イベント

[3]恒例の夏の名古屋オープンソースカンファレンスが大盛況

OSC名古屋のブース会場の様子

 

今年も、名古屋のオープンソースカンファレンス(OSC)に協賛として参加しました(2011年から4年連続)。例年通り、名古屋駅から地下道を歩いて5分ほどのところにある名古屋国際センターで、7月4日(金)~5日(土)に開催されました。

 

ブースは、今回は、NetCommonsのユーザ会であるコモンズネットとconcrete5のコミュニティの間においていただきました。オープンソースは、本で読むだけではなく、実際に使ってみないとどういうものかわからないかもしれません。

 
 

今回はブースがconcrete5のコミュニティの隣だった。名古屋近辺ではconcrete5のユーザが多いそうだ

Joe’sでは、NetCommonsconcrete5EC-CUBEMoodleといったオープンソースをインストールしたサーバーを1年間無償で提供しています。また、勉強会などのイベントに会場を提供しています。両隣のブースで興味を持たれた方に、そうした無償サーバーや勉強会について紹介させていただきました(今年の名古屋OSCは、昨年より多くの方にご来場いただいているように思われました)。

 

初日は、Joe’s新人の奥村が、OpenStackに関するプレゼンを行いました。最新版であるIcehouseや、そのネットワーク機能であるNeutronに関する内容でした。

 

Joe'sの新人奥村。大観衆の前でも台本なしで、心で思ったことを素直に話すタイプ

 

Joe’sではCloudStackをサービスとして提供していますが、OpenStackに関してもフォローしています。OpenStackは、サーバーやネットワークに関するコンポーネントの集合体であって、対応するAPIを操作することになります。ただ、CloudStackとちがって、すぐに使えるようにはなっておらず、個々のコンポーネントについての正しい理解が必要になります。また、リージョンをまたいでLANを構成するなど、実際のサービス提供で利用するような技術は、公開された情報が少なく、パッチをあてながら、ソースを読みながら前にするんで行く必要があります。奥村自身、技術のサポート業務を行いながら、技術責任者の池原の下で、OpenStackの研究開発を行っています。

 

7月4日の夜にOSCの会場と同じビルの中で行われたCloudStackユーザ会。Joe'sの池原がLinux Containerについて発表した

セミナーは、今回は土曜日ではなく金曜日(7月4日)に行いました。金曜はセッションが同時には一つしかなく、またCloudStackやインフラ系クラウドの話題が多かったためか、かなり多くの方にお越しいただきました。

 

初日の夜には、同じ名古屋国際センターで、CloudStackユーザー会が開催されました。今回は、名古屋で初めての開催ということでしたが、30名以上の方が参加されました。特に、富士通関西中部ネットテック株式会社の方々をはじめ、地元の方と東京から訪れたユーザ会のコアのメンバーが中心となって、盛り上がりました。懇親会も20名以上の方が参加されました。

 
 

Joe’sでは、次回は京都のOSC(8月1日(金)~2日(土))でブースを設けますので、是非お立ち寄り下さい。

 

名古屋OSCの会場で世話をされたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

[3]Perl入学式(大阪)がJoe’s@梅田をホームにして、はや2年

Joe’sでは、3年ほど前からオープンソースのセミナーや勉強会などのイベントに、東京・銀座と大阪・梅田のJoe’sビジネス・センターの大会議室を提供しています。最大でも24名、机をおくと18名程度しか収容できない狭い部屋ですが、ロケーションがよく、プロジェクター・スクリーンとインターネットが利用できるので、頻繁にご利用頂いています。
 

Perl入学式の公式サイト

最近では、梅田では、concrete5, NetCommons, Perl入学式のセミナーが毎月行われてきました。Perl入学式(http://www.perl-entrance.org/)というのは、聞きなれない方もいるかもしれませんが、Perlの非営利の勉強会です。現在では、大阪だけでなく東京や福岡でも開催されているということです。
 

cPanelから必要なモジュールをインストールでき、バージョンも更新できる。以前は、Perlモジュールをインストールする作業をJoe'sの技術者が手動でおこなっていた


 
現在では、PHPでCMSのスクリプトを書くことが多くなっていますが、以前はサイト開発では、Perlで書いたスクリプトをHTMLから呼んで使うことが多かったように思います。当時から、多くのPerlモジュールが開発されています。したがって、Perlは現在も広い用途で使われています。また、サーバー管理でスクリプトを書く場合、PerlはOSの機能と連携することが容易なので、非常に便利です(Joe’sの技術者もPerl入学式に参加しています)。
 
PerlはCに近く、汎用性があり、基礎から学べば、他の言語でもマニュアルを見ながらプログラムを組めるようになるといったことも利点としてあげられます。最近は、オブジェクト指向でプログラムが簡単に書けるようになっています。
 

以前に大阪でボランティアで講師をされていた福本さん、修士論文もPerlに関するもので、Perlに情熱を傾けた学生生活を送ったといっても過言ではない

Joe’sとPerl入学式の繋がりは、Joe’sビジネス・センター梅田で行われていたconcrete5の勉強会に参加していた若林信敬さん(現在もPerl入学式の中心メンバー)が、Perl入学式の会場として使わせてほしい、というように依頼されたことがきっかけでした。そして2012年4月15日に初めて、Joe’sビジネスセンター梅田でPerl入学式が開催されました。
 
参加しているJoe’sの技術者(増本)も、「Webアプリケーションフレームワークを使って初心者でも最終的に簡単なWebアプリを作れるようになれる」というような感想を述べています。
 
これまで、熱心なサポーターの方々が、この勉強会盛り上げていきました。2012年は、当時関西学院大学の大学院生であった福本貴之氏(現在は東京のIT企業に勤務)が講師をつとめていました。福本さんは、理解しにくい箇所を前もって想定してクリアになるようにつとめるなど、プレゼンの術がたけていました。修士論文もPerlに関するものであったということです。
 

Perl入学式の会場の風景(Joe'sビジネスセンター梅田)。実際は、もっとアットホームで、質疑応答が多い

Joe’sではこれまで、Joe’sオープンソース推進プロジェクトの一環で、コミュニティの活動に会場を提供してきましたが、最近は若干の変化がありました。ひとつは、同業(レンタルサーバー)他社も、イベントの会場提供やOSSのイベントのスポンサーシップで積極的になってきたということです。これは嬉しいニュースです。Joe’sがそのような動きの引き金になったのかもしれません。
 
もうひとつは、コミュニティが成長して、銀座や梅田のJoe’sビジネス・センターではイベントの参加者が収まりきらなるケースが出てきていることです。concrete5 (関西)などがそうです。書籍の出版後人気が急上昇し、参加者が会場におさまらずキャンセル待ちが増えたため、今年の5月からは会場を移しています。これも、嬉しいニュースです。
 
今後も銀座・梅田で、OSSのコミュニティの活動に対して、会場を提供していきたいと思っています。6月のPHP関西、7月のOSC名古屋、8月のOSC京都などでもブースを設けていますので、お気軽に声をかけて下さい。

[4]Joe’sが、PHPカンファレンス関西2014のスポンサー企業に

 

PHPカンファレンス関西のロゴ


Joe’sでは、EC-CUBE標準サーバー、 Netcommons標準サーバー、 LMS標準サーバ(Moodle)、 concrete5標準サーバーといったCMS標準サーバーの入門プラン(インストール済サーバーが1年間無償)の提供、小規模なセミナーや勉強会に東京・銀座、大阪・梅田の会場を無償で提供、大規模なイベントにスポンサーになるなど、オープンソース(OSS)のコミュニティを支援してきました。
 

データを消失事件に見舞われたこのレンタルサーバー(堺筋本町)も、PHPカンファレンス関西2014に協賛企業として参画する


実は、こうしたCMSのほとんどはPHPというプログラミング言語で動作しています。最近のCMSは進化していて、PHPの知識がなくても、デザインのスキルがあれば、サイトが構築できるようになっています。ただ、仕事として独立してやっていくためには、HTMLやCSSだけでは不安が残ります。PHPでスクリプトが組めなくても、ある程度読めれば、CMS内部のカズタマイズもできます。場合によっては、独自のCMSを構築することもできます。
 
 

concrete 5の場合、PHPを知らなくても美しいサイトができるが、PHPの知識がないと、独り立ちするには不安だ


今回、2014年6月28日(土)に大阪産創館(堺筋本町)で開催される、「PHPカンファレンス関西2014」(http://conference.kphpug.jp/2014/)に、カンファレンススポンサーとして参画させていただくことになりました。

Joe'sでもOSSのセミナーに、会場を提供している (NetCommons関西)


 
堺筋本町といえば、大手レンタルサーバーの2社の本社があり、それぞれ今回のスポンサーになっています。Joe’sも同じ大阪に本社をもつIT企業で、特にサービスでPHPをご利用のお客様が多いことから、今回のお話になりました。地元関西といえば、関西オープンフォーラム(KOF)(https://k-of.jp/2014/)にも毎年協賛させて頂いています。

PHPカンファレンス関西と関西オープンフォーラム(KOF)の両方で、ボランティアをされている方が多いということ


 
当日はセミナーなどで講演はしませんが、ブースにいますので、講演の間の休憩時間や懇親会で、ご質問やご相談を承りたいと考えています。また、今回のPHPカンファレンス関西に限らず、OSSのスポンサーシップについてご相談があれば承ります。今後とも、OSSの活動を支援していきたいと考えています。

[1]OSCの記念すべき100回目の開催、空前の盛り上がりをみせる

第1回OSC開催の案内(2004年9月)

オープンソースカンファレンス(OSC)は、Joe’sでは、2011年7月の京都で協賛として参加して、今回で16回目(東京6回、京都3回、名古屋3回、北海道1回、広島1回、クラウド2回)になります。ただ、OSC自体は2004年9月の第1回から数えて、今回で100回目の開催になるということです
 

100回の開催の間に、スタッフのTシャツも変化していった。


協賛と言っても、それほど大きな金額の協賛金を出しているわけではなく、OSSを利用してビジネスをしている以上、その収益の一部を還元することはむしろ当然の責務と考えています。逆に、OSC代表の宮原徹氏をはじめ、事務局のスタッフの皆さんにおかれましては、プログラムを作成したり、前日や当日の朝早くから来て、会場の設営をしたりで、肉体的・精神的にスタミナが消耗してくる部分があると思われます。Joe’sでは、日頃から感謝していますが、今回あらためて、100回目の開催をお祝い申し上げる次第です。
 
さて、今回の春のOSC東京は、例年より若干早く、2月28日から2日間の日程で行われました。昨年の秋(1300人)と比べて、かなり多くの方が参加されていると思われましたが、やはり1900人ものご参加を頂いていたとのことでした。

Joe'sのOSS標準サーバーシリーズ


 
Joe’sでは、緒方がJoe’sのOSSへの取組みについてビジネスライトニングトークで、新人の奥村がOpenStackのHavanaについてセミナーで発表を行いました。また、ブースでは、最近リリースしたconcrete5を含めた4種のOSS標準サーバー(EC-CUBE, NetCommons, ムードル)についての説明をしました。concrete5標準サーバーの詳細は、今月号の別のトピックスで詳細をお話します。
 

運営責任者の宮原徹氏、ブースをまわるツアーで。

今回は、Joe’sでも、非常に多くの方がブースにお見えになり、興味をもって質問していただきました。また、OSS標準サーバー(concrete5, EC-CUBE, NetCommons, ムードル)だけでなく、KVMのVPSやマネージドつきの専用サーバーに関しても、多くの質問をいただきました。また、他のCMSのコミュニティで、Joe’sのOSS標準サーバーのサービスをしてほしいというご要望もいただきました。
 

Joe'sの期待の新人、奥村


奥村は、2013年3月に学校を卒業し、2013年12月から入社したばかりの技術者ですが、コミュニケーションやハードウェアなど多方面のスキルがあります。どこの会社でも、プレゼンのスライドをまともに作成できる人は、新人では少ないように思われます(字が多かったり、結論がぼけているとか)。今回のスライドも、上司がほとんど手を入れていません。Joe’sでも奥村を期待しています。サポートなどで、接する機会があれば、可愛がってやってください。
 

明星大学のOSCは、懇親会はいつもこの会場で行う


 
OSCは、日常の業務もあるので、どうしても東京、京都、名古屋での参加に限られてしまいますが、ユーザの方が質問に来られたりしますので、今後も積極的に参加していきたと考えています。

[2]プロ野球のキャンプに入り混じって、Moodleが沖縄でトレーニング

横浜ベイスターズのキャンプ。ブランコ選手がゲージに。


2月19日(水)から21日(金)にかけて、沖縄国際大学で開催されたMoodle Moot 2014に、賛助会員として参加しました。2012年の三重大学、2013年の東京家政大学に引き続きの参加で、いずれもこの時期に開催されています。
 
Moodleは、本ニューズレターでも何度か取り上げています。また、LMS(learning management system)標準サーバー(https://lms.ac)というサービスを提供していることもあって、ご存知の方も多いかと思います。一言で言えば、教育用のオープンソース(OSS)のCMS (Content Management System)です。

阪神タイガースのキャンプ、多くのファンが詰めかけていた。


 
Moodleを使うと、大学の講義で、先生が教材を配布したり、課題を集めたり採点したり、成績をつけたりを、インターネットを利用して管理できます。学生から「欠席した分のプリントください」とか、「私は全部のレポートを提出していますか」と聞かれることはありません。また、講義でなくてもコースの形式の教材にもなります。そして、学生がインターネットを利用して自分のペースで学習できます。

Joe'sのブース


 
Moodleの創始者で代表者でもある、Martin Dougiamas氏は、オーストラリアの人ですが、学校まで遠かったので(ヘリコプターの救急車もあるくらいの広い国土のある国ですから)、自宅にいながら学習できる手段はないかと考えたそうです。類似のシステムは商用でもありますが、ライセンス代がかなり高価(年額500万円以上と言われています)で、Dougiamas氏は、OSSで無料でLMSが何とか提供できないかを考え、Moodleという彼の分身を育ててきました。
 

Joe'sのセミナー(池原)


今回は、宜野湾市にある沖縄国際大学でMoodle Mootが行われました。近くで、プロ野球の横浜ベイスターズのキャンプが行われていました。ケージにいたブランコ選手が柵越えを連発していました。阪神タイガーズも宜野座という30キロくらい離れたところでキャンプをしていて、特に関西からファンが大勢駆けつけていました(リトル大阪というの感じでした)。Moodle Mootがこの時期に開催されるのは、春休みということもありますが、新学期を前にMoodleのスキルをあげたい、ノウハウを交換しあってレベルを高めたい、という意味があると思います。開幕前の準備と言えるのかもしれません。
 
ただ、沖縄で開催されたこともあってか、参加者が若干少なかったように思えます。OSC(オープンソースカンファレンス)でも沖縄開催は、100から150ですから、参加者が増えなくてもやむをえなかったかもしれません。大阪以外では、沖縄行のLLCの便が少なく、また入学試験の関係で、遠隔地に宿泊することが難しかったかもしれません。
 

懇親会では、沖縄舞踊が披露された


Joe’sでは、EC-CUBEは新年会、NetCommonsは夏のユーザカンファレンスに参加されることをおすすめしていますが、Moodleでは、スキルを高めたい方、ビジネスのチャンスを伺いたい方に、このMootに参加されることを、おすすめしています。今回は、MOOC(Massive open online course)といって、Stanford大学のKoller先生らが運営しているのCourseraのような、全米で大学の共通のコースをインターネットで提供する動きについて、土屋俊先生(学位授与機構)、堀真寿美先生(帝塚山大学)がキーノート講演を行いました。今回も、原島会長を中心に綿密に準備がすすめられ、エキサイティングな企画が提供されていました。懇親会では、沖縄の音楽と舞踊が披露されました。
  

会場を提供していただいた沖縄国際大学大城保学長と、日本ムードル協会会長の原島先生


Moodleは、会社の研修でも有効です。研修のたびに会議室に全員が集まるのでは、効率が良くないと思われます。理解力の異なるスタッフ(学生)がそれぞれのペースで学習をすすめ、研修の責任者(先生)が、提出された課題をチェックしてコメントを返すという形であれば、効果が高まると思われます。
 
 

オーストラリアのパースにあるMoodleの本部には、Joe'sの鈴木禎子社長も訪れたことがある(2011年12月)。


Joe’sで提供しているLMS標準サーバーのアカウントをもてば、Moodleがすぐに利用できます。コースが幾つもあっても、1アカウントもてば、特に入門プランでは1年間無料です(その後継続するとしても年額で18,000円(税抜)です)。無料のアカウントでMoodleのアカウントを取得して、4月の入社式(開幕)を迎えてみてはいかがでしょうか。思いの他簡単です。

[5]「ツナガルプラットフォーム」へ:EC-CUBEパートナー新年会@銀座

ロックオン EC-CUBEユニット長の金氏の挨拶


2008年1月にEC-CUBEのホスティングパートナーになってまる6年、Joe’sでは、EC-CUBE標準サーバーで1年間無償のサービスを提供するなど、コミュニティの発展に協力しています。
 

1月24日(金)に、恒例のEC-CUBEパートナー新年会が開催され、鈴木禎子代表と営業本部長の緒方が出席しました。今年は、例年会場となっている銀座 SKAALと目と鼻の先にある、ベノアというパーティホールで開催されました。
 

会場は多くの人の熱気で溢れかえった


2013年は、EC-CUBEの多言語版がリリースされ、今まで国内で主戦場であったEC-CUBEが、海外市場へと打って出る記念の年となりました。多言語版のリリースにより、ユーザー(店舗主)は、使い慣れたEC-CUBEのインターフェイス、機能を使って、海外の顧客へと商品を販売することができる様になります。OSSであるEC-CUBEにとっては、全世界のユーザー、開発者からフィードバックを得て、さらなる発展ができるなど、様々なメリットがあります。
 

2014年のEC-CUBEは、「ツナガルプラットフォーム」をキーワードに、パートナーや製作会社、ショップ、顧客など、EC-CUBEに関わる人達を「繋げる」ことでビジネスを盛り上げていくプラットフォームとして展開していくことが、ロックオン EC-CUBEユニット長の金氏から発表されました。EC-CUBEの公式ブログの開設による情報発信や事例の共有等、様々な施策を行い、ツナガルプラットフォームを実現していくとのことでした。
 

前EC-CUBE責任者のロックオン梶原氏と鈴木禎子代表


また、EC-CUBEの古いバージョンに対して、EoD(End of Development:開発終了)、EoS(End of Sale:提供終了)のスケジュールを明確に設定し、ユーザーが適切にサポートされたバージョンを使いやすくなる様にしていくことや、昨今のクラッキング被害や情報流出被害等に鑑み、セキュリティワーキンググループによるセキュリティ標準の策定を進めていくことも発表されていました。
 

この新年会は、EC-CUBEの主要なプレイヤーがほぼ揃いますが、今回は116名と過去最多の参加人数だったそうです。単なる名刺交換会というより、EC-CUBEを中心とした様々なビジネスの話が具体的に進むきっかけ作りにもなる場かもしれません。参加している方は事業部や営業の方が多いので、技術的に詳しくなくても、EC-CUBEの業務に携わっていれば、このイベントに参加する意味はあります(Joe’sでもスタッフがほぼ毎年参加しています)
 

ロックオン村上氏による締めの挨拶


EC-CUBE標準サーバーでは、超高速セキュリティコース(月額3,000円)というSSDを搭載した共用サーバーの提供も行っています。SSL証明書を格安に販売していることもあって(Joe’s SSL市場)、共用サーバーではEC-CUBEのサイトが占める割合が高くなってきています。この6年間、EC-CUBEのホスティングパートナーとしてコミュニティを応援して来ましたが、7年目に入った2014年も、EC-CUBEを盛り上げて行きたいと考えています。

[2]関西オープンフォーラムの懇親会で純米大吟醸「獺祭」が登場

大阪市営地下鉄のコスモスクエアから乗り換えて、ニュートラムでKOFの 会場へ


11月8日(金)、9日(土)に、大阪南港のアジアトレードセンター(ATC)で、恒例の関西オープンフォーラム(KOF)が開催されました。KOFは、中野秀男氏(現大阪市立大学名誉教授)のよびかけで2002年からはじまったイベントで、当時は景気状況がよくなく、大阪にあった大企業の多くが本社を東京に移転するなど、大阪で開催されていたイベントがなくなっていった時代であったということです(実行委員 安田豊氏)。
現在開催されているオープンソースカンファレンス(OSC)も、その第1回のKOFを協賛したびぎねっと(代表: 宮原徹氏)がその精神を引き継いで、オープンソース(OSS)のイベントを全国に広めていったということです。その意味でKOFは、大阪発のOSSイベントの元祖と言っても過言ではありません。Joe’sでも、Joe’sオープンソース推進プロジェクトといって、日頃からOSSのイベントを支援していて、2011年11月から今回まで3回連続で協賛企業として参加しています。

実行委員長の中野先生とJoe's代表の鈴木禎子


 
 
関西オープンフォーラム、ニュートラムに乗れないくらいの盛況ぶり (2012年11月)
 
「悲しい色やね」の大阪南港で、第10回 関西オープンフォーラム (2011年11月)
 
 
 

Joe's 池原による、「CloudStack 4.2でLinux Containerを動かす」の発表


最近は、Joe’sのブースはNetCommons (NC)の隣になることが多いようです。Joe’sは、ユーザ会であるコモンズネットで賛助会員になっていて、NCがすぐに動作する、NetCommonsReady Goldの認証を受けています。また、Netcommons標準サーバーというサービスの中でNCがプレインストールされたサーバーを1年間無償で提供しています。隣のブースでNCの説明を受けた方に「OSSは、使ってみるのが一番」ということをお伝えして、無償サーバーを利用することをおすすめしています。また、今回もKVMのVPSのアカウントを1年間無償で提供していて、多数のお申し込みをいただきました。セミナーでは、Joe’sの池原がOSC東京に引き続き、CloudStack 4.2のLinuxContainer(LXC)が動作する機能に関して、発表しました。
 

ブースの様子。今回も無料VPSで、多くの方がブースに訪れた


KOFには、ブース出展、セミナー(ユーザ企画)の他に、発表者の横からスタッフが補足の質問や(厳しくない)ツッコミを入れるというなにわ流のショー形式の発表(ステージ企画)があります。今年は間に合いませんでしたが、Joe’sでは、将来ステージ企画などにも、チャレンジする計画を立てています。
 
KOFの懇親会は、今年は同じATCの中でも、KOFの会場と同じエリアの中の6階で行われました。ビールをサーバーごと提供する協賛企業の方も毎年いらっしゃいますが、それ以外に日本酒やワインなどがテーブルの上に用意されていました。中野先生が前日購入された、純米大吟醸の獺祭(だっさい)が目立っていました(1本がすぐになくなりました)。

今年の懇親会は、中野先生が純米大吟醸「獺祭」を準備されていた


2014年のKOFは、11月7日(金)、8日(土)にATCで開催されるということです。黄緑のTシャツを着て会場を走り回られたKOFのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

ユーザ企画(セミナー)やブース以外に、ステージ企画と言って、発表者の 横でKOFスタッフが(打合わせなしで)ツッコミを入れるという、なにわ流のプレ ゼンがある。発表は、Wordbenchの森川琢磨さん

[2]OSC東京:CloudStack 4.2がリリース。LXC機能は動作不可

今回も賑わったJoe'sのブース


オープンソースカンファレンス(OSC) 2013 Tokyo/Fallが、10月19日(日)・20日(月)に、東京の明星大学で開催されました。Joe’sでは、東京、京都、名古屋などの開催で協賛企業として参加しています。
 
今回も、ブース、ビジネスライトニングトーク、セミナーで発表を行いました。ブースでは、前回のOSC京都同様、スタンプラリーに参加しました。OSCに参加して、指定されたすべてのブースでスタンプを押してもらうと、プレゼントをもらえるようになっています。

展示会場(明星大学 205室)


今回は、Joe’sのブースで、スタンプを押していただきました。
ブースでの目玉は、何と言っても、CloudStackで動作するKVMのVPSの1年間無償のプレゼントで、今回も多数お申込みいただきました。
 
セミナーに関しては、10月6日に新しくリリースされた、CloudStack 4.2のLXC(Linux Container)機能に関して、
池原が発表しました。

明星大学の学食で行われた懇親会


 
LXCは、物理サーバーの上で複数台の仮想サーバーを動作させる、いわゆる仮想化の技術の一つです。ハイパーバイザーによって、仮想サーバーをいったんエミュレートするのではなく、共通のカーネルにあるグループ(仮想サーバに相当し、コンテナとよばれる)に属するプロセスで構成されます。各プロセスが別のコンテナの領域をアクセスしないような仕組みになっています。OpenVZなどもこの範疇に属しますが、LXCはKVMと同様、Linuxカーネルの一部に組み込まれていて、今後ユーザ数の増加が見込まれています。Joe’sでもLXCのVPSを世界に先駆けて発表し、現在も多くの方にご利用いただいています。

Joe's 池原のセミナー


 
CloudStackは、KVMやXenなどのハイパーバイザーの仮想サーバーを発行して管理するソフトウェアです。同様の機能がコンテナのLXCについても付与されるということがロードマップにも掲載されていて、Joe’sでも今年の5月頃から注目してきました。今年8月のCloudStackユーザ会 in 大阪でも同様のテーマで、池原が発表しています。

ハイパーバイザー型の仮想化


 
 
今回は、結論からいいますと、時間をかけて検証しましたが、10月19日(金)の発表までに動作確認が間に合いませんでした。Joe’sの池原の話では、「バージョン4.2のバグなのか作り込みが甘いのか、前提条件の不足から追証が必要」ということでした。基本的に、libvirtという仮想化管理システムのAPIを、CloudStackのインターフェイスから呼び出すだけですので、特に難しい問題を含んでいるわけではないと考えられる、ということです。

コンテナ型の仮想化


 
CloudStackをサービスの基盤として使用する以上、社内でソースコードレベルで把握(細部は難しいとしても、モジュール単位での動作を把握)し、使う側ではなく、開発する側に立つ必要があると考えています。LXCを商用サービスとして提供している数少ない企業と言えるJoe’sが、率先して最先端の情報を正しく把握し、開発者の立場として情報発信していく必要があると反省しています。

CloudStack


 
次回、11月8日(金)、9日(土)の関西オープンフォーラム(KOF)で同様の発表をすることになっています。さらに情報を収集してのぞみたいと考えています。

[1]ニッポンクラウドワーキンググループ

ニッポンクラウドワーキンググループのロゴ


Joe’sは、2012年6月から、「ニッポンクラウドワーキンググループ(NCWG)」というグループの協賛をつとめています。NCWGは、クラウド上でのアプリケーションの評価、連携のための技術的、ビジネス的な交流を行うことを目的としています。現会長の小堀吉伸(北斗システムジャパン)氏の呼びかけで2011年11月に発足し、パッケージ開発業者、システムインテグレータが主な構成メンバーになっています。

東京・四谷の株式会社IDCフロンティア東京本社

Joe’sでは、9月12日(木)に、第17回の全体会合を主催させていただきました。全体会合の会場は、通常は自社の会議室で行うことが多いのですが、50名以上が参加者されるので、Joe’sビジネス・センター銀座ではまかないきれず、11年間データセンターのサービスを利用している株式会社IDCフロンティア(東京・四谷)の会議室をお借りしました。

小堀会長から、テーマ「クラウドビジネスの潮目」の説明


会合は、17:00に小堀会長の挨拶で始まりました。今回は「クラウドビジネスの潮目」というテーマでした。メンバーの中から、株式会社北斗システムジャパン、株式会社エスプリ、ターボシステムズ株式会社株式会社トランスウェアの4社からお話をしていただきました。その後、部会からの報告の後、Joe’sから緒方を含む2名でサービスの説明をさせていただきました。

Joe's 緒方の講演

 
引続き、Joe’sの専用サーバー「Joe’sの素」をご利用いただいているメンバーの方から、事例としてご紹介いただきました。また、その後の懇親会(19:30-21:00)には、30名ほどの方が参加されました。お手伝いいただいた皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。

懇親会

[4]NetCommonsユーザカンファレンス:今年も大盛況。キャラクタ名も決定

国立情報学研究所の新井先生の基調講演

 

2013年8月21日(水)に国立情報学研究所(NII)で開かれた、NetCommonsユーザカンファレンスに出展してきました。Joe’sのサーバーは、NetCommons Ready Goldといって、NetCommons (NC)がすぐに利用できる環境をもっているレンタルサーバーに認定されています。このユーザカンファレンスは、NCコミュニティが一堂に会するイベントで、毎年夏休みに開催されています。NCは、全国の学校と地方公共団体で普及が進んでいて、このイベントはIT業者はもちろんですが、毎年、全国の教員・公務員の方が数多く出席されています。

 

国内唯一のNC専門のホスティングサービス、NetCommons標準サーバー

朝10:00から、NCの開発の代表者であるNIIの新井紀子先生の講演が大会議室(一橋講堂)で始まり、午後からはブース展示とセミナーが中会議室と特設会場で行われました。

 

中会議室の入り口付近にはったJoe'sのブース

今年はブースを、NIIの中会議室の出入口に近い位置におかせていただきました。Joe’sのNetCommons標準サーバーをご利用いただいているユーザーの方にお立ち寄りいただき、感想や質問をいただきました。Joe’sで提供している、NetCommons標準サーバーは、国内唯一のNC専門のホスティングサービスで、1年間無料の入門プランと、独自ドメインで年額18,900円の標準プランがあります。セミナーでは、Joe’sからは高橋宏和が、NetCommonsなどのオープンソースを推進する取り組みに関して講演しました。

 

Joe's 高橋宏和のセミナー「NetCommonsなどのオープンソースを推進する取り組み」

今年のユーザカンファレンスでは、会場内(中会議室の一角)でオムライスが販売されていて、長蛇の列ができていました。

 

NCは、すでにバージョン3.Xに関しての開発スケジュールが発表されていて(現在はバージョン2.X)、そのキャラクタのデザインもできています。6月の総会の際に、そのキャラクタの名前を投票などを経て決定し、今回のユーザカンファレンスで発表するということになっていました(ニューズレター6月号)。開発者会議という質疑応答の時間(1時間半程度)の後、新井先生から3系のキャラクタ名は「ミカエル」に決定したというアナウンスがありました。夕方から、同じ中会議室で、情報交換会(懇親会)があり、参加者同士さらに親睦を深めました。

中会議室で一杯500円で販売されていたオムライス。煮込んだソースを、上からかける。

 

Joe’sでは、ユーザカンファレンスに3年連続で参加しています。新井先生やユーザ会であるコモンズネットの努力もあって、特に学校関係(教育委員会などの都道府県単位)で普及がすすんだ、ということが言えます。その結果、開発案件が増え、コモンズネットに所属する開発業者が収益を伸ばしているということです。NCは、オープンソースでありながら、国がイニシアティブをとっているので、経費を抑えながらしかも安心感があるのかもしれません。

 

NCのバージョン3系の新キャラクタは「ミカエル」

 
 
 

2014年のユーザカンファレンスは8月5日に開催されるということです。NetCommonsユーザカンファレンスの開催のために何日も前から準備されてきたコモンズネットの皆様、お疲れ様でした。

情報交換会で出されたスイカにNetCommonと彫刻(新井先生の秘書の小林さんが3時間かけて作成された)

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