サービス

[4] Joe’s流シリコンバレーの歩き方

シリコンバレーのデータセンター(Hurricane Electrics)のフロアー

 

3月14日から17日まで、Joe’sのスタッフがシリコンバレーのデータセンター(Hurricane Electrics, HE)にサーバーおよびネットワーク機器の整備に行って来ました。HEは、Fremontの南で、San Jose からI-880を車で北5にマイル行ったあたりにあります。

 

作業自体は、依頼すれば、HEの現地スタッフが代行してくれますが、実際に実機を見て、古いサーバーを廃棄し、ネットワーク機器を交換し、さらにHEの上層部とビジネスの話をすることもあります。2004年にラックを契約してから、今回で8回目の滞在になりました。

 

 

有名なハイテク企業が非常に多い。Facebookの本部は、ハイウェイ101の東側に引っ越している。

 

 

通常、3日程度の滞在が多いのですが、スケジュールの50%程度が作業で、残り半分はレクレーションにあてられます。シリコンバレー・サンフランシスコ付近は夏でも湿気が少なく、また冬でも暖かい(若干雨が多い)のが特徴です。18日に帰国したスタッフも、汗ばむ陽気で、桜が満開になっていたということです。

 

 

 

 

 

 

以前は、緊急で部品が必要になったときなど、Fry'sの巨大パソコンショップで調達することもあった

 

 

Joe’sでは、専用サーバーのプラン7, 17,18、共用サーバーのマルチメディアコース、海外向けサービスのサーバーは、すべてこのHEの10ラックの中にあります(http://www.joeswebhosting.net)。プラン7の契約数が伸びたときに、Cerelonのマシンを大量に納入しました(2004年-2005年)。ただ、現在では、省電力ハイパワーのマシンが主流になり、また仮想化によって、ラックの使用効率が向上しています。

 

 

 

 

Milpitasの巨大アウトレットにJoe'sが進出していた(Joe'sジーンズ)

 

レクレーションとしては、Milpitasの巨大アウトレット、Fry’sの巨大パソコンショップ、Santana Rowのおしゃれなレストラン (イタリア料理、寿司)、San Francisco中華街の飲茶、Fisherman’s wharfのPier 39 (野生のアシカ見物、クラムチャウダー)、Stanford大学、Napa Valleyのワイナリー(Opus 1, Robert Mondavi, Sattui, Hess, Bellinger)、Harbinの混浴温泉などによく行きます(それぞれ合計3回以上)。時間があるときには、アルカトラズ島、Intel博物館、Yosemite国立公園に行ったりしています。Harbin温泉は、Joe’sの鈴木禎子代表も行きましたが、女性でひとりだけしっかり水着を着ていたので目立っていました。

 

San Joseの原宿 Santana Rowにあるイタリアンレストラン。

 

Joe’sに限らず、インフラのエンジニアは、体力はもちろん、精神力を消耗します。サーバーのメンテナンスというよりは、エンジニアのメンテナンス(リフレッシュ)的な意味が大きいと言えます。また、スタッフが、英語力を伸ばす、視野を広げるきっかけになるなど、研修的な意味もあります。

 

Joe’sでは、このような経験を生かして、サービスをご利用の皆様に、より高い品質のサービスを提供したいと考えています。

 

 

 

 

Opus-1の高級ワイン。試飲が一杯40ドルもする。

 

Harbin温泉の入り口

 

 

[3] レンタルサーバーのサポート: 問題解決の実力が問われる

Joe'sのチケット・チャットの窓口、Kayako

レンタルサーバーは、サービスの提供範囲が広いので、サポートが一筋縄にはいきません。ただ、サポートがサービスの満足度を決める部分があるので、Joe’sでも、これまで、色々な改善を重ねてきました。特に、技術のサポートは、プロバイダなどと違って、マニュアルがあるわけではなく、問題解決の実力が問われます。

 

 

 

昔は、メールの使い方やmysqlの設定方法などに関する問い合わせが多かったように思われます。ただ、Joe’sでもマニュアルが整備され、cPanelも数年ほど前からバグが無くなり、使いやすくなっています。そのため、担当者を悩ませる複雑な問い合わせが多くなり、上級エンジニアが直接電話に出て対応するようになっています。

 

本社の事務サポートの職場。

 

以前は、事務サポート要員が一旦電話に出て、用件を聞いて、技術者がその内容を聞いてメールで返信するという形をとっていました。現在も、レンタルサーバー他社ではそのようになっているところが多いように思われます。ただ、それでは、顧客のイライラがつのるばかりだと思い、Joe’sでは、4年前から、上級エンジニアに直接電話で用件を伝える形をとるようになりました。しかも、事務サポートの対応している時間(平日10:00-17:30)以外(平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00)も、エンジニアと直接電話でやり取りできます。

 

 

そのため、顧客のコンテンツの不具合や、OSSの設定方法など、深いサポートができるようになっています。サイト開発業者でサーバーのエンジニアがいない方(人材が不足している、いても人件費がかかる)で、Joe’sのエンジニアを自社のサーバーエンジニアのように扱っていただいている方も、数多くいらっしゃいます。

 

 

取締役(営業担当)の緒方俊輔と、サポートの責任者になった高橋宏和

現状では、(他社では対応しないような)深いサポートについて、回答に必要な深い検証のために、時間がかかり、迅速な回答ができない場合も出てきています。また、事務と技術で譲り合って回答が遅くなるという可能性は、いつでも存在します。そこで、事務や技術とは独立して、サポート業務全体を監視し、回答の遅延、顧客満足度、要望事項の把握などを目的とした担当者(サポート責任者)をおくことになりました。

 

 

 

高橋宏和(28歳)といういままでサポートを担当してきた人間を、初代のサポート責任者としました。2012年6月の入社で、社歴も浅いですが、業務内容などから今回の抜擢となりました。

 

「私が大切にしていることは、コミュニケーションです。お客様の話をよく聞くことと、その聞いた内容へ、どのくらい掘り下げてサポートできるかが、お客様の満足度につながると考えております。また、レスポンスの早さも大切だと感じており、お客様をお待たせする時間が少なくなるよう、さらに尽力していきます。」(高橋)

銀座オフィスは、交通の便がよいので、必要があれば、来ていただければと思います。 チケット、チャット、電話以外に、面会でのサポートも行なっています。

 

また、新規の案件の打ち合わせや、障害の説明で、顧客と直接面会させていただく場合があります。本社が大阪にあるという関係上、サーバー業務の技術、営業、サポートの主メンバーが大阪に集まっているので、今までは出張で対応していました。

 

今後、関東地区を重視する必要があり、4月から高橋は銀座の勤務となりました(本社にも銀座にももう1名ずつ高橋という苗字のものがいます)。Joe’sでは、面会も、チケット、チャット、電話と並んで、重要なサポートの手段であると位置づけています。必要があれば、銀座オフィスの高橋宏和に面会していただければ、と思います。レンタルサーバーの顧客満足度は、人間関係で評価されることが多いように思われます。特に、用件がなくても、気軽な気持ちで、たとえばランチなどをお誘いいただければ、ご一緒させていただきたいと思っています。

 

 

サポートは、Joe’sの最大の特長であるとの認識しています。今後も、幅広いニーズのサポートに応えるべく、回答の質・スピードを高めていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

[3] 専用サーバーにセルフマネージドとフルマネージドがあるって知っていましたか: Joe’sから仮想専用サーバーのフルマネージド版が登場

Joe'sといえば、Joe'sの素、共用サーバーなみの気軽さで借りられる。

 

レンタルサーバーで、1台のサーバーをまるまるお貸しする、いわゆる専用サーバーというサービスがあります。専用サーバーでは、どの提供業者でも、セルフマネージドとフルマネージドの2種類のサービスになるのが普通です。前者では、ルート権限(ルートパスワードでアクセスしてサーバー全体を管理する権限)を渡すかわりに、サーバーの管理についてお客様の方で責任をもっていただくことになります。後者では、ルート権限は渡さない代わりに、web・smtp・mysqlなどの個々のサービスの監視をし、障害が発生すれば復旧の作業を行ないます。通常は、フルマネージドの方が高価になっています。また、セルフマネージドしか提供しない業者もあります。

 

 

Joe'sといえば、cPanel。米国cPanelの面々と鈴木禎子、鈴木紫央。

 

Joe’sでは、セルフマネージドのことをルート権限付、フルマネージドのことをJoe’sの素とよんでいます。Joe’sの素(もと)という名称は、2003年にJoe’sの(共用)レンタルサーバーと同じビジネスが直ちにはじめられる、という意味でつけられたものです。今も昔も、コンパネとしてcPanelを利用しているレンタルサーバーはJoe’s以外ではほとんどなく、Joe’sの素はcPanelの共用サーバーのアカウントを何個でも発行できるので、Joe’sでも人気のあるサービスの一つです。しかも、サーバーの監視・復旧を24時間管理してもらえるので、(サーバーの管理というよりは)サイトの管理に専念でき、(障害対応などもまかせられるので)「夜も安心して寝られます」というのが今でもJoe’sのうたい文句になっています。

 

cPanel+KVMは、CloudStackの上で動く完全仮想

このたび、近年の仮想化技術の進展にともない、サーバー資源を分割することが容易になったことから、Joe’sの素に仮想専用サーバーが登場しました(プラン1, プラン2)。プラン1, プラン2は、それぞれ月額12,600円と月額25,200円(ともに消費税込)になります。フルマネージドのサービスは他社でも高価なものが多く、サーバーのスペックが低くても、月額5万円以上のものが普通です。Joe’sの素のお客様の多くが、複数の共用サーバーを利用していて、それらを解約してJoe’sの素を利用されています(解約の際の残金はJoe’sの素の料金に充当されます)。cPanelの魔力といいますか、今も昔も、Joe’sには共用サーバーから専用サーバーへのルートがあります。しかし、それでも、月額3万円以上する専用サーバーに手が届かず、お悩みの方がいて、営業担当のものがよくご相談に乗らせていただいたものでした。SSDのオプションが適用されないという点を除いて、本質的にJoe’sの素であることは変わらないので、このサービスは、専用サーバーのジャンルに属しています。

 

 

Plesk+Virtuozzoは、Parallelsのコンテナ型仮想化

他方、従来から提供させていただいているVPSは、セルフマネージドのルート権限付のサービスで、cPanelやPleskなどのコンパネがついても、ご利用に際して、LinuxやTCP/IPなど、ある程度のサーバー管理の知識が必要です。ただ、一般知識はサポートの範囲外という原則があり、「フルマネージドは高いが、かといってLinuxのエキスパートでもない」という方には満足されていなかったと思われます。たとえば、新サービスの月額12,600円のフルマネージドの仮想専用サーバーにアップグレードするというのも手としてあると思います。

 

いずれにせよ、Joe’sのサービスをご利用の皆様が満足していただけるよう、この年末「ああでもない、こうでもない」と検討してみました。このフルマネージド仮想専用サーバーを、チャンスと思われた方も多いと思います。是非ともよろしくお願い致します。

フルマネージドで重要なのは、サポート。

[2] SSD使ってますか: Joe’sに超高速セキュリティコースが登場

HDDだと、シーク+サーチの機械的動作を伴う

アクセスが速いが若干高価な、SSD(solid state drive)という補助記憶装置のことをご存知の方は、多いかと思います。現在、レンタルサーバーやインフラ系クラウドでSSDのディスクを導入したサービスが増えています。Joe’sでも、数年前からSSDの導入を検討してきました。

 

SSDは、いわゆるフラッシュメモリ(電源を切っても消えないメモリ, 電子部品)で、機械的な動作を伴いません。したがって、シーク時間(半径方向の動作時間)+平均サーチ時間(ディスクの回転時間の半分)で速度が評価されるHDDと比較して、SSDはランダム・アクセスが比較にならないほど高速になります。

 

SSDは、USBメモリなどと同じ原理だ。ディスク(円盤)ではない。

 

書込みに関しては、HDDと比較してさほど速くなく、書込みの回数にも上限があって、それがSSDの寿命を決めています。ただ、MTBF(Mean Time Before Failure, 平均故障時間間隔)が100万時間以上の製品が増えています。

 

一口にSSDといっても、製品によって、価格・速度・耐久年数などでばらつきがあります。まず、データを保存するセルに1ビットを記憶するSLC(single level cell)と、複数ビットを記憶するMLC(multi level cell)に大別できます。前者の方が高速、高耐久性、低消費電力ですが、後者の方が大容量の場合に安価でニーズがあります。その結果、

後者の研究開発が進み、性能の差異もなくなりつつあります。

 

今回、Joe’sで導入を決めたのは、 Intel 520 というIntel社のSSDです。ランダム読出し25000 IOPS、ランダム書込み40000 IOPS、MTBF 120万時間のMLCです。ここで、IOPS (Input Output Per Second)は、1秒間に可能なI/O(読込み/書込みの処理)の回数です。この数カ月で実績が増えてきていること、そして費用対性能の面で、皆さんに安心して提供できるという判断をしました。

Joe'sの共用サーバーは、6年ぶりにラインナップ改定になる。このサイトで営業していた時代だ。

 

共用サーバーでは、現在、高速セキュリティ、高速大容量セキュリティ、マルチメディア(海外サーバーを利用)、メールというコースがありますが、今回新たにSSDを搭載した超高速セキュリティ というコースを設けました。価格体系は、高速大容量セキュリティと同じですが、ディスク使用の上限が10GBになっています。現在高速大容量セキュリティコースをご利用の方は、超高速セキュリティコースに無償で移転させていただいています。

 

 

 

専用サーバーだと、月額課金されないのが嬉しい限りだ。

 

専用サーバーでは、240GB, 480GBのSSDをご利用の場合、それぞれ31,500円、63,000円の初期費用で月額課金なしで、ご利用いただけます。ただ、サーバーのディスクを全部移転するため、現在ご契約の方で導入をご希望の場合、若干の作業料金をいただくことになります。

 

Joe’sの共用サーバーには、2006年まで、無制限にディスクの利用を認めた大容量というコースがありました。このコースは人気はありましたが、アクセスが遅く、廃止となりました。また、マルチメディアコースも当時は成人向けコースという名称でした。6年ぶりのラインナップ改定になります。

[4] 20倍の可能性を求めて: Joe’sの24時間の英語電話サポート

英語サポートは、サイト上のロゴをクリックして下さい。

設立当初、会社の名前や、サイトに外国人の写真を載せている(今では珍しくないですが)ことから、「Joe’sって外資系ですか」と言われてきました。実は、今でも外国人の契約者の方が比較的多く、kayakoのサポート(チケット、チャット)でも英語でやり取りすることが多くなっています。また、ご好評いただいてます10周年記念電子コミック「ごきげんにゃん」も、年内には英語版を発行することになっています。

 

さて、先日のクラウドコンピューティングエキスポでも伺いましたが、最近英語による電話サポート、24時間の電話サポートをご要望される方が多くいらっしゃるようです。そこで、11月20日から、Joe’sでは、英語について電話による24時間のサポート(03-4530-9572)を開始(国内技術専用電話は従来どおり平日8:00-22:00、土日祝日9:00-18:00)しました。

Joe'sのサーバーが格納されているシリコンバレーのデータセンター(Hurricane Electric)

 

 

Joe’sでは、大阪府吹田市(IDCフロンティア)以外に、2005年から米国のシリコンバレーのデータセンター(Hurricane Electric)にもサーバーをおいています。また、今年の夏から、海外向けのクラウドのサービスを開始しています。英語によるサービス提供の場合、米国だけでなく全世界を対象とするため、どうしても24時間営業の運営が必要になってきます。他方、Joe’sでは、2006年から国内の技術チーム以外に海外にも部隊をおいていて、両者で24時間のサーバー管理(監視・障害復旧を含む)の体制をしいています。

 

 

海外のイベントに行っても、Joe's in Japanの名前を知っている人は多い(cPanel Conference 2012)。

例えば、Joe’sのMoodleの専用ホスティングであるLMS標準サーバーなどは海外であまり例を見ないので、海外展開をしてもよいサービスであるかもしれません。英語圏全体で考えると、母国語が英語でなくても、英語によるサービスを希望している人が、日本で日本語のサービスを希望している人の20倍以上います。また、MagentoのホスティングやクラウドのScalrなども、国内だけだと絶対数が少ないかも知れませんが、世界的に見れば何万というニーズがあり、可能性として十分に見込めるものと思われます。

 

 

 

 

オーストラリアのパースにあるMoodle本部。有名な卓球台の前で。

あなたの会社でも、英語24時間のサポート体制をしいて、海外に進出してみてはいかがでしょうか。少なくとも20倍の可能性があります。従業員全員が、英語ができることが前提ですが。

[3] EC決済としてのPaypalが、使いやすくなりました

EC決済といえば純粋なカードが主流であるが

Paypalは、アカウントをもっていなくても、ロゴなどを見たことがあるという人は多いと思います。楽天銀行のような店舗をもたない銀行で、10年以上前から、欧米でのEC-決済用に使われてきました。言語、通貨を変換してくれるので、海外送金の手段としても利用されています。日本語および日本円が、5年ほど前から、利用できるようになりました。

 

ECサイトの決済としては、銀行振込、コンビニ決済などもありますが、やはりクレジットカードが主流です。Paypalでも、購入者がアカウントをもっていなくても、カードだけでも決済ができます。しかし、決済専用ツールではないということから、特に国内では、最初から選択肢に入らない場合が多いようです。

 

インターネットユーザなら誰でも知っているPaypalのロゴ

ただ、PaypalのEC決済にはいくつかのメリットがあります。初期費用と月額費用がかからず、HTMLのソースを張るだけでよいので、EC決済をはじめて利用される方には、おすすめです(ウェブペイメントスタンダード)。また、PaypalのEC決済は、世界中で非常に多くの人に利用されていてるので、安心できます。

 

請求書ツールといって、メールで支払いを請求する決済サービス(初期、月額とも無料)

 

さらに本格的な決済を目指す場合、iframeを用いて、決済画面のデザインをECサイトに合わせることができます(ウェブペイメントプラス)。また、メールや電話での決済も行うことができます。手軽に設置でき、また初期費用が無料、月額費用も3、000円と格安です。

 

Joe’sでも、海外向けクラウドのサイト(英語)を手始めに、順次Paypalの決済を導入していく予定です。

 

そういえば、EC-CUBEのイベントでPaypalの営業の方をよく見かけます。

 

 

この度、Joe’sでは、EC-CUBEのサイト(EC-CUBE標準サーバーでなくても可)で、ウェブペイメントプラスをJoe’sのサーバーでご契約の方に、Comodo社のSSL証明書3年分をプレゼントすることになりました(10月22日(月)-11月16日(金))。そのために新規にサーバー契約をされても結構です。是非、ご活用下さい。

[2] ネットショップ構築ツール CS-Cartのバージョン 3.0が、Joe’sですぐに使える

CS-Cart 3.0が登場、フリー版も健在

何か売りたいものがあって、ネットショップを始める場合、手っ取り早いのは、楽天やアマゾンのようなモールに店舗をおいて、そこに商品データをアップロードする方法だと思われます。デジカメがあれば、Yahooオークションのような感覚で、誰でも気軽にはじめられます。

 

ただ、システム利用料が15%前後かかります。30%の粗利(売値と卸値の差)があれば、半分が経費としてかかります。そのために、どうしても独自サイトに移行するか、リピーターのお客さんだけでも独自サイトに誘導しないと、そのままではビジネスを大きくすることはできません。また、モールの中に店舗をおくだけでは、そのモールでの上位表示だけが頼みで、他の類似の店舗の中にうもれてしまうこともあります。

 

他方、独自サイトを立ち上げる方法はいくつかありますが、初期段階でシステム開発のための大きな投資(最低でも100万円以上)が必要になる場合がほとんどです。それだけのお金をかけて本当に利益が得られるのだろうか、悩むところだと思います。

cPanelからインストールする

 

2012年5月号でお伝えしたCS-Cartは、そのようなニーズにこたえたショッピングカートだと言えます。サイトを開発せずに、サイト運営者がCMS(Content Management System)として、設定の入力を行なって、独自サイトを立ちあげます。CS-Cartは、ライセンス(3万円台)を購入すれば、月額料金などはかかりません。php 5.2以上、mysql 4.1以上の仕様のレンタルサーバーを借りて、インストールすればよく、サーバー代、ドメイン代、SSL証明書代、カード決済代などはかかりますが、これらをあわせても月額1万円以内におさえることは可能です(独自サイトを開発して運営してもこの経費はかかります)。

スマホ対応のアドオンTwigmo (ほとんど設定する必要がない)

 

2012年8月29日にCS-Cart バージョン3.0が国内でリリースされました。通常のCMSの場合、ブロックの位置を右、左、中央などのような指定するしかなかったのが、このCS-Cart 3.0では、グリッド960という方式を利用していて、横960ピクセルを16分割して、その中でブロックのおく位置を決められます。従来は、CSSでデザインの設定を修正する必要がありました。

グリッド960。その名のとおり、横960ピクセルを16分割して、ブロックの位置や大きさを指定する。

また、ガラケー(スマホでない携帯)には対応しないかわりに、スマホできれいに表示するためのアドオン(Twigmo)が現在は無料で使えるようになっています(バージョン2では、ガラケー用のアドオンを5,000円で購入する必要がありました)。

 

有償版は、価格が34,800円から39,800円に改定されていますが、バージョン2と同様、無償版も提供されています。デフォルトのテンプレートが、現在では1個ですが、将来的には増やしていくということです(2012年5月の大阪での勉強会でのお話)。

5月にJoe'sビジネスセンター梅田で開催された勉強会の風景。今回の仕様など、予告どおりでした。

 

Joe’sでは、現在server01-server27, server31を除く(mysqlのバージョンが4.0のため)全共用サーバー(http://www.joeswebhosting.net)でCS-Cart無償版 バージョン3.0がすぐにご利用になれます。また、専用サーバーJoe’sの素をご利用の方で必要な方は、同様の設定を致します。是非、ご活用いただければと思います。

[5] Joe’sが”消えない年金”制度を発足

IT業務に限らず、年金に不安を抱えている人は多い

少子化、未婚化で、子供の数の割合が減っていくので、いくら年金の積立を正しく行なっていても、「将来の受給は難しいのではないか」と覚悟を決めている人も多いかと思います。

 

また、ITの業務に従事していて、将来の不安を感じることはないでしょうか。たとえば、開発の業務の場合、営業→開発→営業→開発→のサイクルが老後まで続いていくのだろうか、ITコンサルの業務の場合、クライアントが高い顧問料をずっと払い続けてくれるのだろうか、といった不安です。若いうちはよいのですが、年を経るにつれて、「働けど、働けど、我が暮らし楽にならず」という気持ちが芽生えて来るものです。

働かなくても決まった収入が入ると、楽かもしれない。

 

この夏、Joe’sが新しい年金制度(消えない年金制度)を発足させました。Joe’sのサーバーを紹介すると、その契約が解除されるまで、その契約分の月額支払金額(税引後の)の15%が毎月支払われるというものです(受給者またはJoe’sが法人格を失う、または受給者が個人で死去の場合も無効になります。詳細は、サイトを御覧ください)。

 

紹介した際の一時的なお礼(アフィリエイト)ではなく、いわゆる継続報酬になります。各業務でJoe’sの消えない年金制度を適用した場合の効果を、下の表のようにまとめてみました。

 

業務 現状 Joe’sの消えない年金制度の場合
システム開発 営業と開発の繰り返し。自分(の会社)に将来はあるのだろうか 納品するシステムをJoe’sのサーバーで稼働させていけば、大きな収益になる
営業
苦労してクロージングした分しか、売上が発生しない 顧客が解約するまで、毎月一定の売上が発生する
再販
顧客を獲得できても、ホスティングのサポートや障害対応は、敷居が高い
紹介に専念でき、アフィリエイトよりはるかに大きな収益になる
ITコンサル
顧問契約が長く続かない。低料金でも、長く、数多くの顧客を契約できないだろうか
コンサルや受注の段階で、Joe’sを紹介する方が、楽に収益が伸ばせる
アフィリエイト
顧客を紹介しても、おこづかい程度にしかならない
蓄積すれば、大きな収益になり、早い段階で年金生活をむかえられる
その他
将来、自分は年金をいくらもらえるのだろうか。
国から年金をもらえなかったとしても、安心した老後になる

 

たとえば、月額34,650円(税引後33,000円)の専用サーバーを10台紹介すると、33000 * 0.15 = 49,500円が、毎月支払われます。16台構成のプライベートクラウドであれば、1台目49,350円(税引後47,000円)、2台目以降42000円(税引後40,000円)ですから、467,000円 * 0.15 = 70,500円が、毎月支払われます。

 

アフィリエイトは、大きな金額は期待できない

これだけでは、老後が不安と思われるかもしれません。ただ、若いうちからの積み重ねが重要です。開発したシステムを「Joe’sのサーバーが推奨です」といって納品を続けていけば、年金の支給額が蓄積されていきます。共用サーバーで十分な場合でも専用サーバーを提案するとか、Joe’s以外のサーバーに移転させようとした際に解約を食い止めるとか、支給額を増やすことを意識するとその累積金額も大きくなります。

 

また、掛金を支払わずに、しかも60歳や65歳まで待たなくても、紹介した時点から支給されることも大きなメリットです。専用サーバーを5台紹介すれば、それだけでアパート代程度にはなります。さらに専用サーバーを5台紹介すれば、それ以外で働かなくても、生計を立てられます。Joe’sと共に世の中を渡っていく限り、何ら心配が生じないでしょう。いずれにせよ、メリットの多いパートナー制度です。是非、ご検討下さい。

[1] 自己防衛のためのバックアップ術

事故発生から2ヶ月たった現在も営業が再開の目処がたっていないファーストサーバ

レンタルサーバーやインフラ系のクラウドを契約していて、事業者にデータを消されたなんて言うのは洒落にもならない話ですが、Joe’sでは自己防衛のためにも、最悪のケースを考えて、自らもバックアップをとることを強くおすすめしています。

 

 

これまでもJoe’sでは、コントロールパネルcPanelから、/home/ユーザ名/の下のすべてのファイル、メール転送の設定ファイル、mysqlのデータ ベースのバックアップが、PCなどにワンタッチで取れる機能が用意されています。しかし、定期的に手動でバックアップをとるというのは、毎回自分の意志を 必要とするので、長く続かないかもしれません。

 

 

 

■ Joe’sのこれまでのバックアップについてのサービス■

機能 バックアップデータ
標準 コンパネcPanel内部からのバックアップ、リストア (/home/ユーザ名/の下部のファイル、メール設定ファイル、mysqlデータベース) バックアップがあれば(保証しない)、有償で提供
オプション(専用サーバーのみ)
バックアップを保証し、無償で提供(週次12,600円、毎日25,200円)

従来から提供している手動のバックアップ

Joe'sが新しく提供するバックアップのコンセプト

 

 

 

 

 

 

そこで、クロンと言って、定期的にLinuxのコマンドを実行する機能を利用して、バックアップをとるという手段が考えられます。ただ、転送先のPCと常時FTPで接続しておくことは難しい場合が多いと思われます。したがって、別のサーバー(FTPが使えるもの)を用意しておき、そこにバックアップデータを転送することが最も現実的です。自社サーバーやJoe’s以外で契約しているレンタルサーバーに転送する設定にすればよいでしょう。たとえば、大学の先生でMoodleをお使いであれば、バックアップデータをご自身の大学の中のサーバーに転送する等です。

自動バックアップを設定するcPanelの画面(無償の新サービス)

 

Joe’sでは共用サーバーでもSSHが利用できます。ユーザ権限しかなくても、Linuxの上級者であれば、この程度の設定は難なくできることでしょう。ただ、Joe’sでは、ファーストサーバー事件以降すべての契約者の方に、簡単に確実にバックアップをお取りいただき、安心していただける環境を提供するにはどうすればよいかということを、模索してきました。

 

8月23日より、cPanelの「自動バックアップ」アイコンから、転送先FTPサーバーのホスト名、ユーザ名、パスワードと転送先フォルダを指定すると、定期的に転送先にデータが転送される機能を提供することになりました。是非、cPanelにログインして、自動バックアップをお試し下さい。また、7月号と8月号で取り上げたトピックスが、インプレスビジネスメディア発行のクラウド&ホスティング完全ガイド8月31日号の取材記事として掲載されることになっています。こちらも是非御覧ください。

 

 

 

バックアップ体制についての取材のやり取り(Joe'sの鈴木禎子(左)、緒方俊輔(右)、手前(背中)はインプレスビジネスメディアの木村氏、大川氏)

[4] バックアップとっていますか: ファーストサーバ事件から1ヶ月

6月20日に発生したファーストサーバの5000社データ消失事件は、レンタルサーバーやIT業界だけではなく、テレビのニュースとしても取り上げられました。

ファーストサーバ本社のある大阪の堺筋本町

この5000社というのは、データベースの顧客データ(住所、電話など)が消失したというのではなく、サーバーの契約をしている5,000社の所有するそれぞれのディスクの内容が消失したということになります。

同じ大阪で、同じビジネスをしていることもあって、「Joe’sさんは大丈夫ですよね」というようなことを何度か言われました。他方「ファーストサーバから顧客が流れてきて、繁盛していることでしょうね」と言われる方もいました。しかし、これは正しくありません。むしろ、「レンタルサーバーは危険なものだ」「サーバーは社外におくべきではない」という印象を一般の方に与える結果となっています。非常に残念です。

2003年のJoe's事件で被害にあったserver01, server02

現在では語り草となりましたが、実はJoe’sでも、創業(2002年7月1日)後1年も経っていない2003年4月26日に、当時の契約900社に対して同じ事件をおこしています。当時はレンタルサーバーの利用者は、現在よりずっと少なかったので、今回のファーストサーバの事件より、衝撃が大きかったと言えるかも知れません。その意味で今回、老婆心ながら、筆をとってみました。

事業者の立場というよりは、安全を確保するという意味で、顧客の方でも、バックアップをとることを強く推奨しています。レンタルサーバーに限らず、ITの業務であれば、事業者側がバックアップをとるのは当然のことです。ただ、それは、事業者側の便宜のために行なっている(ミスをおかしても復元できるなど)のであって、顧客の要求に応じてバックアップデータを常に渡せることを保証するものではない、ということです(バックアップの契約をしている方の場合は別です)。Joe’sでも、バックアップのとれていないサーバー(のディレクトリ)のリストが毎日更新され、その表示に対して最優先で対応しています。したがって、ディスクの障害などで、データを消失しても、ほとんどのケースで復元しています。ただ、復元ができなかったケースもゼロではありません。

Joe’sでは、2003年の教訓を踏まえて、そのようなケース(1%未満の場合)もあるので、約款で「バックアップのデータをお客様にお渡しすることはお約束できない」という表示をしています。つまり、最悪のケースを想定して、行動していただきたいというお願いをしています。

Joe'sのcPanelで提供しているバックアップ機能

Joe’sで提供しているcPanelには、使いやすいバックアップの機能が用意されています。Joe’sの共用サーバー、専用サーバー Joe’sの素(http://www.joeswebhosting.net)、VPS(http://www.joes-vps.com)でコンパネつきを利用されている方は、/home/ユーザ名/の下、mysql、メール転送設定、メールフィルタのバックアップの全ファイルを、他サーバーにバックアップできますので、是非お使いください。
いずれにせよ、Joe’sとしても、レンタルサーバーおよびインフラ系クラウドの業界全体の信頼回復に向けて何ができるのか、真剣に考えている所存です。
関西レンタルサーバーのイベント(2011年2月)で集合した経営者: 左から田中社長(さくら)、小林社長(X-Server)、北川社長(カゴヤ)、今井社長(メディアウォーズ)、鈴木禎子(Joe's)、その右に渦中のファーストサーバ磯部眞人社長。

関西レンタルサーバーのイベント(2011年2月)で集合した経営者: 左から田中社長(さくら)、小林社長(X-Server)、北川社長(カゴヤ)、今井社長(メディアウォーズ)、鈴木禎子(Joe's)、その右に渦中のファーストサーバ磯部眞人社長。