[4]SSL証明書のお買い求め・管理が簡単になります

[4]SSL証明書のお買い求め・管理が簡単になります

本ニューズレターでも2014年6月号でご紹介した、Joe’sの新しい受注システムについて、SSL証明書を新たにサポートさせて頂くこととなりました。SSL証明書は、プランによっては注文の際に入力する項目も多く、ユーザーの皆さんにとっては手間な部分がありました。また、通常は有効期間が1年、場合によっては数年間に及ぶこともあり、更新忘れで失効しないように管理が必要など、システム管理者の方の負荷にもなっていたと思われます。その様な手間、苦労を少しでも軽減させていただくことも重視し、新しいシステムの開発に取り組んでいます。新しいシステムでSSLの注文がどの様に変わるのかご紹介します。

 

Joe’sでは、今から約5年前に、それまで使用していたSSL証明書受注システムを現行のシステムに更新しました。それまで、シンプルなCGIを用いて処理していたところを、DBと連動し、入力内容の検証やCSRの自動作成などにも対応したシステムに改良されたことで、多くのユーザー様にご評価をいただいてきました。

WHMCSのサイト

 

しかし、ITの世界において5年という歳月は長く、デザイン面でやや古いものになっていたり、昨今の受注システム(フォーム)が備えている便利な機能が欠けていたり、システムそのものを運用するサーバー環境も1~2世代ほど前のものになってしまっていました。そこで、既報の通り、WHMCSというシステムへの移行を決定し、既存の各サービス毎の受注システムをWHMCSに集約する作業を続けてきました。

 

まだ全てのサービスを集約するには少し時間が必要ですが、先行して対応していたVPSサービスに続き、SSL証明書販売サービス(Joe’s SSL市場)も、WHMCSにて稼働させていただくことになりました。

 

新しいシステムになることでどのように変わるのか、3点ほどご紹介したいと思います。

 

1. 申し込みプランに応じたフォームの最適化

 

現行のフォームでは、開発にあたって、受注担当者から仕様について様々なリクエストが有りました。その中で、「申し込み内容が後から変更になる」というケースが多いというものがありました。

 

WHMCSでのSSL注文用フォーム。現行のフォームをベースにプラン毎に最適化している。

SSL証明書では、一般の方ではなかなか聞く機会のない様々な用語や手続きなどが存在し、よく分からないまま申し込んでしまった、というケースや、申し込んだけどやっぱりこのプランに変えたい、というリクエストが多く発生していました。

 

このような場合、通常は再度申し込んでいただくことになるのですが、ユーザー様にとっては面倒な作業でもあり、当社としても、発注意欲がそがれて失注するような事態にもなるため、このような事態になっても再度申し込みをせずに対応するため、「お申し込み時に全てのプランで通用する情報を収集する」という方針にし、実際、プラン変更によって不足する情報などが発生することがなくなったため、ユーザー様の手間も減り、現場の業務も効率的になりました。

 

しかし、この方式にはデメリットもあり、ドメイン認証などの、本来必要情報の少ないプランであっても多くの情報を入力して頂く必要があるため、プランによっては入力の負荷が高いということが難点でした。現行のフォームに移行して数年が経過し、当初問題になっていた「申し込みの間違い・変更」というケースも少なくなってきたことも鑑み、プラン毎にフォームを最適化することにしました。

 

これにより、プランによっては従来のフォームよりも70%近く入力項目が減少し、ユーザー様の手間を少なくできたと思われます。

 

2. タイムリーな更新案内

 

Joe’sでは、8ブランドものSSL証明書を取り扱っており、ユーザー様に安価にお届け出来るよう、証明書の仕入れ先も複数に分散しています。そのため、仕入れ先によって社内の業務フローも複数存在し、社内で管理する情報にも、不完全な部分が生じてしまっていました。中でも、「証明書の有効期限」については、プランによっては発注日から数週間ずれるものもあり、社内で正確に管理するのが難しい面もあったため、一部プランでは、仕入れ先から更新日が到来したことを連絡するメールが到着してから、ユーザー様へ更新案内をさせていただく、というようなフローになっていました。

ユーザー用のポータル画面。契約情報、請求、問い合わせ等が一元管理できる。

 

WHMCSでは、ホスティングサービスの運用に最適化されており、有効期限が来たら更新案内を送る、という機能を標準で持っています。残念ながら、一部の仕様は当社が希望するほどのレベルにはなかったため、追加機能の開発を予定していますが、WHMCSにはAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)という、外部のプログラムがWHMCSの機能を利用するための仕組みが準備されているため、ゼロから開発するよりも楽に改良できるようになっています。

 

今後は当社が有効期限を正確に管理し、現行よりもさらに前もって、段階的に更新案内をお送りすることで、ユーザー様も計画的に更新に備えることができ、当社としてもより多くのユーザー様の支持をいただけるものと考えています。

 

3. 契約状況を参照できる管理画面の提供

 

Joe’sでは複数のサービスをご提供していますが、これまでは、複数のサービスをご契約いただいていてもそれぞれの情報は独立しており、ユーザー様に一元的に契約状況を管理していただくツールはご提供できていませんでした。ホスティングサービスなどは契約期間も長く、長年更新してご利用いただくもののため、その間に担当者が代わったりした場合情報が引き継がれず、ユーザー様が弊社とどのような契約を行っているか、ということが不明になり、お問い合わせを頂くこともありました。

契約中のサービスの一覧。有効期限も表示されている。

 

WHMCSでは、ユーザー様毎にポータル画面が存在しており、自社の契約状況を簡単に確認することができます。有効期限なども一覧で確認ができるため、当社にお問い合わせ頂くことなく、確認・管理していただくことが可能になっています。SSL証明書販売サービス等では、購入済のSSL証明書はポータルサイト内で再ダウンロードすることも可能ですので、手元のコピーをなくしてしまった、という場合も安心してご利用いただけます。

 

現在はVPSサービスと新たに追加されるSSL証明書販売サービスのみとなりますが、近い将来全サービスを一元して管理できるようになることで、より一層ご利用しやすくなるものと考えています。

 

Joe’sでは全サービスをWHMCSでの管理に移行することを予定しており、VPSサービス、そして今回のSSL証明書販売サービスでの導入に引き続き、他のサービスも近日中に移行を予定しています。

 

Joe’sでは、今後もユーザー様へのより良いサービスのご提供に努めてまいります。