クラウドコンピューティングと経営革新

3月号 [1] 仮想専用サーバー(VPS)で知っておきたい、完全仮想とコンテナの2タイプ

仮想化技術は、新しい概念ではなく、Windowsの上でMacを動かすなど、従来は、物理サーバーのOSの上に仮想化ソフトをおいてその上に別のOSを乗せる方法として、とらえられていました。3重になっていて効率はよくありませんでした。現在の主流は、この仮想化ソフトに相当するものがハードウェアの上に直接あるものです。仮想化ソフトが、複数のサーバーのハードウェア(x86)を模擬的に動作(エミュレート)させ、その上で任意の)OSを動作させる方法(完全仮想化)と、仮想化ソフトというよりはプロセスの集まりとして、仮想サーバーを実現する方法があります(コンテナ化)。

1.完全仮想化
最下部の仮想化ソフトでハードウェアを一旦エミュレートし、その上で任意のゲストのOSを動作させます。またカーネルの更新などもそれぞれ独立にできます。したがって、使い勝手がよく、異なるOSでの動作を検証する場合
や、カーネルを自分でチューニングしたり、決めの細かい管理をしたい場合などに有効です。しかし、一旦ハードウェアの動作をエミュレートした上で、別の独立したOSを動かすので、コンテナ化と比較してオーバーヘッドが大きくなります。

2.コンテナ化(OS仮想化)

サーバーには、複数のプロセスが同時に動作しています。コンテナ化では、異なる仮想サーバー(ゲスト環境とよばれる)に属する複数のプロセスが同じOSの支配下で実行されます。そのため、OSが自由に選べません(FreeBSDやWindowsが使えないなど)。ただ、ハードウェアをエミュレートする必要ないので、完全仮想化と比較すると、仮想化のためのオーバーヘッドが少なくなります。サーバー資源を効率的に使う方法であると言えます。

弊社VPSサービスはParallelsのコンテナ化(Virtuozzo)を採用しています。以下が各プランのUnixBenchの値です。

プラン1, 1A 3400
プラン2, 2A 2800
プラン3, 3A 2200
プラン4, 4A 1600
(他社でも、価格の高いプランでないと、UnixBenchで、1500以上の数値は出ていないものと思われます。上記は、90%の時間での保証値で、実際にはもっと大きな数値になっています)。詳細は、http://www.joes-vps.com を御覧ください。

 


VPSのUnixBenchの性能を追求するなら、完全仮想よりコンテナが上です

UnixBenchといって、Unixの性能をテストするプログラムがあります。異なるシステムでの処理速度を比較するのに、利用されます。

[root@noc ~]# wget http://soft.vpser.net/test/unixbench/unixbench-4.1.0-wht.tar.gz
[root@noc ~]# tar xzf unixbench-4.1.0-wht.tar.gz
[root@noc ~]# ls
unixbench-4.1.0-wht-2  unixbench-4.1.0-wht.tar.gz
[root@noc ~]# cd unixbench-4.1.0-wht-2/
[root@noc unixbench-4.1.0-wht-2]# make
[root@noc unixbench-4.1.0-wht-2]# ./Run
Run UnixBench shows:

VPSのサービスはどこでも同じということは決してありません。

  • 完全仮想 (KVM, Xen)
  • コンテナ (Paralells Virtuozzo, OpenVZ, LXC)

に大別されます。 完全仮想は、ハードウェアx86をエミュレートし、その上で仮想サーバーを起動します。そのためどのようなOSでも動きますが、ハードウェアのエミュレーションのためにオーバーヘッドが大きくなります。コンテナは、異なる仮想サーバーに属するプロセスを、同じカーネルで動かすものです。したがって、大きなオーバーヘッドはありませんが、OSを選べない、仮想サーバーの権限でカーネルを更新できないなどのデメリットがあります。それぞれ、以下のような用途があります。

  • 異なるOSで動作するアプリケーションを検証
  • 小規模な専用サーバーとして、効率の高さを追求

Wikipediaの仮想専用サーバーの記事は、客観的で了解できるものと思われます(弊社で記述したものではないです)。

 

東日本大震災の被害にあわれました皆様へ

3月11日の三陸沖を震源とした、東日本大震災により、犠牲になられた皆様、そのご遺族の皆様、被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。この地震による被災者の救済および被災地の復興のため、弊社では、少額ではございますが、金100万円を義援金として、日本赤十字社を通して寄付させていただきました。被災された皆様、救援支援活動、災害対策にご尽力されている皆様のお役に立てればと思っています。

計画停電でデータセンターは大丈夫でしょうか: Joe’sなら安心です

通常、データセンターには自家発電用の設備があり、これを稼働させることで長時間の停電しても電力をサーバに供給し、サービスが継続して提供されます。しかし、そのエンジンを稼働させるための燃料を確保する必要があります。今回の東日本大震災では、大規模な電力供給不足が生じ、また、重油・ガソリン供給の首都圏供給が少なくなっていることから、データセンターが重油を確保できないという事態に直面しつつあります。

現在の備蓄燃料でどれだけの連続稼働ができるかはデータセンターによってまちまちですが、多くのデータセンターでは、48時間程度以内しか確保できていないものと思われます。1日数時間の停止が1ヶ月以上続き、かつその間で燃料の確保ができないという状況になると、データセンター業務が停止になる可能性が出てきます。

株式会社Joe’sウェブホスティング(本社: 大阪市代表: 鈴木禎子)では、計画停電にともない稼働を停止するデータセンター契約者、およびレンタルサーバーサービス(他社)の契約者に対して、専用サーバー、VPS、共用サーバーのアカウントを即座に設定しています。その際に、初期設定費用は無料、30日間支払いを猶予しています(専用サーバー、VPSは通常、初期設定費用がかかる。共用サーバーは通常申込後7日以内の支払い)。
適用例:
  • 専用サーバープラン16 (Xeon 4コア) フルマネージド(cPanelつき) 初期設定費用147,000円->無料, 月額費用 34,650円, セコム証明書が初年度無料
  • 専用サーバープラン15 (Xeon 4コア) セルフマネージド(cPanelつき) 初期設定費用147,000円->無料, 月額費用 29,400円, セコム証明書が初年度無料
  • VPS プラン1  Plesk付き 初期設定費用 14,000円->無料、月額費用7,000円(年払い70,000円)
また、データセンター(大阪)はもとより、大阪本社および銀座オフィス(中央区)、青山オフィス(港区)は、計画エリア停電の範囲外で、平常通りの営業(電話は、10:00-17:30)をしています。また、上級エンジニアによる電話サポート(平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00,)も平常通り実施しています。また、今回の事態に備え、設定を急ぐ方のために、上級エンジニアによる電話サポートを契約者以外の方でも受け付けています(3月末まで, 03-4530-6450)。

CSRはどのように署名されて証明書となるのか: 4月を前に厳しい研修が始まる

2011年4月から、Joe’sでは新卒者4名(東京1,大阪3,事務系2,技術系2)が勤務します。今回は全員が女性です。
内定した4名は、4月の入社をまたずに、研修のためのアルバイトという形で勤務しています。

3/8(火)に行われたSSL証明書の研修では、大阪の2名(技術1,事務1)の営業の坂本で、早速情報セキュリティの理論を勉強しました。

  • SSL通信プロトコル
  • 公開鍵暗号の原理、共通鍵暗号との用途の相違
  • 暗号化と認証が逆の操作であること、
  • 認証局の署名とブラウザによる署名の確認動作
  • ハッシュ関数の役割
  • 認証局の階層関係

大学の情報科学科でもこんなに詳しくは勉強しなかった、ということでした。

セコム証明書1年分が無料! (3月末までの申し込み)


Joe’s SSL市場レンタルサーバーのサイトで、セコムトラスト証明書(年間57750円)を、本年度無料(3月末までのお申し込み分, 先着30枚まで)で提供します。他社でセコムトラストをすでに利用していて、今回2年目以降になる場合にも適用されます。セコムトラストは原則5年契約ですが、単年度での解約も可能です。

3/10(木) Twitter公開会議に出席、今回のテーマはCMSです。

今後、CMSに求められるものとは?Twitter公開会議 次回が決定しました!3月10日(木)19:00〜20:30
KDDIウェブコミュニケーションズ株式会社が主催している、Twitter公開会議。次回は3/10(木)19:00-20:30で開催され、テーマはCMSです。前回に引き続き、私が参加します。

Joe’sでは、WordPress, Xoops, Moodle, osCommerce, Zencartなど50のオープンソースが直ちにインストールできる、Fantasticoというソフトウェア(コンパネのcPanelのサードパーティーであるNetenbergが開発)を提供しています。また、2009年1月には、インストールが容易でないとされたEC-CUBEのワンタッチインストーラを最初に手がけています。

Joe’sのサイトは、HTMLではなく、すべてWordPressで作成されています。新規作成、更新の面での容易さ(時間コストがかからない)などを考えると、HTMLではなくCMSという流れになっていると思われます。レンタルサーバーのサービスも、CMSの使いやすさが良し悪しを決めると言っても過言ではないでしょう。

同業他社様もウェルカムです: Hosting-Pro 2011

「レンタルサーバーが500円でも、SSL証明書が85000円じゃ誰も契約しないよ」のボード

秋葉原コンベンションセンターで開催されるHosting-Pro、いよいよ明日にせまりました。Joe’sのブースは、設営が完了しました。左の写真が、担当者のiphoneから届きました。Joe’sの東京と大阪の女性スタッフ4名でお待ちしています。黄色いハッピを着ていますが、タイガースファンでない人もいます。

プレゼント以外に、SSL証明書とPlesk/cPanelのパートナーを募集しています。弊社のパートナーとなって、コストを大幅に削減したレンタルサーバー会社からは、「他社には宣伝しないでください、メリットはウチだけに」とも言われれています。同業他社様も、ウェルカムです。

SSL証明書だと、ベリサインの営業はベリサインの商品だけを、グローバルサインの営業はグローバルサインの商品だけを売ろうとします。しかし、Joe’sは中立です。パートナーになると、7ブランドを元売りと個別に契約するよりずっと安く、仕入れられます。どれが良いかは、レンタルサーバーの契約者の方に選んでいただいてください。トップダウンではなく、ボトムアップでいきましょう。皆さんでハッピーになりましょう。

ぜひとも、よろしくお願いします。パートナー制度のご案内

Hosting-Pro 2011、Joe’sのブースはプレゼントが一杯

Hosting-Proの展示会場

3月3日(木)に秋葉原コンベンションセンターで開催されるHosting-Pro 2011 (http://www.hosting-pro.jp/)で、Joe’sでは展示を行います。 その際に、ブース来場者にお渡しするプレゼントが決まりました。

  1. セコムトラスト証明書(定価57,750円, 1社1枚、3月末までに申請、先着30枚まで)
  2. Comodo Positive SSL (2011年12月末までの申請、非売品)
  3. 銀座、青山、梅田バーチャルオフィス入会金5,000円引き
  4. VPSプラン3 Plesk10ドメインつき 3ヶ月無料(7,200円相当)

セコムは5年契約ですが、各年度末で解約が可能です。VPSは3ヶ月経過後も、月額料金をお支払いいただければ初期費用無しで継続利用が可能です。詳しくは、刀禰、清本まで。 プレゼントのご案内

関西レンタルサーバー会が久々に開催

ローリーズで会食した後、全員で写真をとった


関西レンタルサーバー会(関さば会)といって、関西のレンタルサーバー会社の経営者が集まる会があります。通常は年に3-4回ですが、今回は1年ぶりくらいに開かれました。さくらインターネットの田中社長の幹事で、2/21(月)梅田のプライムリブの店、ローリーズに集まりました。関西には、レンタルサーバーでも大手や特徴のある会社が多いので、そうした数社で5-6年前から何となく始まりました。しかし、年を経るにつれて、東京や他の地方からも情報収集や親睦や営業などの目的で、参加する企業や個人が増えています。また、沖縄や上海など関西以外に集まって開かれることもあります。


新地で2次会


今回は、久々ということもあって16名(関西以外から4名)が参加しました。競争の激しい業界の同業他社なのに、どうしてそんなに親しくなれるのか、私もよくわかりません。ただ、新地で遅くまで飲んで○万円かかっても、それ以上の情報が得られることがよくあります。次回は、6月に京都でという話です。