[1]CloudStackユーザー会 in 大阪:バージョン4.1の深堀りに苦戦

[1]CloudStackユーザー会 in 大阪:バージョン4.1の深堀りに苦戦

引っ越しのCMにも登場する大阪市中央公会堂

 

2013年8月2日(金)に大阪市中央公会堂で、CloudStack(CS)ユーザー会が開催されました。会場の中央公会堂は、引っ越しのCMにも出てくる赤レンガの建物で、重要文化財にも指定されています。写真にもあるように、夜にライトアップされるとまた別の顔を見せてくれます。

 

CloudStackユーザー会の輿水会長

CSユーザー会の大阪での開催は、今回が4回目になります。東京から主要メンバーの方が参加していただき、話題を提供していただきました。大阪支部からの依頼があって、Joe’sのスタッフが会場の設営および会議の進行役を担当させていただきました。

David Nallay氏(右から2番目)と中島氏(中央)とJoe'sの3名

 

最初に、輿水会長から、6月に米国サンタクララで開催された国際イベントCloudStack Collaboration Conference 2013の参加報告をしていただきました。それ以外の発表は、最近リリースされたCSバージョン4.1についての、より詳細な検証結果(深堀り)に関する報告がメインでした。5月に大阪で開催されたOSCクラウドを訪れたDavid Nallay氏(米国Citrix社)も、「4.1および続く4.2で、飛躍的な機能増強なされるはずだ」ということを示唆していました。

バージョン4.1のVMスナップの深堀りを担当していた中谷氏

 

ところが、フタを開けてみると、例えば、VMスナップショットなど、4.1に搭載される予定だった機能の多くが4.2以降に見送りとなっていました(中谷氏の講演)。Apache版はOSSであるので、完全な商用と違って、やむを得ない面があるかもしれません。

バージョン4.2のLXC機能を夢見たJoe's 池原

 

Joe’s池原の講演は、バージョン4.2のLXCの機能についてでした。LXCを国内外で唯一商用サービスとして提供しているJoe’sでは、LXC (Linux Container)が、KVMやXenと同等にハイパーバイザーとして動作するということ(4.2)に関して期待していましたが、リリース前でドキュメントがなく、手探りで調査したが、及ばなかったという報告にとどまりました。バージョン4.2でのLXCのリリースは難しいのではないか、という話でした。
https://cwiki.apache.org/CLOUDSTACK/lxc-support-in-cloudstack.html

Scalrのデモで場内をわかせたJoe's 増本

 

Joe’s増本の講演では、前回のOSCクラウド大阪の際に一部発表したScalrからCloudstackのAPIをたたくという内容で、スケールアウトなどのデモを見せました。2012年の暮れに秋葉原で開かれたIDCFの梶川氏のハンズオンのイベントの資料を参考にしています。

大阪・淀屋橋で懇親会

 
 
 
 
 
 
 
 
 

[スライド]
輿水氏: http://www.slideshare.net/samemoon/20130802-cloud-stackss
北瀬氏: http://www.slideshare.net/kkitase/cloudstackcephvalidation
中谷氏: http://www.slideshare.net/SatoruNakaya/cloudstackusersgroup13nakaya20130802
大削氏: http://www.slideshare.net/star76/2013080213cloudstackcloudstack41
北条氏: http://www.slideshare.net/hirokihojo/cloud-stack20130802
池原: http://www.slideshare.net/joeswebhosting/cloudstack-in
増本: http://www.slideshare.net/joeswebhosting/cloudstack-in-25072650

 

今回も濃い内容の発表が続きましたが、参加者数という面では、前回の45を下回る36にとどまりました。イベントの開催などで、関西を中心としたクラウドのコミュニティを大きくしていく必要があるということを痛感させられました。イベント終了後、淀屋橋の居酒屋で懇親会をしました。皆様お疲れ様でした。