[3]ビックデータをMoodleで学ぶ

[3]ビックデータをMoodleで学ぶ

Moodleの聖地、オーストラリアのパースにある本部。有名な卓球台。

 

MoodleというオープンソースのLMS(Learning Management System)に関しては、本ニュースレターでもよく取り上げています。先生がプリントを配布したり、課題を回収したり、学生が成績を閲覧するのに、従来の講義では、手渡しでやっていました。しかし、MoodleをはじめとするLMSでは、先生が教材や課題ををインターネット経由で設定し、学生も同じサイトにアクセスします(先生と学生では、アクセスできる領域が違っています)。Joe’sでも、日本ムードル協会の賛助会員として普及につとめ、入門プランといって、Moodleがインストールされた(1年間)無償のサーバーを提供しています。

 

Moodleムートに行くと、外国人の参加者が多い。それだけ大学の外国語教育で導入が進んでいるということだ。

 

今月23日(金)でもご好評をいただいた、Joe’sのビックデータ講座でも、今後Moodleを導入することになりました。講座では、データ解析の演習を行っています。前回やってみて、参加者の前提知識が異なっていると、学習の進捗に差ができて、すすめていくことが難しいことがありました。

 

そこで、今回、試験的に、R言語の超初心者用の教材を作成いておき、時間があれば、それをやってきていただくということになりました。セミナー当日のデータ解析は、R言語を使って行います。

 

超初心者向けでも、オブジェクト指向で考えた方がR言語はわかりやすい

 

R言語は、
1. 基本概念
2. ベクトル
3. 行列配列リスト
4. 関数とプログラミング
5. データフレーム
6. グラフィックス
の6単元からなります。

Adobe Presentorは、パワポのAdd-Inとして提供される

 

http://www.slideshare.net/teiko_suzuki/
に資料があります。実際には、こうしたスライドだけではなく、音声を入れていて、画面の動画キャプチャも入れています。

 

この教材は、受講生用のものですから、上記以外は、お見せできませんが、AdobeのPresentorというLMS教材作成専用のツールを用いています(IllustratorやPhotoshopと比べると、知られていないかもしれません)。

 

昨年のMoodleムートは、沖縄で開催された。今年は京都で開催される

パブリッシュといって、教材完成時にScormというLMS教材の専用のフォーマットに変換されます。Moodleだけではなく、有償無償のLMSで共通に使える教材を作成している業者もあります。

 

従来から、語学の教材は、このScorm形式でよく作成されていましたし、Moodleのユーザの70~80%は外国語の教員であるとされています。今回、Rというプログラミング言語(といってもJavaやCと比べると難しくない)の場合、語学と同様に教材にしやすいのではないか、という結論になりました。というのも、数学だと、数式での入力は難しいですが、R言語はすべて短いテキストなので、提出がしやすくなっています。

 

2月には、大阪でも開催される。

そして、スライドご覧になっていただくとわかりますが、文法の基本的なことだけに焦点をあてました。多くの言語では、オブジェクト指向という概念がありますが、今回は9個のクラス(numeric, logical, character, NULL, matrix,array, list, factor, dataframe)しか使わない、エッセンスだけの講座になっています。

 

そして、各単元にその説明の理解度をはかるための演習問題がついていて、それを教師が採点して(オンラインで)返却することになっています。講座は、教材に関することであれば、質問に回答し、オンラインのやり取りでわからない場合は、当日に担当講師に聞けるようにになっています。

 

この講座に関しては、仮説検定だけ、時系列だけとかでも6回の講座を順次作成していく予定で、2月20日~22日に京都産業大学で開催されるMoodleムートでも発表することになっています。

 

次回のセミナーは、2月14日(土)大阪梅田のJoe’sビジネスセンター、2月15日(日)東京銀座のJoe’sビジネスセンターで行います。当日は、機械学習や先端の技術というよりは、オーソドックスな問題を行います。

 

いずれも、自分でインターネットからデータをとってきます。だから得られた結果に感動します。よろしければ、ぜひご参加ください。