[2] CloudStackのAPI経由でScalrを使ってみませんか

[2] CloudStackのAPI経由でScalrを使ってみませんか

OSCクラウド東京(2012年12月)に引き続き、5月25日にOSCクラウド大阪が開催される

 

2013年5月25日(土)に大阪・堺筋本町で開かれるオープンソースカンファレンス2013 .Cloud@Osakaで、Joe’sではCloudStackについてのセミナーを行います。基本的な使い方、API経由でCloudStackにアクセスする方法、特にScalrからアクセスする方法についての話になります。これらの機能は、Joe’sのKVMのVPSおよびプライベートクラウドから利用できます。

 

CloudStackに関しては、本ニューズレターでも何度か取り上げて来ました。

 

joes-vps.com

 

Joe’sのKVMのVPSおよびプライベートクラウドでは、APIを経由して、CloudStackの機能を外部から操作することが可能です。たとえば、GUIで使用できる機能の多くはAPI経由で操作可能です。また、APIを使用することにより、CloudStackによるクラウド環境を、別の管理システムと統合することが可能です。RightScaleやScalrはすでにCloudStackのAPIに対応しています。

 

CloudStack API は、CloudStack Managementサーバの8080番ポートで受け付けられ、処理されます。(http://download.cloud.com/releases/3.0.3/api_3.0.3/TOC_Root_Admin.html)。
ユーザ権限によって、GlobalAdmin API(管理者用)、DomainAdmin API(ドメイン管理者用)、UserAPI(一般ユーザ用)の3種類のAPIが用意されています。

 

CloudStack 4.0

CloudStack APIを8080番ポートから使用するには、API鍵の生成と、署名パラメータの指定を行う必要があります。署名作成方法の詳細はCloudStackのドキュメントに記されていますが、おおまかな流れとしては以下のようになります。

 

1. コマンドパラメータをURLエンコード
2. コマンドパラメータの要素をソート
3. エンコードされた文字列を全て小文字へ置換
4. 上記文字列と管理サーバで作成された秘密鍵に使用してsha1で署名
5. signature文字列をURLエンコード

 

Scalrの本社 (SanFrancisco)

この署名作成方法の一連の処理は、bashなどのスクリプトで書いて自動化するのが普通です。APIの応答結果はデフォルトではXML形式の応答ですが、response=jsonのパラメータを追加すれば、JSON形式での応答も可能です。

 

最近ハイブリットクラウドの管理ツールとして注目を集めているScalrからも、CloudStackをAPI経由で管理できます( http://wiki.scalr.com/display/docs/CloudStack

 

また、APIを使わなくても、Joe’sのKVMのVPSでは、ロードバランサ、ファイアーウオール、VPN機能を使って、他社のVPSではできない(VPSというよりはクラウドに近い)ことができます。

 

ScalrにはAPIキーと秘密鍵を入力する必要がある

ドキュメントを読むのは敷居が高い、という方は、日本CloudStackユーザ会から出版されている「CloudStack徹底入門」をざっと目を読むことをおすすめします。

関西近辺にお住まいの方は、是非5月25日のオープンソースカンファレンス2013 .Cloud@Osakaにお越しください。Joe’sではセミナー以外に、ブースに技術のわかるスタッフがいますので、お気軽にお越しください。