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[4]コミュニティもビジネスも、盛り上がりを見せるconcrete5

今回のイベントは、日本初のconcrete5書籍の出版を記念して行われた。


2月6日(木)に株式会社マイナビ本社(東京・竹橋)のマイナビルームで開催された、株式会社マイナビ出版事業本部主催(コンクリートファイブジャパン株式会社共催)の、『concrete5 公式活用ガイドブック』刊行記念セミナー~concrete5で変わるウェブ制作のこれから~』に、Joe’sの緒方が参加してきました。

 

 

 

concrete5 日本ユーザーグループ リーダーのKatz Ueno氏によるイントロダクション。


concrete5は、オープンソースのCMS(Content Management System)の一種で、高度で洗練されたウェブサイト管理機能と直感的に使える特徴を持っています。Joe’sでも、将来有望なOSSプロジェクトであると考え、concrete5コミュニティに会議室を無償提供するなど、ささやかながら支援をさせて頂いていました。Joe’sでもこの度、新たにconcrete5専用のホスティングプランを提供開始することになったため、セミナーに参加し、あらためてconcrete5が持つ魅力を再確認させて頂きました。

 

出版を祝って、concrete CMS Inc.のFranz Maruna、Andrew Embler両氏による日本のユーザーへのビデオメッセージが届けられた。


会場にはクリエイター風の方が多数参加し、新進著しいconcrete5の勢いを象徴しているように感じられました。出演者には、concrete5のコミュニティ、concrete5専業事業者、Web製作会社など、concrete5への造形の深いエキスパートの面々が名前を連ねていました。

 

hissyこと、コンクリートファイブジャパン株式会社CEO 菱川拓郎氏によるプレゼンテーション。


今回のセミナーでは、参加費の中に、この度出版された『concrete5 公式活用ガイドブック』の書籍代金も含まれており、発売前に書籍を入手できるチャンスでもあり、参加者の増加の一因にもなっていると思われました。この様な試みは、今後増えていくのではないかと感じられました。

 

セミナーは、concrete5 日本ユーザーグループ リーダーのKatz Ueno氏によるconcrete5の紹介から始まり、書籍の出版を祝って、開発拠点であるアメリカ オレゴン州ポートランドからconcrete CMS Inc.のFranz Maruna、Andrew Embler両氏による日本のユーザーへのビデオメッセージも届けられました。

株式会社Innova CTOの佐藤公哉氏による、クラウドソーシングを活用した開発プロジェクトの紹介。聴衆の興味を集めていた。


その後、コンクリートファイブジャパン株式会社 CEOの菱川拓郎氏による、『concrete5とレスポンシブウェブデザインで変わる制作プロジェクト』と題したプレゼンテーションが行われ、concrete5を採用した実プロジェクトの紹介が行われました。株式会社Innova CTOの佐藤公哉氏からは、『concrete5とクラウドワークスで変わる開発プロジェクト』と題して、昨今注目を集めているクラウドソーシング(インターネットを利用した不特定多数を対象とした受発注サービス)を活用して、如何にローコストで確実に開発プロジェクトを進めていくか、という内容のプレゼンテーションが行われました。聞いたことはあるけど使ったことはない、という人が多いと思われるクラウドソーシングの活用実例の紹介とあって、同じ様な課題を持っている聴衆にとって非常に有意義な話題であったように思われました。

 

クロストークでのひとコマ。形式張るよりも立式でやりましょうか?との提案に笑いが起こった。

最後に、concrete5を取り巻く様々な方での笑いありのクロストークでセミナーは幕を閉じました。

 

今回のセミナーに参加させて頂き、concrete5が良いコミュニティを持っていて、既にビジネス分野で実案件として成果を上げていることが認識出来ました。Joe’sがコミュニティに提供している会議室も、書籍の出版を契機に参加者が増加し手狭になってしまったために、今後は他の会場での開催が予定されているそうです。コミュニティの発展を目的に会議室の提供を行っているJoe’sとしては、concrete5コミュニティが会議室を「卒業」されることを大変嬉しく思っています。

Joe'sのOSS標準サーバーシリーズ最新プラン「concrete5標準サーバー」


Joe’sでは、concrete5専用のホスティングプラン「concrete5標準サーバー」の提供を開始しました。このプランは、concrete5専業の事業者である「コンクリートファイブジャパン株式会社」の開発協力を得て、concrete5の動作に最適なチューニングを施した、Joe’sの自信作です。共用サーバー形態でありながらストレージにはSSD、CPUにはXeon6コア、メモリは32GBを搭載したホストマシンを採用し、ハイスペックながら月額1,500円から利用できる、大変お得なプランとなっています。

 

サブドメイン形式で1年間無償で利用できる「入門プラン」の提供も行っていますので、concrete5を触ってみたい、という方にとっては最適なサービスであると思われます。4月からの新学期、新年度を前に、concrete5標準サーバーでconcrete5の勉強を開始されてみてはいかがでしょうか。

 

[1]レンタルサーバーは、コントロールパネルが命

Joe'sのレンタルサーバーのサイト


レンタルサーバーでは、Linuxの知識がなくてもサイト管理ができるようなコントロールパネル(コンパネ)が提供されるのが普通です。価格、ディスク容量、設置場所(国内/海外)、信頼性などの差異はありましたが、このコンパネの機能が、レンタルサーバーの良し悪しをを決めると言っても過言ではありません。
 

cPanelのHome (上部)

Joe’sでは、独自に開発したコンパネではなく、cPanelという有償ライセンスのもの(当初は若干のカスタマイズを実施)を創業時から提供してきました。cPanelは、現在も国際的に最も人気のある、デファクトとも言われているコンパネで、日本国内の(中規模以上の)レンタルサーバーではJoe’sだけが提供しています。また、専用サーバーのサービスには、cPanelの他に、WHM(Web Hosting Manager)という管理機能があって、プラン(ディスク容量、転送量、制限する機能)を複数定義して、それらのプランのcPanelのアカウントを無数に発行できる機能をもっています。Joe’sでも、マネージドの機能をつけて、Joe’sの素という名前のサービスを提供しています(Joe’sと同じ共用サーバーのビジネスができます)。
 

15種類のテーマから選べる

特に、最近のcPanel(バージョン11)は、使いやすい、機能が豊富で美しい、など高いレベルで満足をいただいています。現在、新規でご契約いただくと、共用、専用、VPS(コンパネ付プランのみ)のいずれでも、11.40というバージョンになります(2013年12月3日リリース, 既存の契約者の方は、11.26前後のバージョンのサーバーが多いですが、順次更新しています)。バージョン11の主な特徴を以下の表のように要約してみました。
 
セキュリティ rootのSSH鍵の管理(WHM)、cPHulk(パスワードのBrute Force攻撃を防ぐ機能, WHM)、セキュリティポリシーの設定(利用していないポートをふさぐ、WHM)、XSS保護 (cPanel/WHM)。
パフォーマンス EasyApache(Apache 2/2.2のコンパネ, WHM)、10.xxと比較し、ページロードが格段に速い(キャッシュ無でも1.5秒以内)、SpamAssassinを利用時のメールの処理速度が大幅に改善された
デザイン 15種類のテーマからデザインを選べる(cPanel)
言語 cPanel (Joe’sで翻訳)以外に、WHMでも日本語が利用できるようになった
ブランド設定 再販業者のために、WHMでご自身の会社名、ロゴの設定などのデザインがカズタマイズでき、各cPanelアカウントの中で表示されるようになった
カスタマイズ cPanel/WHMのプラグイン機能、cPanelのテーマのCSSによる変更、PHPのアドバンストな設定を行うコンパネ (cPanel)
 

Fantasticoの後継として有望なサイトソフトウェア


上記の他に、11.40からは、サイトソフトウェアという機能ができました。Joe’sでは、FantasticoというOSSをインストールできるサードパーティのツールを提供してきましたが、基本的にそれと同じです。ただ、cPanel純正なので動作が安定していること、カスタマイズ(ソフトウェアの追加)が可能である点が魅力です。今後Joe’sでは、この機能を利用して、EC-CUBE、NetCommons、concrete5といった日本で人気のあるOSSを含めた独自のインストーラーを提供する予定です。
 

ClamAVで、ファイルのウイルスチェックが行える


この他、ClamAVというウイスルスキャンで、メールだけでなく、サーバー内にアップロードされているファイルのウイルスを検知する機能があります(cPanelで、高度な設定から、ホームデレクトリ全体をスキャン, 公開ウェブスペースをスキャン, 公開FTPスペースをスキャンなどを選ぶ)。
 

cPanelのアカウントを発行する WHM (Web Hosting Manager)

ご興味を持たれた方は、ぜひ下記のデモでお試しいただければと思います。
https://cpanel-demo.instantssl.co.jp:2083/
ユーザー名:cpdemo
パスワード:password

創業時(2002年)から、国内で唯一cPanelを提供しているレンタルサーバーということが、Joe’sの特色の一つになっています。2014年も、このcPanelをより多くの方にご利用いただけたら、と考えています。本年もよろしくお願いします。

[3]concrete5標準サーバーが登場

Joe'sオープンソース推進プロジェクト


concrete5というCMS(Content Management System)をご存知の方は、多いかと思われます。デザインの自由度が高い(サイトマップ、ページタイプ、ブロック)、各ページに更新の権限を細かく指定できる、高度な技術力を要求しない、などの特徴があります(日本語サイトに2分でまとめた動画があります)。
 

勉強会で熱っぽく語る菱川氏 (於 Joe'sビジネスセンター梅田)


Joe’sでは、2011年に、EC-CUBE標準サーバーLMS標準サーバー(Moodle)NetCommons標準サーバーという特定のオープンソース(OSS)に特化した3個の共用サーバーのサービスを開始しました。いずれも、標準プランと入門プランからなっています。標準プランは独自ドメインで、そのOSSに特化したサポートを受けられます。入門プランは、プリインストールされたサーバー(サブドメイン形式)が1年間無料になっています。契約者は、1年後に料金を支払って標準ドメインに移行(独自ドメインにリダイレクトされる)するか、その時点で解約するかのいずれかを選択することになります。ただ、Joe’では、コミュニティの拡大のために、勉強会やお試しのためにその無料のサーバーを利用することを奨励しています。OSSに限らず、使ってみないと、話を聞いたり本を読んだだけでは、ソフトウェアの良さはわからないと思われます。
 
関西オープンソースフォーラムEC-CUBEはホスティングパートナー、MoodleNetCommonsは、それぞれユーザー会である日本ムードル協会、コモンズネットの賛助会員になっています。各コミュニティのイベントに積極的に参加し、最新情報を得ながら、逆にコミュニティの発展のために貢献しています。標準サーバー入門プラン以外では、イベントの協賛・寄付、大会議室(銀座・梅田)の無償提供などを行っています(オープンソース推進プロジェクト)。
 
ただ、これらの活動は、この3つのOSSに限ったことではありません。ご要望があれば提供したいと考えています。たとえば、concrete5やPerl入学式をはじめとするコミュニティにイベントの会場を、最近ではImpressCMSというXoops系のCMSにそのサイトの運用のためにサーバーを提供しています。

 

コンクリートファイブ株式会社のロゴ


concrete5について、同様の標準サーバーを開始するということは、コンクリートファイブジャパン株式会社が設立された頃(1年以上前)から、そういう話をいただいてまいりました。2013年11月に関西オープンフォーラムで代表の菱川拓郎氏と合意に達し、現在は詳細を詰めているところです。菱川氏らは、concrete5(英語)およびそのドキュメントを翻訳し、東京、大阪、名古屋を中心にコミュニティの勉強会を開催(主催)し、その普及につとめてきました。そうした、concrete5のノウハウを知り尽くしたコンクリートファイブジャパン株式会社の協力を得て、共同でサービスを開発しています。
 

米国のconcrete5本部の面々


サービスの提供は2月初旬の予定で、現在は、安全、確実な運用支援のために、
・バックアップ
・アップデート
・WAF(Web Application Firewall)
などの機能を開発中です。ハードウェア・ソフトウェアのスペックも最新のものを中心に、
・Xeon 6コア
・データセンターグレードのSSD
・cPanel 11.40
・PHP 5.5
・MySQL 5.6
を検証中です。Joe’sの場合、土日祝日でも技術者と直接電話がつながりますから、商用サイトの利用に向いています。
 
Joe’sでは、無償サーバー、勉強会の会場の提供など、concrete5のコミュニティ拡大という点でも、最大限の協力をしたいと考えています。

[1]EC-CUBE標準サーバーなら、消費税が何%でも大丈夫です

消費税率8%が、10月1日の閣議決定されたという公式発表があった


消費税が来年4月から8%、近い将来には10%に上がるということで、消費が冷え込んで、景気が悪くなるのではないか、という懸念をされている方も多いかと思います。ただ、それにもまして、消費税の変化にシステムがついていけるかどうかも重要と思われます。
 
EC-CUBEという国産のオープンソースのショッピングカートに関しては、本ニューズレターでも、何度か取り上げています。
 
 
 
EC-CUBE 2013、夢は世界へ: パートナー新年会@銀座 (2013年1月号)
EC-CUBE 2.12、プラグインとのインターフェイスが標準化、Joe’sですぐに(無料で)使ってみよう(2012年6月号)
Joe’sのサーバーがEC-CUBE No.1に ?! (2012年2月号)
いいね!でEC-CUBEつきサーバーが無料で使える(ec-cube.org) (2011年11月号)
無料のEC-CUBE プレインストールのサーバーに、人気が殺到 (2011年9月号)
サポートを重視した、EC-CUBE標準サーバー(ec-cube.org)、Joe’sから新登場 (2011年5月号)
 
アマゾンや楽天などのショッピングモールでネットショップを運営されている方も、売上の何割かをシステム利用料として支払う必要がある、ショッピングモールの他の店舗との差別化ができないなどの理由から、独自ECサイトをもつ方が増えています。オープンソースで無料であり、カスタマイズがさほど難しくないなどの理由から、EC-CUBEを最初に検討される方が多いようです。
 

9月19日に、EC-CUBE 2.13.0がリリース


EC-CUBEでは、9月19日に、新しい消費税率に対応したバージョン2.13.0がリリースされました。
 
 
1.変更前の取引には変更前の、変更後の取引には変更後の税率が適用される
2.8%から10%というような段階的な税率変更にも対応
3.生活必需品などの消費税率を低くするなどの、いわゆる軽減税率にも対応
 

1年間無料で利用できるEC-CUBE標準サーバー


すでに、旧バージョンで運用している人は、
 
a. 2.13.xにバージョンアップ
b. 2.13.xではなく、新消費税率対応用のプラグインを利用する
 
のいずれかの方法をとらざるを得ないと思われます。
EC-CUBEの場合、サイト開発の際に、通常はカスタマイズしますので、そのサイトを開発した業者に依頼する必要がでてくるでしょう。後者のプラグインは、弊社が確認する限りでは下記のページに存在しているようです。
 
http://www.ec-cube.net/products/detail.php?product_id=539
 

EC-CUBEサイトで根強い人気、Joe's SSL市場


もし、今からEC-CUBEを始めようという場合、Joe’sの無料のサーバー(EC-CUBE標準サーバー、入門プラン)を利用されてはいかがでしょうか。1年間無料ですが、1年経過後に有償プラン(標準プラン)に移行することを強制されません、また、「http://お好きなサブドメイン名.ec-cube.org」の形のURLで利用でき、標準プランに移行の場合、移行先の独自ドメインへのリダイレクトサービスも提供されます。

10月から株式会社ロックオンで、EC-CUBEの担当責任者になった金氏 (2012年6月のOSC北海道で)。


 


Joe’sでは、2008年1月に、ホスティングパートナーになって以来、EC-CUBEを応援しています。是非ご利用いただければと、考えています。

[3]Joe’sのサイトを見ていてたら、突然チャット画面が出てきた

Joe’sのサイトを見ていて、いきなり「サイトにお越しいただきありがとうございます」というチャット画面が出てくることを経験したことがありますでしょうか。

 

Joe'sのサポート窓口Kayako (チケット+チャット)


インターネットのサービスでは、相手の顔が見えないだけに、サポートの良し悪しがサービスの品質を決めるといっても過言ではありません。Joe’sでは、現在レンタルサーバークラウドのサイトで、15秒以上滞在していると、チャット画面がでてくるように設定しています。「うざい」という感情をもたれる方がいらっしゃるかもしれませんが、サポートで問い合わせがしやすくなったという、喜びの声を数多く頂いています。

電話のサポートがあれば、十分というわけではない

 



既存のKayako(チケットとチャット)に加えて、2010年から技術専用ダイアルが利用可能になりました。これは、平日8:00~22:00、土日祝日9:00~18:00に技術者と電話で直接話ができるというサポートです。Joe’sのサーバーのどのサービス(無償でご利用の方も含む)をご利用の方も、問い合わせが可能です。

 

ひっきりなしに電話がかかってくるJoe'sの大阪本社


そもそも、レンタルサーバー、特に共用サーバーでは、どのような処理をされているかわからないユーザーの方が混在して利用されているため、不具合(サーバーが重いなど)の原因が明確にならず、問い合わせに回答ができない場合があります。そのため、レンタルサーバー他社でも、料金の高いプラン以外は、電話での問い合わせを制限したり、技術のわからないスタッフにマニュアル通りの受け答えをさせているところが大半でした(現在でもそのような場合が多いように思われます)。大切なデータを預けているのに納得のできる回答がもらえない、という不満を解消すべく生まれたのが、この技術専用ダイアルです。メールでの応答、素人とのやりとりではストレスがたまります。電話で、上級技術者とのやりとりなら、言いたいことが言えて、納得できます。しかも、土日や夜遅い時間も対応しています。

 

Joe'sのサイトを見ていると出てくるチャットのウインドウ


今回導入した、突然チャット画面が出てくる仕組みは、Snapengageという海外のASPをそのまま設定したものです。クラウドのベンチャーであるScalrのサイトで導入されていて、サポートの窓口を広くするのに良いのではないか、という判断になり、2013年2月から導入しています。

 

メールと電話があれば、チャットはいらないという考えもできます。ただ、電話というのは敷居が高いものです。インターネットの発達とともに、通話の機会は減ってきました。LINEでも通話ではなく、チャットしか使っていない人が多いということです。電話が苦手な人もいますし、電話で会話すると、大きな声で短い時間で相手に伝えなければならず、エネルギーを要します。また、サイトを見ていて、問い合わせの電話番号は何番だろうと探すだけで時間がかかる場合があります。そこで、サイトに長く滞在している人に対して、「お気軽にご質問ください」とチャット画面が出てくれば、その方が些細なことでも聞きやすい状況になります。もちろん、サポートで電話を必要としている方は、従来通り電話が利用できます。

 

米国サンフランシスコに本社をおくクラウドのベンチャー企業Scalr (左 は Joe's 増本、中央がCEOのSebastian氏)


このSnapengageは、2013年9月1日より、Joe’s SSL市場やJoe’sビジネスセンターなど、Joe’sの全サービスで導入する予定です。Joe’sのサービスをご利用の方が満足のいくサポートを受けられるよう、スタッフ一同、今後とも、最適な環境を模索していく所存でございます。

[4] Moodle 2.5をすぐに使ってみよう

Moodleの本部(オーストラリア・パース)のオフィス内にある卓球台の前で

Moodleは、インターネットを利用した家庭学習や独学のためのオープンソースのCMSで、国内でもユーザー数が急速に増えています。Joe’sでもMoodleがインストールされたサーバーを1年間無償で提供したり(LMS標準サーバー入門プラン)、ムードルの勉強会に会場を無償で提供するなど、Moodleの普及につとめています。

 

このたび、2013年5月14日にMoodle 2.5がリリースされました。

http://docs.moodle.org/dev/Moodle_2.5_release_notes

Linuxでコマンドラインから操作が出来る方は、

http://docs.moodle.org/25/en/CLI#Upgrading_via_command_line

の操作で、簡単にアップグレードできます。

LMS標準サーバー(http://lms.ac)

 

現在、Joe’sのLMS標準サーバー(標準プラン、入門プラン)をご利用で、2.5にアップグレードをご希望の方は、サポートでご依頼いただければ、無償で対応します(万が一の場合に備えて、依頼の前にバックアップをとっておいてください)。

 

Moodle 2.5で何が違うというと、大きいのは以下の3点です。
 
 ・バッジ
 ・BootStrap
 ・User Interfaceの向上
 
バッジは、学生がスキル、興味、学習の到達度を、教師や他の学生に表示できるものです。Moodleの教師が、そのコースの学生にバッジを渡すことになりますが、Mozilla OpenBadgesというサイト(http://openbadges.org/)に格納し、自分のブログなどで、そのバッジの置かれたOpenBadgeのページヘのリンクを表示することができます。WordPressでそのためのプラグインなども開発されています。Moodleで発行されるバッジは、OpenBadgeのフォーマットにそったもので、そのバッジが学習しているMoodleのコースやサイト以外でもアナウンスされることになります。ただ、OpenBadgeのプロジェクトは2011年に始まったばかりで、実績ではまだこれからといったところです。

バッジを新規に設置する

 

Bootstrapは、Twitterが開発・提供しているCSSのフレームワーク(ひな形)です。オープンソースですので、誰でも無償でダウンロードしてすぐに使えます。Bootstrapを用いると、エンジニアがデザイナーに依頼することなく、自力でそれなりのデザインが作れます。また、カスタマイズが容易、JavaScriptを書かなくてもよい、レスポンシブなWebデザインにも対応している、などの利点があります。最近のWeb開発でも、非常に多く取り入れられています。

 
 
 

見栄えがよくなったユーザインターフェイス。そのページを展開する・しないで、細部が表示・非表示にできる

BootStrap自体に興味をおもちの方は、

 http://dotinstall.com/lessons/basic_twitter_bootstrap_v3

などが参考になると思います。実際、dotinstall.comのサイト自体、Bootstrapを使って作成されています。

 

Moodleは、学校だけではなく、社内研修や、コミュニティの勉強会などでも、とにかく「学ぶ」ところであれば至るところで使えるCMSです。Joe’sのLMS標準サーバーでは、1年間無償でMoodle 2.5がインストールされているサーバー(入門プラン)をお渡ししています。すぐに試していただければと思います。

[4] CloudStack 4.0採用のKVM版VPSを提供開始しました

KVMは、X86で動作する任意のOSをインストールできる

 

Joe’sでは、VPS(Virtual Private Server)として、LXC(Linux Container)、Parallels Virtuozzo、KVM(Kernel-based Virtual Machine)を提供しています。このうちKVMは、x86で動作するOSを自由に選択できるメリットがあります。KVMのVPSは他社でも提供していますが、Joe’sの場合、契約者自身がCloudStackのインターフェースを使って仮想サーバーを生成・管理できるようになっていて、低価格(年払いの場合月額で換算して625円~)のVPSサービスでありながら、他社のクラウドサービスと同等の機能を有しています。特に複数の仮想サーバーをご契約いただいた場合、以下のようなメリットがあります。

Joe'sのKVMは、仮想ルーターのNATを介してインターネットとつながるので、VPSというよりはパブリッククラウドのサービスに近い

 

・ 仮想サーバー間の通信がインターネットを介さない
・ ロードバランサー機能によるアクセス分散、冗長化

 

2013年4月1日より、CloudStackのバージョンを4.0ベースに更新しました。国内でCloudStackを採用しているインフラ系クラウドの業者は、Joe’sも含めて、バージョン2.2ベースで提供していました。バージョン3以降は、有償版(Citrix社版と無償版(Apache版)に分かれました。しかしそれ以降、VPSおよびパブリッククラウドの業者で、バージョン3以降のCloudStackを利用しているところはほぼ皆無に近い状況です(弊社調べ)。

 

CloudStack徹底入門も、CloudStack 2.2ではなく、4.0で解説がなされている

 

Joe’sでは、2012年11月の関西オープンフォーラムおよび2012年12月、2013年2月のオープンソースカンファレンスといったオープンソースのイベントで、1年間無償のアカウントを配布して来ました。各アカウントで仮想ルーターの状況が視覚的に把握できる、ネットワークの性能がバージョン2.2と比較して安定しているなどのメリットが確認でき、運用上の問題が生じていないことから、今回のバージョンアップという結論に至りました。

 
 
 
 

CloudStack 4.0をインストールしたJoe'sのVPSは、2012年11月のKOF(関西オープンフォーラム)ですでに無償(1年間)で配布されている

 

Joe’sでは今後も、インフラ系クラウドを利用される方々のニーズに応えられるようなサービスを積極的に提供していく所存です。よろしくお願い致します。

 
 
 

2012年12月のOSCクラウドでも無償(1年間)配布を行なっている

[3] 社内研修でMoodleってアリですか?

オーストラリアのパースにあるMoodleの本部(有名な卓球台の前)

4月になると職場に新人が配属されますが、皆さんの会社では、社内研修はどのようにされていますか?

 

Joe’sでは、以前は、毎年4月から週に2回程度、電話サポートが始まる前の時間帯に30~40分、新人と若手が集まって基礎知識の研修をしていました。たとえば、SSL証明書でいえば、公開鍵暗号と共通鍵暗号の原理、認証局の階層構造、SSLのプロトコルといった基礎知識を電話サポート開始前に、サポートや請求の対応の仕方など業務の知識は業務中にといった具合にでした。ただ、基礎知識の研修に関しては、問題点がありました。全員がそろわないと講義が始まらないということもそうですが、理解の早い人と遅い人とで、差が出てくるということがむしろ問題でした。

 

Moodle専門のサービス、LMS標準サーバー

 

そこでJoe’sでは、2012年春からMoodleによるの研修導入しています。先月号でも紹介しましたが、Moodleはインターネットを利用した家庭学習や独学のためのオープンソースのシステムで、Joe’sでもMoodleがインストールされたサーバーを1年間無償で提供したり(LMS標準サーバー 入門プラン)、Moodleの勉強会に会場を無償で提供するなど、Moodleの普及に努めています。

 
 
 

スライドの一部(cPanel)

 

Joe’sのMoodleの教材は、至って簡単なものです。以前に使っていた講義のスライドに音声をつけたもの、それに対しての課題10問程度、模擬試験問題集からなります。

 

講義だと1回しか聞けませんが、音声付きスライドだと、疑問点のあった箇所を何度でも聞けます。SSL証明書の原理などは、通常は一度聞いただけでは新人が理解できないのが普通で、教師役の担当者が補講を何度もやらされていましたが、Moodleの導入でその手間も減りました。

 
 

2013年のコース

 

また、生徒(新人)の側からも、達成レベルを試験で点数で評価さられると、業務の評価と関連付けられるのではないかという恐怖感がありますが、課題を提出しそれを教師が添削するというやり方だと、むしろ教師と生徒の一体感のようなものが生まれてきます。

 

教材を作成するのは若干手間が要りますが、今までの研修の教材の蓄積があれば、それをファイルの形にすれば何とか始められます。CMSといっても、社外の人に見せる必要はなく、社内の人しか閲覧しないので、デザインにこだわる必要もありません。ただ、社内に熱意のある教師がいることが必須です。

 
 
 

教師側から、提出された課題を添削する

 

Joe’sでは、読者の皆さんにMoodleの導入をおすすめします。LMS標準サーバー のうち1年間無料の入門プランで準備を進め、2014年春の研修でLMS標準サーバー 標準プラン(月額1,575円)でデビューして下さい。読者の皆さんの職場でも、Moodleで優れた人材を育てることを祈ってやみません。

 
 
 

Moodleでは、教師側から、学生のアクセス状況(ログ)が見れる

[2] あなたのPHPアプリ遅くないですか? CMSならFastCGIがおすすめです

info.phpで、FastCGIを確認できる

 

WordPressやEC-CUBEなどCMSは、PHPとMySQL(もしくはPostgreSQL)で動作するのが普通です。PHPは、フォームや掲示板などのWebアプリケーションを記述するプログラム言語で、ページの内容を記述するHTMLと組み合わせて記述されます。

 

インターネットのサーバーには、ブラウザからの入力に対して応答するWebサーバー(Apache)、メールの送受信を行うメールサーバー(SMTP/POP3)などのプログラムが起動しています。サーバー上ではサーバー機能の処理(プロセス)が複数同時に実行されています。

 

Joe's自慢のコンパネcPanelでは、ディレクトリごとにPHPのバージョンを選択できる

 

PHPは、PHP本体がWebサーバーと独立して実行されるCGI版と、Webサーバーに内蔵されたPHPモジュール内部的に実行されるモジュール版とに大別されます。

 

前者は、PHPスクリプトが実行されるたびに新たにプロセスを起動するので、どうしても処理が重く、サーバーに負担がかかります。対してモジュール版では、Webサーバーのプロセスの中で実行されるため、余分なプロセスを起動する必要がありません。したがって、パフォーマンスでは、モジュール版の方が有利で、わざわざCGI版を利用する理由も見いだせないように思えます。

 

今駒氏のページOSS Japanでの問題提起

 

しかしモジュール版では、Webサーバーの権限を利用するため、同じサーバーの他ユーザーのファイルを閲覧したり、改ざんしたりすることが理論上は可能です。そのため、レンタルサーバー(特に共用サーバー)では、CGI版しか提供されていないことが多いようです。モジュール版であっても、セーフモードという機能を使ってアクセスを制限することが可能ですが、設定状態によってアプリケーションが動作しなくなる可能性もあり、初心者にとっては対応が難しいのが実情でした。

 

PHPがCGI版だとサイト訪問者がイラツイて、売上にも影響が出かねない。Joe'sのEC-CUBE標準サーバーはFastCGIを採用しているので、安心だ

 

そのために、他のユーザーとサーバーを共有する共用サーバーではなく、わざわざ専用サーバーやVPSを契約したということをよく耳にします。確かに性能や自由度を得ることはできますが、共用サーバーと比べて費用がかかるだけではなく、サーバーの管理の余計な手間がかかってきます。サーバー技術者を持たない組織にとって、これは大きな負担となります。

 

Joe’sでは、モジュール版でも、CGI版でもない、FastCGIという方式を採用しています。FastCGIでは、PHPがそれぞれのユーザーの権限で動作するので、ディレクトリやファイルには所有者のみパーミッションを与えれば動作します。また、ディレクトリ毎にPHPのバージョンを切り替えることができます。たとえば、WordPressをバージョンアップするために、(サイト全体の)PHPのバージョンを上げると、他の処理で、動作していたものが動かなくなる危険があります。FastCGIでは、そのような不具合を避けることができます。

 

Joe's SSL市場で購入したSSL証明書は、共用サーバー・専用サーバーJoe'sの素で、無料でインストールしてもらえる。

 

共用サーバーのPHPでFastCGIを利用しているのは、国内ではJoe’sくらいですが、国際的にはFastCGIが広く普及しています。各種のCMSが、FastCGIで動作するように設計されているということです(今駒氏のfacebookページ)。

 

Joe’sの共用サーバーは、月額1,575円~(2アカウント目からは50%オフ)で、

 

・PHPをFastCGIで動作させている

 

以外に、

 

・SSHが標準で使える (月額5,000円程度のサービスなら、他社でもある)
・専用SSL証明書が設置可能(Joe’s SSL市場で購入すればインストールが無料)

 

などのメリットがあります。いずれもセキュリティへの配慮から採用された仕様となっていて、高速セキュリティ、高速大容量セキュリティ、超高速セキュリティというコースの「セキュリティ」もここから来ています。

[1] クラウド全盛でもなくならない「レンタルサーバー」という選択肢

仮想サーバーが仮想(ローカル)ネットワークで結ばれ、外部のネットワークと仮想ルータで結ばれている。

 

仮想サーバーや仮想ネットワークなどの、いわゆるインフラ系のクラウドの利用が増えています。Joe’sでいえば、プライベートクラウド、VPS(Virtual Private Server/仮想専用サーバー)などのサービスがそれに該当します。それらの仮想サービスを使った場合、データセンターでラックを借りるのと論理的に等価になります(仮想データセンター)。サーバーを購入せずに、スペックを指定し、CPUやメモリといったリソースを複数の仮想サーバーに割り当て、それらで仮想ネットワークを構成して、インターネットとの境界に仮想ルーターをおきます。

 
 

Joe'sのコンパネcPanelは、ファンが多い。仮想専用サーバーJoe'sの素では、cPanelの他、Pleskも選べる。

 

現在これらのクラウドサービスを利用しているユーザーは、従来は、

・インターネットからアクセス可能なサーバーを保有していた

・データセンターを契約していた

・レンタルサーバーを契約していた

のいずれかであったと思われます。

このうち、レンタルサーバーを利用していて、クラウドへの移行を検討したが、やはりレンタルサーバーに落ち着いたという方が、実際には多いということです(Joe’sの営業の話)。

 
 

仮想専用サーバーJoe'sの素を発案した営業責任者の緒方。「仮想サーバーの技術を駆使して、Joe'sの素をもっと多くの方に」と抱負を語っている

 

共用サーバーや、Joe’sでいえば 専用サーバーJoe’sの素 のようないわゆるフルマネージドのサービスは、サーバー管理をレンタルサーバー業者が代行するので、ユーザーはそのようなスキルをもった人員を雇用することなく業務に専念出来ます。Joe’sでは以前から、「Joe’sの技術者は、あなたの従業員です」というコンセプトでご利用頂いています。

 

特に、Joe’sの素の契約者の半数以上の方は、以前はJoe’sの共用サーバーをお使いで、サイト数が増えたり、ネットワークの負荷が大きくなったことを契機に移転していただいた方々です。専用サーバーといってもフルマネージドですから、共用サーバーと同じくらいの気軽さ(共にcPanelで管理する)で、サーバーの管理よりサイトの管理に集中出来ます。他社では、フルマネージドといってもOSのアップデートしかせずに、それ以外のサーバー管理をしないフルマネージド専用サーバーというのもありますが、Joe’sの場合完全にサーバー管理を代行し、24時間体制で監視、障害復旧を行います。

 

平日は朝8時から夜10時まで、土日祝日も、契約者からの連絡をまつJoe'sの技術者

 

昨年の12月にリリースした仮想専用サーバー Joe’sの素も、そうしたコンセプトのもとでサービスを提供しています。通常の専用サーバーとは異なり仮想化技術を使っていますので、1契約者で物理サーバーを専有できるわけではありませんがパフォーマンスはかなり高く、月額25,200円のプラン2Vでは、専用サーバープラン12(月額31,500円)よりも、パフォーマンス単体では上の性能を発揮します。また、月額12,600円のプラン1Vは、これまで、費用の面で、共用サーバーから専用サーバーに移転できなかった方々におすすめです。サポートの内容はどちらも同じレベルですので、こちらの方がコストパフォーマンスがもっと高いかもしれません。

 

Joe'sの技術者はあなたの従業員です、管理者不要です。

 

仮想専用サーバーは、仮想化技術を利用してインフラコストが下がっている分、安価で提供していますが、品質は今までの専用サーバーに劣るものではありません。何かあれば、平日の8:00~22:00、土日祝日の9:00~18:00につきましては、上級技術者から電話で直接サポートを受けることができます。また、東京と大阪では、対面でのコンサルティングも行っています。

 

Joe’sの技術者は、あなたの従業員です。サーバー管理はJoe’sに任せて、サイト管理に集中していただければと思います。