イベント

[1]第1回データサイエンティスト養成講座入門編、なぜかできる方ばかりが受講

鈴木禎子代表による説明

1月23日(金)に銀座のJoe’sビジネスセンターで、データサイエンティスト養成講座入門編を開催し、16名の方が参加されました。最初、鈴木禎子社長が全体の概要を説明し、専門のデータサイエンティストが詳細に関する話をしました。

 

今回のセミナーは、初めての開催ということもあって、どのような方が参加されるか、正直な話、予想が付きませんでした。そのため、受講生が予備知識をもっていないことを前提として、準備を進めてきました。しかし、ATNDで募集していたこともあってか、ITに従事している方が大半であることがわかりました。

 

R vs エクセル、比較するまでもなかったかもしれない

 

R言語をやっていなくても、こちらの説明から、何をすべきかを先読みして動かれる方もいらっしました。プログラミング言語に一つでも習熟していれば、R言語の操作は難しくないと思われます。

 

Rの重要な機能、可視化

 
 
 
 

統計的検定の原理

 
 
 

今回のセミナーは、以下のようなことを想定していました。
1. なぜ、データ解析なのか
2. なぜ、Excelではなく、Rなのか。
3. R言語をいかにして効率よく習得できるのか
4. 統計学をどのように勉強すればよいか。
5. データ解析という情報処理を、身の回りの業務やサービス提供でどのように応用していくことができるのか。

 

ガンバ大阪は、ホームでもアウェイでも同じ強さという帰無仮説は棄却された

そして、以下の問題を解きました。
1. Jリーグ ガンバ大阪の勝ち負け引き分けの回数が、ホームとアウェイとで差異があるかないかの統計的検定を行う(J1での通算成績)
2. ドル為替が過去1年間でどのように変動したかをプロットし、それを直線にあてはめる(過去3,6,9,12か月)。
3. 大相撲の幕内、十両の体重に関する箱ひげ図と、2014年秋場所の勝ち数のヒストグラムを書く
といった課題を通して、すすめていきました。どれも簡単なように思えますが、ウェブサイトにあるHTMLのデータを、ダウンロードしてCSVに落とす技術が必要で、簡単ではありません。

為替の変動を直線で当てはめる。横軸が日時なので、思いのほか難しい。

 
 

さらに、受講された方に、インストールの仕方、R言語の勉強の仕方について、作成したビデオを事前に配布しました(インターネットアクセス)。
 

R言語のビデオは、15分程度のものを6個作成しました。ただ、完成したのが当日の2日前でした。

 

今回は、ATNDの操作がうまくいかず、会場の地図が正しく記載されていなかったこともあって、若干混乱してしましました。

 

反省点はいくつかありますが、無事に21:30にセミナーを終えることができました。

 
 

2月は、東京と大阪の2会場で、土曜または日曜の午後に開催の予定です。

 

2月14日(土) Joe’sビジネスセンター梅田 13:30-17:45 (休憩15分) 定員18名
2月15日(日) Joe’sビジネスセンター銀座 13:30-17:45 (休憩15分) 定員18名

 

どちらも有償(6,000円)での開催となります。

 

[4]ビックデータしていますか

R言語のコマンド実行

「ビックデータを活用しよう」という言葉がちまたにあふれています。しかし、実際に、それをどうやってビジネスにいかしていけばよいのでしょうか。そのためにはまず、他社にサービスを提供する前に、自社でビックデータを活用することが先決と思われます。

 

データサイエンスの基本は、データから法則を見出すということです。ニュートンの運動法則のような一般的な結論を見出すというレベルでなくても、自分の周りで見出していかないといけない因果関係というものがあります。たとえば、

 

1. 自社で、売上げを伸ばすためには、どの広告媒体をつかえばよいか。
2. 為替の変動を利用して利益を得たいが、円とドルを変えるタイミングをどうすればよいか。

 

とった法則を見出すことを想定してみてください。

相撲データを提供しているサイトの表をコピー

 

データサイエンスは、「統計学を勉強しないとダメだ」という人がいます。もちろん、そのような数学の知識があればそれに越したことはありません。しかし、データ解析の手法では、入力すべきデータとその出力結果の意味に関して、わかりやすい説明がついているのが普通で、しかも大半は難しい数学を使わなくてもわかるものです。むしろ、どのようなデータが関係してくるかを判断したり、因果関係を見極める判断能力が問われます。

 

ほとんど手作業をしないで、Excelデータに格納するもスキルがいる

 

データサイエンスは、「データという事実に基づいて判断し、行動する」という、成功しているビジネスマンから見ると、当たり前の行動にすぎません。よく、学校やセミナーで学んだガセ情報をうのみにして、それを棒暗記して生きていこうという人がいます。環境が違えば、そこで成立する法則も違ってくるので、実データは法則性を見出していくための情報になります。それを積極的に活用してこうという営みです。
 

上司に解析結果を見せれば、きっと納得してもらえるはずです。データからそのような法則性があることが実証されたわけですから。

 

大相撲の力士の体重の箱ひげ図。幕下でも体重は幕内と大きな差がないなど、自分がデータから発見したという経験が、データサイエンティストとしての自信につながってく

 

実際の解析の手順ですが、データはExcel形式で十分です。Excelには統計解析のための関数が備わってるので、最初はそれでスタートしてもよいですが、もし本格的にデータサイエンティストをめざす、または簡単なプログラミングの経験をお持ちでしたら、R言語という統計パッケージを利用されることをおすすめします。Rはオープンソース(無料)で、WindowsやMACのノートPCに簡単にインストールできます。

 

http://cse.niaes.affrc.go.jp/miwa/ja/R/setupReasy/

 
 

しかも、操作が非常に簡単です。オープンソースですので、全世界の人がパッケージ(無料)を開発していて、疑問点があってもインターネット検索で簡単に解決することが多いのです。

 

最初は、1+1(リターン)を実行してみてください。そして、各種のコマンドをで実行してみてください。電卓式に、式を入力すれば、その解が出力されます。国内R利用者で、最も多く利用されているのが、

 

http://cse.naro.affrc.go.jp/takezawa/r-tips/r.html

 

というサイトです。完ぺきではないですが、コマンドを忘れたときなど便利で、重宝します。Rは、わからないことがあれば、インターネット検索で調べていきます。

九州場所の成績のヒストグラム。6個のグラフを2行x3列で並べることは難しくない。インターネット検索で調べまくるのが基本

 

プログラミング言語ではなく、電卓という側面もあり、最初のうちは、文法をあまり意識しなくてよいと思います。むしろ、本来の目的である、データから法則性を見出していくという処理ができるのかどうか、それを見極めてから、本格的に取り組んでよいかと思います。

 

文法で時間をかけないと理解できないのは、せいぜいオブジェクト指向の概念ぐらいです。関数を作成するとしても、平均を求めたり、散布図を求めたりするひな形があって、それらを組み合わせて複雑な処理が数行でかけます。

 

また、グラフィックなどもExcelと比べて格段に美しく表示され、それを見た人は、駆け出しでも、プロのデータサイエンティストが出力したものだと思うでしょう。

 

特に、文法を全部やるよりは、事例から入ることをお勧めします。たとえば、

 

http://sumodb.sumogames.de/Banzuke.aspx?b=201411&heya=-1&shusshin=-1&w=on&l=e

 

の大相撲のデータを解析するとします。
実データの解析の場合、データをExcelに入れるまでが大変です。
サイト(http/https)やpdfの場合、いったんリッチでないテキスト(.txt)におとし、Excelで読み込んだときにフォーマットを指定します。そして、それをさらにRに読み込んで実行します。ここでは、幕内、十両、幕内、三段目、序二段、序の口のそれぞれでの体重の分布と、九州場所での成績のヒストグラムを表示しています。

 

Joe'sビジネスセンターは、厳格な審査をするバーチャルオフィスとして知られている

 
Joe’sでも、Joe’sビジネス・センターの入会時の審査にすることを検討しています。バーチャルオフィスが犯罪の目的で利用されることがあるからです。
 

2006年秋のサービス開始から2014年までの8年間で会員規約に抵触するケースが3件ありました。ただ、通算会員数は3000件を超えているので、全体からみると0.1%程度になります。その確率を0%に限りなく低くするために、ビックデータを活用することを検討しています。詳細については、次号では発表できるものと考えています。

 
 

また、2015年は、Joe’sではビックデータの解析に力を入れていきます。代表の鈴木禎子が、2015年1月24日(金)19:00~ に、Joe’sビジネス・センター(銀座)でビックデータの解析に関するセミナーを行います(3,000円の有償ですが、将来的に価格を変更する場合があります)。理論を経験に移してこそ自信が生まれます。よろしければ、ご参加ください。

 

2015年こそ、ビッグデータの活用へ一歩踏み出してください。

[3]今年大きく成長したconcrete5、今年最後の大阪勉強会

コミュニティのリーダー格、Uenoさんのお話

 

今年コミュニティが大きく成長したOSSとして、concrete5があげられます。2月の「concrete5公式ガイドブック」の出版でユーザが格段に増えています。

 

12月15日(月)にコミュニティの牽引役でもあるkatz Ueno氏が大阪の勉強会に来られ、熱弁を振るわれました。Uenoさんは、コミュニティの中では知らない人がいないくらい有名な方で、concrete5を広めるための動画を多数アップロードされています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vtbyPIbsXI8

 

concrete5公式活用ガイドブック

テクニカルなことにはあまり触れず、米国の本家の会社の経緯や、concrete5はバージョンが5.Xしかないとかエピソード的なことも話されていました。Joe’sから今回は2名参加し、1名はライトングトークをしました。

 

ライトニングトークで、Joe’sのスタッフは「concrete5公式ガイドブック」を使ってみての感想を述べていました。この書籍のクライマックスは、何といっても4章です。この書籍のいい面も悪い面も、そこに集約されています。

 
 

Trattoria Sensazione di Olive

 

Trattoria Sensazione di Oliveという架空のイタリア料理のサイトがモックアップとして用意してあって、それをconcrete5のサイトに作り替えていくという実戦の形式をとっています。素材などは、GitHubからダウンロードできます。

 

CMSでサイトを構築する場合、WordPressなどでもそうですが、気に入ったテーマをどこかからダウンロードしてきて、その上で静的ページやブログを構築していくことが多いと思います。

 

concrete5のオーバーライドの仕組み

 

ただ、このテキストでは、既存サイトから、共通で読み込むパーツfooter、headerなどを抽出し、それらをつかってdefault.php, home.php, left_sidebar.php、veiw.phpなどのテーマファイルを構成していく手順を述べています。オブジェクト指向はおろかPHPも難しいと思っている読者だと若干つらいですが、そこはそういうものとして読んでいくべきでしょうか。

 

テーマをどうやって作成するかがわかるので、上級者にとっては興味がもてるかと思われます。
優れている点として、オーバーライドのしくみ、マーケットプレイスに登録・concrete5.orgに登録・プロジェクト・ライセンスの間の関係など、テクニカルではないが、知っておくべきことを簡潔に説明していることはよいと思います。

 

オートナビの設定の仕方など、苦心のあとがみられる

また、04-03-07のオートナビのカスタマイズと04-04のDesign Contentはこの通りにできたとしても、なぜそうするのかわからないままの読者もいるかもしれません。しかし、このあたりは筆者の意図を考えながら読み進めていくと、深くわかってきます。メニュー用のブロックタイプを作成する際には、最初うまくいかなくても、その後でエディタで修正すればよいとかです。

 

勉強会が終わってから、参加者で飲みに行きました。Joe’sでもNetCommons関西女子会のメンバーが、concrete5も勉強している(NetCommonsと似ている)ので、近いうちに梅田のJoe’sで勉強会をしていただけるように、菱川さんにお願いしました。

 

oncrete5標準サーバーで始めてみては

 

コンクリートファイブジャパン株式会社では、インテグレートパートナーを募集しているということです。

 

http://concrete5-japan.org/partners/integrate/

 

インテグレートパートナーになるためには、少なくとも1サイト以上の実績が必要で、Joe’sのサイトのいくつかを、concrete5で作り変える計画をしています。

 
 
最後に、Joe’sでは、concrete5標準サーバー(http://cc5.jp)といって、SSDが標準のconcrete5専門のサービスがあります。そのうち、入門プランは1年間無償で、concrete5がインストールされたサーバーを利用できるようになっています。

 

皆さんも、2015年はconcrete5を始めてみてはいかがでしょうか。

[4]関西オープンフォーラム(KOF)、若返ってもよいかもしれない

実行委員長の中野先生、キックオフの挨拶。

 
11月7日(金)~8日(土)に、大阪南港のATCで恒例の関西オープンフォーラム(KOF:Kansai Open Forum)が開催されました。Joe’sでも、2011年に協賛してから、4年連続の参加になります。

 

https://joes.co.jp/2013/11/20/kof2013/
https://joes.co.jp/2012/11/21/kof/
https://joes.co.jp/2011/11/16/joes-opensource-kof-2011-11164/

 

Joe'sのセミナー、今年のKOFは先月のOSCに引き続き、Joe'sのJoeと言われている人が話をした。

Joe'sのセミナー、今年のKOFは先月のOSCに引き続き、Joe'sのJoeと言われている人が話をした。

 
「オープンソースならびに、コミュニティが元気に交流できる場を、関西でも作ろう」という目的のもとに集った有志により、2002 年からはじまった、ということです(オープンソースカンファレンスなどよりも先に始まっています)。

 
https://k-of.jp/2014/content/159

 

同じオープンソースのイベントであるオープンソースカンファレンス(OSC)と比べると、常連の方の比率が高いように思われます。

 

Joe'sのブース、なぜかいつもNetCommonsの隣になっている。

 

Joe’sでは、「レンタルサーバー業界の裏側を知る」と題して、レンタルサーバー業界の側面を伝えるセミナーを行いました。先月のOSCで発表したものに近い話題でしたが、タイトルを変えて、内容を業界全体のことを伝えるようなものに変えました。OSCのときは、参加された方から「非常に面白かったが、参加者が少なくて残念でした」という類のお言葉をいただきました。今回は40名以上の方にご出席いただくことができました。やはり、セミナーでも著述でもタイトルが重要であるように思われました。

KOFで名物のステージ企画。事前の打ち合わせとかなく、発表者がボケ、司会者がツッコミになる。今年は、Joe'sで初めてステージ企画に参加した

 

ところで、KOFで緑のTシャツを着て毎年お手伝いいただいている方々(10年以上連続というスタッフも多い)もお年をめされてきているので、若い方も加わって、さらに新しいアイデアや活力を取り入れられるようなイベントになっていけば、永続的な発展につながるように思われました。

 

KOFの会場である大阪南港は、九州に行く船(サンフラワー号)が出入りしている。

 
 
 
 
 

Joe’sで協賛しているいってもわずかの金額ですので、2日間動いていただいているスタッフの方々には頭が下がります。ただ、こういうイベントは、同じメンバーでずっとやっていくということには、限界があります。4年連続して参加させていただき、僭越ながら、そのような印象を受けました。

 

Joe’sでは、来年も企画を出して、自分たちのイベントであるという意識を持ってのぞんでいきたいと考えています。

[2]NetCommonsの女子会がパワー全開

世間では女性の活躍を支援する気運が高まっています。国立情報学研究所(NII)を中心に開発がすすめられているCMS、NetCommonsでも、開発責任者であるNIIの新井紀子先生をはじめ、コミュニティの開発者やビジネス系でも女性が活躍しています。

ハンズオンで用いた素材(インドの旅)

 

しかし、関西のNetCommonsのイベントでは、女性の参加者がまだまだ少ないようです。

 
 

このたび、NetCommons関西(https://www.facebook.com/groups/netcommons.kansai/)では、

KOFの女子会のセミナーの様子(1)

11月7日(金)の関西オープンフォーラムで、セミナーを企画し、それにむけて、特にJoe’sの女性スタッフを中心に関西女子会を結成し、コミュニティのすそ野を広げていくことになりました。

 

https://k-of.jp/2014/session/611

 

セミナーは、初心者を対象にしたハンズオン(参加者がその場でサイト作成を行う)に関するもので、サイトを作成した経験がない人でも、一定レベル以上のレベルにまで到達できることをねらいとしたものです。

 

3年ほど前にオールクリエイター株式会社代表の橋本秀俊氏に、銀座でセミナーを開いていただいたときの資料を若干修正したものを配布して行いました。

KOFの女子会のセミナーの様子(2)

 

ただ、画像などの素材は、Joe’sのスタッフがインドに出張したときの写真を用いています。

 
 

その日の内容を、動画でとりなおし、今後NetCommonsを新たに始める方のために、Joe’sのNetCommons標準サーバーのサイトで公開しました。

 

http://netcommons.ac

 

NetCommons関西の様子

 

Part 1はサイトの作成方法、Part 2はルームの概念についてです。NetCommonsのルーツはXoops(ズープスと読みます)です。サイトを作成するだけではなく、あるグループに属する人しかアクセスできないような権限の管理を行います(グループウェア機能)。

 

12月6日(土)に開催される、NetCommons関西の年内最後の勉強会の中で、女子会でその1時間程度のハンズオンを行います。

http://kokucheese.com/event/index/236984/

 

標準サーバーのサイトにおかれたNetCommonsの動画

 

Joe’sの大阪の女性スタッフは、NetCommonsだけではなく、concrete5MoodleEC-CUBEなどについても、○○関西女子会を結成していきたいと意気込んでいます。銀座のJoe’sでも、年明けに同様のイベントを計画しています。

 

是非一度、東京、大阪のJoe’sで開催されるイベントに足を運んでみてください。参加は無料です。

[4]秋の文化祭、オープンソースカンファレンス東京

Joe'sのブース。どうしていつもNetCommonsと隣なのですか、と聞かれる。

10月18日(土)19日(日)の両日、東京都日野市の明星大学でオープンソースカンファレンス(OSC)が開催されました。Joe’sは、協賛として19回目の参加になりました(東京のOSCは7回目)。今回は、初日だけで950名の参加者を数え、かつてないほどの盛況ぶりでした。

 

初日の朝、ブースを設置した後、ブースの様子をFacebookページにアップしました。今回も、ブースはNetCommonsのユーザ会(コモンズネット)と隣接していました(205という前回と同じ教室)。

 

Joe'sのセミナーのスライド

 
 
 

今回はセミナーで、マンガ「ごきげんにゃん」の舞台裏について、鈴木禎子代表の親族の方(Joe’sのJoe?)が話をしました。

 

Joe'sのセミナー風景。観客がすくなく、若干残念な面もあったが。

 
 
 
 
 

当日は、あまり多くの観衆を集めることはできませんでしたが、Joe’sの起業当時の語られていないエピソードがわかる内容で、興味深い話でした。下記でスライドを見ることができます(若干修正しています)。

 

http://www.slideshare.net/joeswebhosting/osc-koffinal

 

ブース会場をみても、今回のOSCの盛況ぶりがわかる

 
 

初日の夕方に、食堂で懇親会が行われました。会費が1000円で参加しやすいのですが、内容的に満足していない人もいるので、宮原氏(OSCの運営責任者)が、毎回少しめずらしいお酒や贅沢なワインなどを、後部のテーブルに用意されています。よく参加している人は、乾杯後30分くらいしてから、そのテーブルに集まってきます。

 

懇親会の風景

 

Joe’sは、ビジネスライトニングトークも登壇しない、新サービスの発表もできていないなど、今回は消極的であったと反省しています。

 

来年春のOSC東京では、新サービスを前面に出して積極的に取り組んでいく所存です。今回も、びぎねっとをはじめ、明星大学の会場で2日間動かれていた皆様、お疲れ様でした。

[4]EC-CUBE Day 2014、東京での初めての開催

EC-CUBE標準サーバー(ec-cube.orgのサイト)

9月11日(木)に東京・秋葉原のヒューリックホールでEC-CUBE Day 2014が開催されました。過去2回は大阪で開かれていて、今回は初めて東京での開催となりました。Joe’sでも、協賛させていただきました。

 

EC-CUBEに関しては、Joe’sでもEC-CUBE標準サーバーというサービスを提供していることもあって本ニューズレターでも何度か取り上げています。EC-CUBEは国産のオープンソースのショッピングカートです。ショッピングカートは、アマゾンや楽天のようにオンラインで買い物ができるようなサイトを構築するためのツールです。

 

盛況で、大ホールもいっぱいになっていた

 

写真や価格などの商品の情報を入力すれば店舗ができるような、いわゆるASPのショッピングカートも多いのですが、システム利用料を支払わなければなりません。Yahooのように無償のサービスも出てきましたが、競合する店舗が多いとうずもれてしまう、店舗を自由に運営できないというデメリットがあります。

 

EC-CUBEは自分でサーバーを用意して(レンタルサーバーなど)、独自のサイトを運営することになります。

 

エバンジェリストの川口氏、セミナーでEC-CUBEのB2Bを解説

 
 

オープンソースで無償であることと、日本の商習慣に合うように作られているので、EC-CUBEは人気があります。Joe’sでも、EC-CUBE標準サーバーで1年間無償の入門プランというサービスを提供していて、コミュニティの拡大に寄与してきました。

 

今回のイベントは、500人ほどの方が参加されていました。大ホールで招待者による講演、小さい会議室でEC-CUBEのエバンジェリストやスポンサーによる講演が行われ、ブース(10-20社程度)も賑わっていました。

 

ネットワーキングパーティー

この会場はこの手のイベントでよく使われますが、大ホールが一杯になるなど、今回は盛況であったと言えます。エバンジェリストの河野氏(フルブライト)の初心者セミナーなどの質疑などから、今回の参加者の層の幅が広いことがわかりました。

 

ネットワーキングパーティには、開発業者やレンタルサーバーなどのビジネスパートナーが参加してました。EC-CUBEの牙城、大阪からも多くの方が参加されていました。またネットワーキングパーティでは、EC-CUBEで構築したサイトについて、アラタナ、フルブライト、システムフレンドの3社が表彰されました(サイトアワード)。

 

今回は、今月(2014年9月)発表するというEC-CUBE B2Bというサービスが話題になりました。オープンソース以外に、有償版のようなものができるということです。

サイトアワードの表彰

 

Joe’sでサービスとしても提供しているCloudStackなどでも、オープンソースであるApache版とCitrix社が提供している有償版のすみわけがうまくできています。プライベートクラウドで利用する場合、VMwareと比較して安価であることもありますが、ほとんどの場合、有償版が使われます。また、有償版で開発された機能は、時間的なずれはあっても、Apache版にも提供されるということがうたわれています。

 

Joe’sでも、EC-CUBE B2Bが成功されることを祈ってます。

[4]CloudStackユーザー会が大阪市中央公会堂で開催

会場の中央公会堂

 

昨年に引き続き、8月1日(金)のOSC京都の初日の夜に、大阪の中央公会堂で、CloudStackユーザー会が開催されました。
大阪で開催するときには、Joe’sの参加者でローカルアレンジメントを担当しています。

 

CloudStackは、クラウドを管理するためのツールで、XenやKVMやHyper-Vといったハイパーバイザーに依存せずに仮想サーバーであるインスタンスを生成し、管理を行うことができます。オープンソースであるApache版と、Citrix社で提供している有償版があります。Joe’sのVPSでは、Apache版を利用しています。

Joe'sの上山が初登板

 

また、有償版でも、VMwareなどと比べて低価格で、プライベートクラウド、パブリッククラウドのそれぞれで多くの実績があります。

 

ユーザー会は、最近は、東京以外に、札幌や名古屋でも開催されています。大阪は、前々回は45名、前回は36名ご参加いただきました。今回は、開催の準備が遅れたこともあって、22名の参加にとどまりました。7月の名古屋では30名以上の方が出席されています。https://atnd.org/events/53341

 

Joe'sのエース池原の登板

 
 

ただ、内容として決して劣るものではなく、非常に充実していました。今回もユーザー会の会長(輿水さん)、副会長(大削さん)が出席してお話ししていただきました。特に、書籍を出版されている大削さんや、名古屋で教育関係のITインフラの業務に従事している中谷さんからは、技術的にもレベルの高いお話をいただきました。また、今年の4月からは、Citrix社の担当責任者も島崎さんにかわり、雰囲気もよりアットホームなものになっています。

 

中之島バラ園にあるビアガーデンで懇親会

 
 

今回は、会場が大阪ということもあって、池原・奥村のほかに上山という技術者が話題を提供しました。池原・奥村の発表は、Joe’sの技術の責任者である池原がCloudStackでLXCを動作させようと1年以上試行錯誤しているのにできていない(公開されている情報がない)のに、新人の奥村がOpenStackで、1時間程度で動作を確認したという内容でした。OpenStackの方が、コミッターの数が多く、また、そのような機能をもったAPIの集合体なので、アップデートが早いといえます。

 

翌日のOSC京都のCloudStackのセミナーには、非常に多くの方が出席された

 

Joe’sの上山の話は、CloudStackでテンプレートを作成して登録し、そのテンプレートを利用する際に、rootパスワードの管理機能を使ってパスワードを自動生成するという内容でした。Joe’sにいる技術者の中で、上山だけが過去にプレゼンの経験がなく、今回が初めてでした。

 

勉強会が終わってから、中之島公園の中にあるビアガーデンで乾杯しました。なにわ橋の下の川で挟まれたエリアで、野外のライトに照らされ、雰囲気も最高でした。

 
 

翌日(8月2日)のOSC京都でのCloudStackのセミナーは、幸せか不幸か大変盛況でした。
来年は、大阪での参加者が増えるよう、早い時期からイベント情報を周知するようにしたいと考えています。

[3]NetCommonsユーザカンファレンス 2014、バージョン3への期待が膨らむ

NetCommons新井先生の基調講演

 

8月5日(火)に国立情報学研究所で、NetCommonsユーザカンファレンスが開催されました。午前10時から、NetCommons開発の責任者である、国立情報学研究所の新井紀子先生の講演(一ツ橋講堂)でキックオフされました。

 

NetCommonsについては本誌でも何度かとりあげていますが。サイトを作成するためのいわゆるCMS(content management system)に相当します。

 
 

Joe'sのブース

 
 

WordPress、EC-CUBEMoodleconcrete5など、CMSには種々のものがありますが、NetCommonsには、

 

1. 美しいサイトが簡単に作成できる
2. プライベート、グループ、パブリックのスペースがあり、会員ごとにアクセス領域を指定でき、グループウェアとしての機能が利用できる。
3. オープンソース(OSS)でありながら、国立情報学研究所が中心に開発がすすめられていることもあって、自治体や学校関係で人気が高い

 

などの特徴があります。

 
 

開発者との質疑応答

 
 

Joe’sでも、NetCommons標準サーバーの入門プランというサービスで、NetCommonsがインストールされたサーバーを1年間無償で提供しています。また、NetCommons Readyといって、ユーザ会であるコモンズネットから、NetCommonsが動作するサーバーである認証を受けています。さらに、NetCommons関西(大阪・梅田)のように、NetCommonsのイベントに会場を提供しています。また、今回のユーザカンファレンスもそうですが、毎年協賛として参加しています。

 

情報交換会

 

今年のイベントは、講演以外に、NetCommonsの開発事例のポスターによるプレゼンテーション、協賛企業による展示、そして最後に開発者と一般ユーザの間での質疑応答のセッションが行われました。

 

今年は、参加者数でいくと、若干少なめでした。バージョン3の開発が若干遅れていて、話題がなく参加者が減ったのではないかという見方もできるように思われます。バージョン3は、2015年3月末までにα版が完成する(新井先生)ということでした。

 

スイカのカービング

 

バージョン2ではベースとなるフレームワークとして、Smartyを使っていたが、バージョン3ではCakePHPになるので、信頼性、性能面で向上が期待できるということです。Xoopの開発者で、NetCommonsのバージョン3に興味をもっている人も多い、ということでした(参加者の声)。

 

昨年と同様、ブース会場(中会議室)でオムレツカレーのランチが販売された他、懇親会で、新井先生の元秘書の方(小林さん)のスイカのカービング(「NetCommons」と彫られたもの)が披露されました。昨年も作品を披露していただきましたが、今年から、スイカのカービングを本業にされているということです。

 

NetCommons行きつけの店、百人亭

懇親会(情報交換会)は中会議室で(80人程度)、終わってからの2次会は百人亭(竹橋にあるNetCommons関係の人の行きつけの居酒屋)に行きました(20人程度)。

 

NetCommonsの場合、何か一つのモジュールのソースを読めば、フォルダの構成などが各モジュールで似ているので、全モジュールを理解したことにほぼ匹敵します。したがって、新しいモジュールを作成することは難しくないように思われます。是非とも、多くの方にバージョン3の開発にコミットいただければ、と思われます。皆様、よろしくお願いします。

[1]オープンソースカンファレンス京都、今年も大盛況

おなじみのOSCののぼり

 

8月1日(土)~2日(日)に、京都リサーチパークでオープンソースカンファレンス(OSC)が開催されました。Joe’sでは、京都のOSCは、2011年の以来、毎年協賛しています。

 

京都OSCのブースは毎年、オープンソース(OSS)コミュニティが集まるエリアと、企業の協賛ブースが集まるエリアにわかれています。Joe’sのブースは後者で、昨年と同様、4階で最も大きなセミナー室の前でNetCommons (NC)のブースと並んでいました。

 

NCも利用者が増えてきていて、今回はセミナーで40名以上の方に出席いただきました。7月26日(土)のNC関西のセミナーでは参加者が少なかったので、関係者の間で不安がありましたが、次回8月30日(土)以降は、(周知すれば)大丈夫ではないか、と考えているようです。

 

ブース会場(OSSコミュニティ)

 

(Joe’sの隣の)ブースで説明を受けた後、Joe’sのNetCommons標準サーバーの入門プラン(NCがインストールされたサーバーが年間無料)をご利用いただくような方が多いように思われました。NCに限らず、EC-CUBEMoodleconcrete5についても、OSS標準サーバーの入門プランがあって、それらがインストールされたサーバーを1年間無料でご利用いただけます。

 
 
 

NetCommonsのセミナー

 
 

また、今回も、スタンプラリーやKVM版VPSの1年間無料のプレゼントなどもあって、多くの方々にブースにおこしいただきました。

 

スタンプラリーは、OSC参加者が、指定された協賛ブースでハンコウをもらい、それらすべてのブースでハンコウをもらうと、景品がもらえるというものです。Joe’sでは、昨年の京都OSCからスタンプラリーのブースになっています。

 
 

Joe'sのブース

 

また、Joe’sでは、KVM版VPSのアカウントを1年間無料で配布するというプレゼントを、以前から何度か提供したことがあります。CloudStack 4.3で動作するハイパーバイザーKVMの1インスタンスを提供しています。

 

また、Joe’sのセミナーでは、技術の新人の奥村が、OpenStackについての講演を行いました。

 

京都OSCに参加された皆さん、特に暑い中ボランティアで会場を動かれた皆さん、お疲れ様でした。

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