イベント

[2]OSC京都:スタンプラリーで多くの方にブースにお越しいただきました

アトリウムの展示会場

2013年8月2日から3日にかけて、京都リサーチパークで開催されたオープンソースカンファレンス(OSC)に、協賛企業として参加してきました。京都でのOSCは、2011年7月以来、3年連続の参加となります。

 

ビジネスライトニングトークでは、Joe’sの緒方がJoe’sのオープンソース推進への取り組みについて、説明しました。Joe’sでは現在、EC-CUBEMoodleNetCommonsについて、それらが最初からインストールされている1年間無料のアカウントを配布しています。また、東京・銀座や大阪・梅田の好立地の会議室を、OSSのイベントや勉強会のために無償で提供しています。

4階の展示会場

 

セミナーでは、Joe’sの増本と緒方がLXC(Linux Container)について講演しました。様々な仮想化の技術がありますが、LXCはコンテナといって、ハイパーバイザーとはまったく異なる原理に基づきます。OpenVZ等と同様、同じLinuxのカーネルに複数の仮想サーバー(コンテナ)に対応したプロセスがアクセスします。そのため処理効率が高く、また、VirtuozzoやOpenVZと異なりLinuxの標準として組み込まれています。

Joe's緒方のビジネスライトニングトークでの講演




増本の話は、ホスティングなどのサービスとして提供する場合のセキュリティ(他のコンテナからアクセスされないようにする技術)に関する話題でした。LXCのVPSは国内外で、Joe’sだけがサービスを提供しているものです。

 

Joe's増本のLXCに関するセミナー講演


今回は、Joe’sでは、初めての試みとして、スタンプラリーに参加してみました。スタンプラリーは、OSCの名物ともいえるもので、特定のブースに立ち寄ってスタンプを押してもらい、指定されたすべてのブースでスタンプをもらうと景品がもらえます。初めてというのは、スタンプを押すブースになるということです。開催責任者の宮原氏(びぎねっと)の話では、東京や京都の開催では参加者の50%、1日開催の場合はもっと多くの方がスタンプラリーに参加されるということです。実際、Joe’sのブースには、2日間で800名前後の方が見えられました。

 

スタンプラリーで押すスタンプ(Joe'sのブース)


また、6月の名古屋OSCと同様、ブースの位置がNetCommons (NC)のコミュニティの隣でした。Joe’sは、NCのユーザ団体であるコモンズネットの協賛団体であり、NCがインストールされたサーバーを1年間無料で提供しているので、NCのブースに訪れた参加者の多くの方がJoe’sのブースにもお立寄りいただきました。

展示ブースでJoe'sのブースに来ていただいた開催責任者のびぎねっとの宮原氏(右)

 





10月19日(土)、20日(日)に東京・日野の明星大学で開催されるOSC東京にも、協賛企業として参加する予定です。皆さんのご来場をお待ちしています。もしお越しいただければ、スタンプラリーにもどうぞご参加ください。

 

NetCommonsのコミュニティ(コモンズネット)のブース(Joe'sの隣)

[1]CloudStackユーザー会 in 大阪:バージョン4.1の深堀りに苦戦

引っ越しのCMにも登場する大阪市中央公会堂

 

2013年8月2日(金)に大阪市中央公会堂で、CloudStack(CS)ユーザー会が開催されました。会場の中央公会堂は、引っ越しのCMにも出てくる赤レンガの建物で、重要文化財にも指定されています。写真にもあるように、夜にライトアップされるとまた別の顔を見せてくれます。

 

CloudStackユーザー会の輿水会長

CSユーザー会の大阪での開催は、今回が4回目になります。東京から主要メンバーの方が参加していただき、話題を提供していただきました。大阪支部からの依頼があって、Joe’sのスタッフが会場の設営および会議の進行役を担当させていただきました。

David Nallay氏(右から2番目)と中島氏(中央)とJoe'sの3名

 

最初に、輿水会長から、6月に米国サンタクララで開催された国際イベントCloudStack Collaboration Conference 2013の参加報告をしていただきました。それ以外の発表は、最近リリースされたCSバージョン4.1についての、より詳細な検証結果(深堀り)に関する報告がメインでした。5月に大阪で開催されたOSCクラウドを訪れたDavid Nallay氏(米国Citrix社)も、「4.1および続く4.2で、飛躍的な機能増強なされるはずだ」ということを示唆していました。

バージョン4.1のVMスナップの深堀りを担当していた中谷氏

 

ところが、フタを開けてみると、例えば、VMスナップショットなど、4.1に搭載される予定だった機能の多くが4.2以降に見送りとなっていました(中谷氏の講演)。Apache版はOSSであるので、完全な商用と違って、やむを得ない面があるかもしれません。

バージョン4.2のLXC機能を夢見たJoe's 池原

 

Joe’s池原の講演は、バージョン4.2のLXCの機能についてでした。LXCを国内外で唯一商用サービスとして提供しているJoe’sでは、LXC (Linux Container)が、KVMやXenと同等にハイパーバイザーとして動作するということ(4.2)に関して期待していましたが、リリース前でドキュメントがなく、手探りで調査したが、及ばなかったという報告にとどまりました。バージョン4.2でのLXCのリリースは難しいのではないか、という話でした。
https://cwiki.apache.org/CLOUDSTACK/lxc-support-in-cloudstack.html

Scalrのデモで場内をわかせたJoe's 増本

 

Joe’s増本の講演では、前回のOSCクラウド大阪の際に一部発表したScalrからCloudstackのAPIをたたくという内容で、スケールアウトなどのデモを見せました。2012年の暮れに秋葉原で開かれたIDCFの梶川氏のハンズオンのイベントの資料を参考にしています。

大阪・淀屋橋で懇親会

 
 
 
 
 
 
 
 
 

[スライド]
輿水氏: http://www.slideshare.net/samemoon/20130802-cloud-stackss
北瀬氏: http://www.slideshare.net/kkitase/cloudstackcephvalidation
中谷氏: http://www.slideshare.net/SatoruNakaya/cloudstackusersgroup13nakaya20130802
大削氏: http://www.slideshare.net/star76/2013080213cloudstackcloudstack41
北条氏: http://www.slideshare.net/hirokihojo/cloud-stack20130802
池原: http://www.slideshare.net/joeswebhosting/cloudstack-in
増本: http://www.slideshare.net/joeswebhosting/cloudstack-in-25072650

 

今回も濃い内容の発表が続きましたが、参加者数という面では、前回の45を下回る36にとどまりました。イベントの開催などで、関西を中心としたクラウドのコミュニティを大きくしていく必要があるということを痛感させられました。イベント終了後、淀屋橋の居酒屋で懇親会をしました。皆様お疲れ様でした。

 

[3] 今年も味噌カツを食べにOSC名古屋に参加しました

名古屋名物の味噌カツ

6月22日(土)に、オープンソースカンファレンス(OSC)名古屋に参加してきました。会場の名古屋国際センターは、昨年より多くの方が参加され、活気に溢れていました。Joe’sでは、OSCの主要都市での開催は、過去2年の間、協賛として参加しています。今回は、ブースでの展示の他に、セミナー、ビジネスライトニングトークで発表してきました。

 

昨年のOSC名古屋では、スタッフが終わってから、名古屋コーチン(鳥)で乾杯しました。それ以外にも名古屋には、味噌カツ、味噌煮込みうどんなど、美味しいものが沢山あります。

 
 

名古屋国際センターでは、ブースは1フロアですべておさまる

 

セミナーでは、前半緒方がJoe’sのVPS(virtual private server)サービスの概要に関して説明し、後半増本がLinux Container (LXC)の最新情報に関して説明しました。Joe’sでは、仮想化でもハイパーバイザー(KVM)とコンテナ(LXC, Virtuozzo)の両方を提供しています。まず、その原理とメリット・デメリットについて説明しました。ハイパーバイザーはx86のマシンをエミュレートするので、仮想サーバーではroot権限を持つことができます。コンテナは、一つのカーネルが複数のマシン(コンテナ)のプロセスを管理するので、カーネルは変更できませんがroot権限を持つことは可能で、仮想化のオーバーヘッドが小さく、効率がよくなります。特に、LXCに関しては、2011年にJoe’sが世界で初めて、VPSの商用化に成功しています。増本の発表は、libvirtという仮想サーバーの制御を行うライブラリについてと、LXCのインストールについてでした。

 

ハイパーバイザによる仮想化

Joe’sのブースは、NetCommons(NC)の隣の位置でした。NCのスタッフは、コモンズネット理事の永原さんをはじめ、訪問者の方に少しでもわかってもらおうと、非常に熱心でした。ブースの机を挟んで話をするのではなく、机の前に来て距離をおかないで話をされていました。このようにすれば、名刺交換もできますし、混みいった話もできます。

 
 
 

コンテナによる仮想化

また、Joe’sのブースにきていただいた方の中で、Joe’sのKVMのVPSについて、仮想ルータのNATを経由してVPSにアクセスされる、という点にひかれる方が数多くいらっしゃいました。今回も、KVMのVPSの1年間無償のアカウントを配布しました。CloudStackがすぐに使えるので、かなり喜ばれていたのではと思われます。

 
 

Joe'sのブース

 

8月2日(金)~3日(土)には、京都でOSCが開催されます。Joe’sでも、セミナー、ブース、ビジネスライトニングトークで皆様の満足いく発表ができる様、通常業務で忙しい中、全力で準備しています。是非、セミナーとブースにお越しください。なお、OSCに初めて参加される方は、スタンプラリーに参加されることを、強くおすすめします。OSCのファンになり、将来、コミュニティの一員として参加するなど、より積極的に参加されるきっかけになると思います。

 
 

Joe's 増本のセミナー講演

[2] ScalrからCloudStackのAPIをたたくには:OSCクラウド@大阪

おなじみのオープンソースカンファレンスののぼり

5月25日(土)、大阪・堺筋本町にある大阪産業創造館で、オープンソースカンファレンス(OSC)クラウド大阪が開催されました。Joe’sではブースでの展示の他、セミナー講演を行いました。OSCクラウドは、昨年12月の東京での開催についで今回が2回目となります。参加者は200名と、やや少ない印象を受けましたが、セミナーの内容としては充実していました。

 

Joe’sでは、KVMのVPSの1年間無償プレゼントを今回も行いました。30名ほどの参加者の方がお申し込みになりました。全体の参加者との比率としてはこれまでで最高であったと思われます。セミナーでは、Joe’sの板東と増本がCloudStackについての話をしました。板東が、CloudStack徹底入門の5章に相当する入門的な話(ウォーミングアップ)をし、増本がScalrというクラウド統合管理ツールからCloudStackのAPIをたたくデモを行いました。

 

Joe'sのブース、オープン前の準備

 

CloudStackでは、通常用意されているユーザインターフェイス(UI)をはなく、API(Application Programming Interface)が用意されていて、そのAPIを用いて開発された独自のUIから操作することができます。たとえば、独自にUIを開発して、エンドユーザー向けにCloudStackを利用したサービスを提供することができます。

 
 
 
 

米国Citrix社からCloudStackユーザ会のリーダー的存在、David Nalley氏も会場に訪れた:左から 板東、増本、中島(電気通信大学大学院生)、David Nalley、緒方 (敬称略)

 

Scalrは、RightScaleなどと類似のもので、たとえば、アマゾンのAWSとCloudStackというように、複数のクラウドを統合管理するツールで、CloudStackの場合、必然的にCloudStackのAPIを用いて操作することになります。オートスケーリング、障害対応、サーバー管理の自動化などを目的として利用されるものです。

 
 
 
 
 
 

Joe's 増本の講演

 

Scalrはオープンソース(OSS)なので、独自にインストールして運用することも原理的に可能ですが、実際にはあまり行われていません。ソースコードは公開されていて、インストールは不可能ではないですが、運用に際して、高い信頼性が要求されます。今回の講演でも、Scalrが提供しているサービスを利用してデモを行いました。

 
 
 
 

Joe's増本らがサンフランシスコのScalr本社を訪問した際の写真(2013年3月): Sebastian(左), 増本(右)

 

CloudStackでは、インスタンスの起動・停止・削除、ネットワーク設定、ホストの操作、テンプレート作成など数百のコマンドが用意されていて、curlコマンドなどでURIにアクセスすることで実行できます(Web API)。APIでCloudStackにアクセスするには、先立ってAPIキー・秘密キーを取得する必要があります。

 
 
 
 
 
 

Scalrの概念図

今回のデモは、以下の手順で行いました。
 
・Role(=テンプレート)の作成
 ・APIキー・秘密キーのScalrへの登録
 ・Scalr用CloudStackテンプレート(=Role)の作成
 ・scalarizr-cloudstackのインストール、Roleへの登録
 
・WordPress設定
 ・Farmの作成
 ・DNS、バーチャルホストの設定
 ・MySQLの設定
 ・WordPressのデプロイ、インストール
 
・ApacheのAutoScale
・MySQLのMaster-Slave構成

 

宮原さん、びぎねっとの皆さん、地元のボランティアの皆さん、お疲れ様でした。

今回のOSCは、宮原徹さん、びぎねっとの方々、地元大阪のボランティアの方々のご協力によって、成功裏のうちに幕を閉じました。皆様、お疲れ様でした。

[1] NetCommons関西が発足:Joe’s@梅田で第1回の勉強会

NC専門のホスティングサービスNetCommons標準サーバー

NetCommonsという学校や自治体で人気のあるCMSがあります。Joe’sでは、2011年6月からユーザ会であるコモンズネットの賛助会員になり、2011年8月から、NetCommons標準サーバーというNetCommons専門のホスティングサービスを提供しています。とりわけ入門プランでは、「http://サブドメイン名.netcommons.ac」のURLで、1年間無料でNetCommonsがインストールされたサーバーを利用できるようになっていて、コミュニティの拡大に寄与しています。

 

NetCommons関西のFacebookのグループ

色々なCMSがありますが、NetCommonsはウェブの知識がなくても、ある程度本格的なサイトが作れるようになっています。お知らせやメニューといったモジュールに対応したブロックを積み上げてページが構成されます。NetCommonsには、すでに20以上のモジュールがあります。それと、各ページにアクセスできる権限が階層的に分けられているので(ルーム)、グループウェアとして利用することができます。

 

5月20日に、関西有志で、勉強会の拠点となるようなグループ(NetCommons関西)が結成されました。お金や時間をかけずに、自由にやろう、という趣旨ですが、勉強会などの会場はJoe’sで提供することになっています(Joe’sオープンソースプロジェクト)。

https://www.facebook.com/groups/111893528985645/

NetCommons関西の第1回の勉強会の会場になるJoe'sビジネスセンター梅田オフィス

 

第1回の勉強会は6月20日(木)に開催されますが、すでに定員に近い参加のご表明をいただいています。講師は、大阪で開発の業務に従事している佐々木泰男(エディ・ケイ)さんにお願いしました。佐々木さんは、コモンズネットの理事である永原篤さんの前職の上司で、Joe’sと永原・佐々木両氏が意気投合して、今回のようなイベントがすんなりと決まりました。今後は、6月20日のイベントやその懇親会に参加された方の要望を聞きながら進めていく形になると思われます。Joe’sでは、NetCommonsを推進する企業として、スポンサー的な役割を果たしていきたいと考えています。

 

コモンズネット総会で説明する国立情報学研究所の新井紀子先生

 

ところで、コモンズネットがあるのに、なぜNetcommons関西かということですが、いくつか理由があります。NetCommonsは、他のオープンソース(OSS)と比較すると、ユーザーが全国に広がっています(自治体や学校など)。これまで、講習会やユーザーカンファレンスなどのイベントがほとんど東京で開催されていて、そのために自費で地方から出張されていた方も多かったということです。そのため、コモンズネットでも、永原さんを中心に、各地のオープンソースカンファレンス(OSC)に出展して、盛り上げていく計画を進めています。6月22日の名古屋でのOSCも、コモンズネットとJoe’sのブースの位置を隣にしていただいています。

 

NCバージョン3のキャラクラー「ミカエル」

 

それともう一つ大事なのは、一般的にOSSのコミュニティは、メンバーの総意でボトムアップ的に動いて行かないと、本当の意味での活力にはならないということです。国立情報学研究所のプロジェクトとして国から支援していただいていることはありがたいことですが、それだけでNetCommonsのコミュニティが育つということではないと思います。東京以外から、自発的に活動する人が出てくるということは、NetCommonsにとって喜ばしいことだと思います。

 
 

コモンズネット行きつけの居酒屋「百人亭」(国立情報学研究所そば)

 

また、6月10日は、NetCommonsのバージョン3の機能についてと、そのNetCommons3公式キャラクター(名称決定前)のシールの話で盛り上がりました。バージョン3については、8月21日に開催予定のNetCommonsユーザカンファレンス2013で、升川竜治さん(国立情報学研究所)が講演します。また、公式キャラクターでは、WordPressの「わぷー(Wapuu)」には及ばないが、皆で盛り上げて行きたいということでした(テクネコ 加藤和幸さん)。

懇親会が終わってからは、コモンズネット行きつけの居酒屋(竹橋、百人亭)での2次会で盛り上がりました。

[2] オープンソースカンファレンス東京に1700名が参加、熱い議論が

有名なOSCののぼり。

 

オープンソースカンファレンス (OSC)は東京では、最近は、明星大学で春と秋に開催されています。都心から若干遠いのですが、毎回参加されている方、熱心な方が大勢いらっしゃいます。OSCは、オープンソース(OSS)のコミュニティの方が出展してセミナーやブースでの展示を行うイベントです。

 

 

Joe’sも協賛として、今回で11回目の参加となりました(東京、京都、名古屋など大都市が中心)。最近は、KVMのVPSを無償で配布するなど、OSCといえばJoe’sといわれるくらい重要な存在になりました。

 

KVMのVPSの1年間無償配布などで、Joe'sのブースは今回もにぎわった

 

昨年から始まった『OSC .Government ~オープンソースと政府・自治体~』以外に、オリジナル企画という各コミュニティによるミニイベントがはじまり、常に新しい発見ができるマンネリのないイベントに成長してきたと言えます。http://www.ospn.jp/osc2013-spring/modules/article/article.php?articleid=3

 

Joe’sのブースがおかれた205室は、クラウドの協賛他社と同じ部屋でした。契約者をはじめ多数の方にお立ち寄りいただき、様々なコメントをいただきました。2003年4月26日のデータ消失事故(昨年のF社と同様の障害)を経験した方や、コミュニティのテンプレートをアップロードして数人で利用されている方(オープンSUSE)など、励ましに来て頂きました。

 

CloudStackのKVMのVPSで、テンプレートをアップロードしていただいている、オープンSUSEのコミュニティの方々

 

 

VPSの無料アカウントは、すでに利用している人は申請できないので、今回は50アカウント程度の申請にとどまりました。Joe’sのKVMや、通常のVPSと異なり、仮想ルータがついているので、ファイアーウオール的な設定や、インターネットを介さない仮想サーバー間の通信、ロードバランサの機能が利用可能です。VPSというよりは、クラウドに近いと行ってよいかもしれません。

 

 

 

 

びぎねっと代表の宮原氏がお持ちいただいたワインや日本酒

 

 

初日の夜に行われた懇親会には、200名程度の方が参加されました。参加費1000円で、学生も参加しやすい感じだったのですが、いま一歩という方のために(昨年もそうでしたが)、びぎねっと(OSCの企画運営を携わっている)代表の宮原徹さんが、ワインや日本酒を差し入れしていただきました。ただ、そこで飲んでいるメンバーは、昨年の春や秋も同じ場所(後ろの方の机がたくさんあるあたり)で飲んでいて、どちらかといえばOSCの常連のような方たちばかりでした。

 

 

 

Joe's 池原の講演

 

 

Joe’sでは、今回セミナーの内容として技術的な意味での新規性がなかったこと、展示の内容に変化が乏しいなど、反省すべき点がいくつかありました。今年は、すでに大阪(5月)、名古屋(6月)での出展を決めています。OSSに興味をおもちの方々、ビジネスでOSSを利用されている方々に満足していただけるよう最大限努力して行きたいと考えています。

 

 

[1] サーバーの管理よりMoodleの管理に専念したい – Moodle Moot Japan 2013 –

Moodle Moot 2013は、東京家政大学で開催された

 

 

MoodleというCMSを、聞いたことがありますでしょうか。家庭学習や独学のためのインターネットを利用したオープンソースのシステムで、国内でも、ユーザ数が急速に増えています。オーストラリアのパースに本部があります(代表: Martin Dougiamas)。Joe’sでもMoodleがインストールされたサーバーを1年間無償で提供したり(LMS標準サーバー 入門プラン)、ムードルの勉強会に会場を無償で提供するなど、Moodleの普及につとめています。

 

 

 

大会場の様子 (ワークショップや通常の研究発表は、これより小さい会場で)

 

 

Joe’sでは、2013年3月2日(土)-3日(日)に東京家政大学(東京・板橋)で開催された、国内最大のMoodleのイベント、Moodle Moot 2013(日本ムードル協会主催)に協賛として参加してきました。研究発表(活用事例、プラグイン開発、サーバー管理)で講演・質疑応答すること以外に、ワークショップのハンズオンの講座に出席してきっかけをつかんだり、達人コーナーというブースで疑問点を聞くことができます。今回は、300名以上の方が参加されました(過去最多)。Moodleや、もともと高校や大学の教員の方のためのシステムでしたが、バージョンアップにともなって、社内教育やクラウド教材などでも利用されるようになっています。

 

 

Joe's 鈴木紫央の講演 (英語で行われた)

 

初日3月2日の午前に、Joe’sの鈴木紫央が、Joe’sのMoodleへの取り組みについて講演を行いました(スライド(英語)スライド(日本語訳)。Moodleは、外国人(外国語の大学教員)の参加が多く(30%-40%)、英語でプレゼンを行いました(ただ、残念なことに、そのセミナー参加者は日本人の方がほとんどでした)。

 

 

 

Moodleは、何らかのサーバーの上で動作させる必要があります。三重大学やはこだて未来大学のように全学的にMoodleを運営されている場合は、サーバー管理について誰が責任をもつのかというような問題は生じないのですが、学科や研究室で運営する場合には、技術スタッフや大学職員は、責任回避というか、どうしても消極的になります。研究室の学生だと、謝金を払ったりしないと動かない(かといって責任感があるわけではない)など、ジレンマが生じます。やはり、教員自身が責任をもつことになりますが、Linuxでサーバーを操作した経験のある先生は、実際に少ないです。

 

 

Joe's 池原の講演 (デモ)

講演では、アマゾンAWSとの比較(費用・運用の手間)も行いました。しかし、いくら初期段階でテンプレートが用意されていても、LAMP(Linux Apache MySQL PHP)環境の更新やセキュリティについて、サーバー管理のスキルが必要になります。そこで、レンタルサーバーという選択肢が出てきます。Joe’sの代表の鈴木禎子がパースのMoodleの本部でMartin Dougiamas氏と話をした際に、
「レンタルサーバーとりわけcPanelとFantasticoがつかえるサービスを利用している人の間でMoodleが広まっていった」という話をされていました。国内でcPanelを提供する唯一のレンタルサーバーであるJoe’sでも、Moodleを利用される方が多く、Moodleに特化したサービスを2011年9月に開始しています(http://lms.ac)。Moodleのバージョンアップや、Moodleの使い方に関するサポートも受け付けています。

 

レンタルサーバーでもクラウドでも、社外(学外)のサーバーに委託する場合に問題となるのがバックアップです。昨年6月のレンタルサーバー他社のデータ消失事件の直後に、「バックアップは大丈夫ですか」という問い合わせを何度か受けました。バックアップの機能もあり、Joe’sの運用でも何重にもバックアップをとっている、という旨をお伝えしましたが、さらにFTPによるバックアップデータの自動転送機能を提供することになりました(2012年8月より)。これは、自社(学内)のサーバー(契約者が用意する必要がある)にデータを転送するしくみです。SSHのユーザ名とパスワードは、通常はFTPのそれと同じになっているので、自社(学内)でLinuxの操作が苦手でも、FTPの転送先の指定は難しくないと思われます。

 

ブースの様子

 

また、ブースには、標準プランをご利用の方、入門プランをお申込みの方、ご要望をお持ちの方などに、お越しいただきました。今回は、MaharaOpenMeetingsとの連動ができるようにしてほしい、というご要望をいただきました。

 

 

Joe’sでは、今後もMoodle利用者の方の利便性向上にむ けて、   一層努力していきたいと考えています。

 

 

懇親会。外国人の参加が多いのがMoodle Mootの特徴だ

 

 

[3] 大学の市民講座にもなった、CloudStack ユーザー会 in 大阪、盛況のうちに幕

市民講座にもなったCloudStackユーザ会 in 大阪

 

第11回CloudStackユーザ会が、3月6日(水)に大阪大学中之島センターで開催されました。大阪での開催は、昨年8月の第8回以来です。

Ustream: http://www.ustream.tv/channel/cloudstackja
twitter: https://yukar.in/note/ckFrxs
CloudStackは、VMWareやOpenStackと同様、クラウドを構築するための基盤ツールで、Citrix版(有償版)とApache版(オープンソース版)の2種類が利用できます。Joe’sでは、Apache版を利用して、KVMのVPSとプライベートクラウドを提供しています。

http://www.joes-vps.com

 

 

CloudStackの書籍が出版されたことを先月号でもお伝えしました。今回、3月7日(木)-8日(金)に大阪・梅田で大規模な商談会があって、東京からクラウド関係者の方が数多く大阪に来ていました。今回は、前回より多い46名の方のご参加、9件の話題を提供していただきました。

 

ユーザ会会長の輿水氏。陽気な方です

 

会長の輿水さん、コミュニティを牽引する北瀬さんのCloudStackユーザ会の説明でキックオフになりました。特に、地元関西周辺からは5件のお話を頂きました。第10回(2012年12月、東京)と同様、◯◯プロバイダー編、大学編、研究室編というように、いくつかの発表がセッションごとにまとめられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Joe's池原の講演

 

Joe’sでは、4月から東京に勤務することが決まっている高橋宏和(仕事ぶりは先月号でもお伝えしました)が司会をつとめ、ツイッターでも高い評価を得ていました。

 

 

 

 

 

 

 

大阪大学柏原先生の講演

 

イベント終了後、福島駅そばの居酒屋で、懇親会を開き、15名ほどの方のご参加をいただきました。
次回東京は3月22日(金) http://atnd.org/events/37498

大阪は5月24(金)に開催の予定です。

 

 

 

 

懇親会 (大阪の福島駅周辺)

[2] EC-CUBE 2013、夢は世界へ: パートナー新年会@銀座

EC-CUBE標準サーバー

 

2008年1月にEC-CUBEのホスティングパートナーになってまる5年、Joe’sではEC-CUBE標準サーバーで1年間無償のサービスを提供するなど、コミュニティの発展に協力しています。

 

1月17日(木)に、恒例のEC-CUBEパートナー新年会に参加して来ました。昨年と同じ、銀座のSKAALというビアレストラン(株式会社ロックオンの東京支社の近く)で開催されました。

 

 

パートナー新年会の様子

 

EC-CUBEは、バージョン2.11からプラグインとのインターフェイスが標準化され、サードパーティーがその仕様にそって自由に開発ができるようになりました。その結果、EC-CUBEのアップデートがなくても、種々の機能が拡張されるようになりました。サイト開発者は既存のプラグインを設置すればよく、プラグイン開発者も不特定多数のサイト開発者から利益が得られます。また、EC-CUBEの開発コミュニティは機能の細かいニーズに答えなくて良くなり、プラットフォームの整備に専念出来ます。プラグインのコンテストのイベントなどがあって、2012年の後半は、その話題でもちきりでした。

 

プラグイン機能で盛り上がった2012年

 

 

2013年は、世界に向けて旅立つがテーマで、英語サイトの立ちあげ(1月)、EC-CUBEの英語版のリリース(将来的には、現在の日本語版とマージ)を予定しているということです。昨年もそうでしたが、このパートナー新年会では、リリースしていないEC-CUBEの裏情報(EC-CUBEのコアメンバーの腹積もり)が聞けます。

 

 

 

この新年会は、EC-CUBEの主要なプレイヤーがほぼ揃い、参加人数も多すぎない(50名前後)ので、単なる名刺交換会というよりは、ビジネスの話が進む場であるかもしれません。技術的に詳しくなくても、EC-CUBEの業務に携わっていれば、このイベントに参加するメリットがあります。Joe’sでは、スタッフがほぼ毎年参加しています。

 

EC-CUBEパートナー新年会は、Joe'sのスタッフが毎年参加している

ロックオンの海外進出に関しては、2011年3月に弊社スタッフが、米国シリコンバレーのサニーベルにあるオフィスにJoe’sのスタッフがお邪魔させていただいたことがあります(不在のようでした)。現在は、同じ建物に、株式会社チャットワーク(本社: 大阪府吹田市, 代表: 山本敏行)も同じエリアに拠点を置いています。大阪に本社をおく会社は、東京進出より、海外進出に重点をおいているようです。海外出張も、伊丹->成田->海外ではなく、関空->海外の便を探します(同じ大阪に本社をおく Joe’sの海外向けサービスについては、次号で詳しくお知らせします)。

 

 

 

株式会社ロックオンのシリコンバレーのオフィス (アポ無しで行ってみたら、不在のようでした)

 

 

 

EC-CUBE標準サーバーでは、超高速セキュリティコースといって、SSDを搭載したした共用サーバーの提供を開始しました(月額3,150円)。Joe’sでは、SSL証明書を格安に販売していることもあって(Joe’s SSL市場)、共用サーバーではEC-CUBEのサイトの占める比率が高くなっています。この5年間、EC-CUBEのホスティングパートナーとして、コミュニティを応援して来ました。6年目に入った2013年も、EC-CUBEを盛り上げて行きたいと考えています。

 

[1] オープンソースカンファレンス初の試み、OSCクラウド

VPSのアカウント1年間無料、今回も

12月16日(日)に、東京・品川のマイクロソフト本社の31階で、オープンソースカンファレンス(OSC)・クラウドが開催され、選挙のさなか、300名ほどの方が参加されました。

 

 

OSCでは、データベースなどで、テーマに特化したイベントは行われていましたが、クラウドに関しては初めてでした。オープンソースでは、CloudStack、OpenStack、CloudFoundry、Chef、Scalrなどが、注目されています。他社でも、インフラ系クラウドの技術の方が来てプレゼンされていたようでした。

 

Joe's 池原のセミナー

 

 

今回、Joe’sでも、ブースとセミナーでプレゼンをしました。CloudStack 4.0で動く、KVMのVPS(20GBディスク、512MBメモリ)アカウントを配布(1年間無償)しました。このVPSのプレゼントは、OSCでも最近は知らない人がいないくらいで、「以前にもらっています」という方もかなりいらっしゃいました。今回は、CloudStackのプレゼンが多かったので、CloudStackにすぐに触れることを喜んでいただきました。

 

 

CloudStack 4.0

 

 

Joe’sでは、技術の責任者(取締役)の池原治がプレゼンを行いました。同じ部屋でその前の2件もCloudStackの話題でした。池原は、デモを中心に説明を行いました。(仮想)ネットワーク、(仮想)サーバーの生成に関しては、プログラミングやスクリプトの記述などはいらないので、誰でもできるようなかたちになっています。(セミナーの様子: http://www.ustream.tv/recorded/27756181)

 

 

今回、CloudStackとScalrとの連携についてお話する予定でしたが、準備が間に合わず、2013年2月のOSC東京と、関西でのCloudStackのイベント(2013年1月に開催の予定)で、

あらためて発表することになりました。

 

OSC懇親会

 

終了後、同じビルの1階の中華料理屋で懇親会が行われました。2013年5月に大阪でOSCクラウドを開催する予定になっているということです。

 

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