースが プレインストールされた、無償のレンタルサーバーを、逐次提供していく予定です。Joe’s SSL市場、Joe’s ビジネスセンターなどの剰余金の一部が、その費用(サーバーの無償提供)として充当されます。

8月18日(木)に国立情報学研究所で開催されるNetCommonsユーザカンファレンスで、NetCommons標準サーバーをお披露目します。本ニューズレターの読者の方で、ご利用を希望される方は、サイト(http://www.netcommons.ac)より、お申し込みください。

8月号 [1] サーバーの信頼性確保、RAIDというよりは、HAクラスタに注目が

DRBDはネットワーク越しにミラーリングを行うシステム

Joe’sでは、専用サーバーのサービスを、8年間提供しています。契約時に、営業担当者がお客さんと話をするときに、「RAIDはどうなっていますか」という質問をよく受けます。しかし、RAIDを搭載していても、ディスク以外(電源や、メモリなど)が故障すれば、お手上げです。ハードウェアだけではなく、ソフトウェアのダウンなどを考えると、RAIDの守備範囲というものが狭いことがわかります。

完全仮想化とコンテナ型仮想化

そこで、通常のサーバー(アクティブ)以外に、同じネットワーク内でもう1台のサーバー(スタンバイ)を増設し、死活監視を行い、アクティブ側のサーバーのファイルへの書き込みと同じ動作を、スタンバイ側でも行います。この動作(ミラーリング)は、ネットワーク越しにおこなっている点を除いては、RAIDと同様です。この機能は、DRBD (Distributed Replicated Block Device)というシステムによって実現されます。

人気絶頂のJoe's VPS

そして、死活監視の結果、アクティブ側で故障を検出すれば、スタンバイ側に動作が切り替わります(フェイルオーバー)。この機能を実現するソフトウェアは商用でも種々のものがありますが、Joe’sではオープンソースのPacemaker/CoroSync ※1 (HeartBeatと共に良く利用されるクラスタスイート)を利用しています。複数台のサーバーで動作するシステムをクラスタといいます。HAは、High Availavility (高可用性)という意味ですが、狭義にはDRBDとフェイルオーバー実現するシステムを指します。

※1
  • PacemakerはHeartBeatの一部(CRM – Cluster Resource Manager 部分)が分離独立したプロジェクト)
  • CRMはクラスタとクラスタ管理者の間を取り持つもので、CLI(コマンドライン)による容易な制御インターフェイスを提供するもの
  • CoroSyncはOpenAISの機能限定版でクラスタノード同士の死活監視等、中核部分を担うもの(HeartBeatの死活監視とリソース管理部分に相当する)
  • OpenAISはRedhatのクラスタソリューションのベースに位置する実績のあるOSS
  • Pacemakerはクラスタスタックの中核にCoroSync、HeartBeatの何れかを選択可能。弊社はCorosyncを採用、世界的にも実績が豊富
  • 1台の物理マシンがダウンしたら、別のスタンバイのマシンに置き換えるのが基本ですが、ApacheやMySQLというサービス単位で監視復旧させる場合もあります。

    また、仮想化を前提としたフェイルオーバーを考えることもできます。物理的なマシンの上で、複数の仮想的なマシンが動作しているという前提です。Pacemakerが監視していて、アクティブ側で、一つの仮想マシンがダウンすると、スタンバイ側で同じ仮想マシンが生成されます。そして、ダウン直前のアクティブ側と同じ状態でスタンバイのサーバー側が動作します。

    2011年7月のOSC京都での山本の講演

    Joe’sでは、専用サーバー、および仮想専用サーバー(VPS, Virtual Private Server)にこの技術を応用することを検討してきました。そして、2011年8月18日より、専用サーバーおよびVPSのオプションとして、サービスを開始することが決定しました。VPSとして、Joe’sの専売特許であるコンテナ型のLXCを用いているので、完全仮想化などと比較して、スタンバイ側のマシンの動作も軽くなっています。

    高度な技術ではありますが、多くの皆様に提供させていただくために、価格も低く抑えています。初期設定の費用は、専用サーバーおよびVPSで、通常の初期設定と同額になります。月額費用は、専用サーバーの場合、通常の初期設定と同額、VPSの場合、通常の月額費用の50%となっています。

    Joe’sには、Linux-HA Japanの会合に出席しているエンジニアもいます。世界初のLXCによるVPSサービスの提供など、HAクラスタの技術でも、国内最高レベルを誇っていると自負しています。

    7月号 [4] サポートシステムのKayakoが、Version 4にアップグレード: サポートについての評価をお待ちしております


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    弊社だけではなく多くのサイトのサポートページで、写真のような美しいロゴをご覧になったことはないでしょうか。
    KayakoというインドのIT企業が開発したサポートシステムです。最近、Version 4がリリースされ、かなり使い勝手がよくなりました。
    ユーザがスタッフを評価する
    Version 3と大きく異なるのは、ユーザー側からサポートを評価できるという点です。ユーザはチケットはもちろんのことチャットにおいても、サポートが完了した時点で5段階の評点とコメントを入力できます。その評点とコメントは、弊社の鈴木禎子社長がしっかりと見ています。Version 4の導入から現在まで、総じて良い点数をいただいておりますが、今後もお気づきの点があれば、遠慮無く頂ければ、と考えております。
    また、Version 4では、ユーザのプロフィールが設定できます。所属、肩書きを記入したり、写真をおくことができますので、担当するスタッフもよりユーザーに対応しやすく感じています。逆に、ユーザもチャットから、相手のスタッフが誰かわかるので、よりスムーズなコミュニケーションがはかれるようになっています。また、ご自身のメールアドレスを複数設定することができます。メールアドレスの削除も可能ですので、サポートのメールアドレスが変更可能ということになります。

    プロフィール設定

    障害時には、サポートページのニュースをご覧になってください。最新の情報を記載しています。さらに、従来は、Joe’s SSL市場 (joes-ssl.com)とJoe’sウェブホスティング (joeswebhosting.net)のサイトのサポートが別でしたが、7月から統合し、全体でひとつのサポートページになりました。
    弊社では、皆様がより快適なサポートを受けられるよう、さらに努力をしていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。
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